2016/1/5 FX外国為替各社の予想レンジ
おはようございます。
昨日書いた中国の12月製造業PMIが弱かった為中国株下落、またイランとサウジの国交断絶による中東情勢の悪化からリスク回避の円買いとなり118円台にまで落ち込む事になりました。
やや持ち直しましたが、円安に急激に流れる展開は考え辛い状況です。
更に円高に流れる可能性も意識して取引したいところです。
MorningStar
118.00-120.00
予想レンジ:1ドル=118円00銭-120円00銭 5日の東京外国為替市場は、引き続き中国株の動きに注意したい。前日は中国経済指標を受けた中国株の下落やイランとサウジアラビアの国交断絶による世界的な株安を受けリスクオフとなり、一時1ドル=118円69銭まで下落したあと、119円台半ばまで買い戻された。 前日は新年早々から大荒れの展開となったが、きょうは目立った経済指標やイベントがなく引き続き中国株にらみとなりそうだ。上海総合株価指数の下落率が7%で収まったのはサーキットブレーカー発動による人為的なもの。中国株安が止まらなければリスク回避のドル売り・円買いが続く可能性は高い。 15年10月15日に直近安値118円06銭を付けており、ここが足元の下値支持線となる。直近、黒田日銀総裁は追加緩和に前向きな発言をしていることから下落局面では一定の押し目買いも入りそうではあるが、上値はしばらく重たいと見ておきたい。 ◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20160105-00243831-mosf-market
ロイター
118.70-119.90
[東京 5日 ロイター] -<7:48> きょうの予想レンジはドル118.70―119.90円、引き続き株価にらみ ドル/円は119.33円付近、ユーロ/ドルは1.0830ドル付近、ユーロ/円は129.26円付近。きょうの予想レンジはドル/円が118.70―119.90円、ユーロ/ドルが1.0780─1.0910ドル、ユーロ/円が128.70―130.00円。ドル/円は、株価動向が引き続き材料視されそうだ。前日はアジア時間に続き欧米時間にも株価が下落しており、きょうもリスク回避ムードが継続するかどうかが焦点になる。アジア時間は日経平均株価や上海総合指数の値動きが注目され「中国株がさらに崩れ、日経平均株価も下げ止まらないとなれば、ドル/円は再び118円台もありそうだ」(国内金融機関)という。一方、きょうあたりから国内勢が本格参入してくるとみられ、仲値公示にかけてはドル/円の下支えになるかもポイントになりそうだという。
http://jp.reuters.com/article/idjpl3n14o4jz20160104
SMBC信託銀行
118.80-119.80
アジア時間からのリスクオフの流れがグローバルに広がるなか、米国株も大幅下落。12月の米ISM製造業景況指数が48.2と、市場予想の49.0を下回ったことも市場心理を悪化させ、リスク回避のドル安・円高が進行した。「日米金融政策の格差による円安・ドル高トレンド」との予想に変わりはないものの、短期的にはテクニカル上もう一段の下落の可能性を示唆。昨年10月28日以降のサポートラインとなっていた120円ちょうど付近を割り込んだため、10月15日安値の118円06銭付近がターゲットとして視野に入る。仮に同水準も下回れば昨年8月24日安値の116円15銭まで明確なサポートがないため要注意。年明けの4日は休業だった企業も、本日から本格的に市場参入してくるため、流動性が回復すれば昨日のような株価やドル円の急落には徐々に歯止めがかかるとみている。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
118.60-119.80
昨日のドル/円は下落した。東京時間を120.31レベルでオープンしたドル/円は朝方に発表された中国12月製造業PMIが市場予想を下回る結果となると、中国経済減速懸念が高まり、中国を中心に株式市場が急落。為替市場ではリスク回避の円買いが進んだ。海外勢参入後は中東の地政学リスクの高まりも嫌気され、さらに円買いが加速。一時ドル/円は安値118.71を付けた。その後は米株が下げ止まると、ドル買いに転じる場面も見られたものの、終始方向感のない推移となり、結局119.46レベルでNYクローズとなった。 本日のドル/円は上値の重い展開を予想する。2015年を120.30付近で越年したドル/円であったが、昨日は中東諸国の関係緊迫化に加え、さえない経済指標を受けた中国経済減速懸念の再燃により、一時118円台後半まで下落。株価についてもアジア・欧米で軒並み下げる展開となった。今回、相場の混乱を招くきっかけとなったのが中国製造業PMIの低下であるが、昨日米国時間に発表された米12月ISM製造業景況指数も2ヶ月連続で拡大・縮小の境界である50を下回り、米国の製造業の低迷もまた深刻であることが浮き彫りとなった。その一方、6日(水)に発表される米12月非製造業景況指数は前回に続いて高水準で推移することが予想されており、低迷を続ける製造業を尻目に非製造業が米国経済をけん引するという、昨年と同様の展開を継続できるのかどうかに注目が集まっている。その他、今週は明日から週末にかけて米国の重要指標発表を控えているが、急速に拡大する世界経済減速懸念を払拭できるかどうかは注視しておきたい。本日のドル/円については明日以降に重要指標の発表を控え、リスク回避ムードが燻り、上値の重い展開を予想する。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160105.pdf
Shere