2016/1/20 FX外国為替各社の予想レンジ
おはようございます。
昨日も戻して来たという感じで勢いはなく、原油の下落に伴い再度円高に流れています。
やや中国を含めた相場も落ち着きを取り戻しつつあり、最近の下落続きの影響もあって、下にも上にも深追いし辛い状況と言えます。
今夜は米)消費者物価指数がありますし、日中は引き続き中国の動向に注視したいところです。
ロイター
117.10-118.30
[東京 20日 ロイター] -<07:40> きょうの予想はドル117.10―118.30円、株価と原油価格を注視 ドル/円は117.66円付近、ユーロ/ドルは1.0910ドル付近、ユーロ/円は128.34円付近。きょうの予想レンジはドル/円が117.10―118.30円、ユーロ/ドルが1.0850─1.0970ドル、ユーロ/円が127.70―128.90円。前日の東京時間には、117円前半で国内機関投資家や欧州系の機関投資家など長期資金によるドル買いが流入し、下値を支えた。
http://jp.reuters.com/article/idjpl3n1535vr
SMBC信託銀行
117.10-118.20
アジアやユーロ圏で株価が堅調に推移するなど、市場心理の改善を背景にドル円は117円台前半から118円台前半へ上伸する場面もみられた。だだ、原油安を受けて米国株が上昇幅を失うなか117円台前半へ押し戻された。市場予想によれば本日発表される昨年12月の米消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比0.8%と前月(同0.5%)を上回り、2014年12月以来の高い伸びになる見込み。仮に予想通りとなれば、米国における次回利上げのタイミングが早まることが意識され、ドルに押し上げ圧力がかかる可能性があろう。チャート上、ドル円は1月13日高値118円38銭付近が上値メドとみている。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
117.20-118.20
昨日のドル円は上に往って来いの展開となった。117.40レベルで東京オープン後、中国第4四半期GDPは概ね市場予想と一致したことからドル円の反応は限定的。日経平均が100円超の下落を見せるとドル円は一時117.23まで下落したが、その後中国株や原油先物の上昇、日経平均もプラス圏を回復したことでドル円は上昇に転じた。海外時間に入っても底堅い推移が続き、一時118.11まで回復したが、国際エネルギー機関(IEA)がイランに対する経済制裁解除等を背景に原油市場は供給過剰になる見通しを発表したことをから、原油価格が下落へ転じると、ドル円は117.31まで下落。終盤にかけてはやや買戻しが入り、117.64レベルでクローズしている。 年初の中国株式市場の混乱以降、当局の舵取りもあり、中国動向は比較的安定の方向へ向かいつつあるとの印象で、市場も次第に落ち着きを取り戻してきた。IMM通貨先物ポジションでは2012年10月以来の水準まで円の買い越しが進み、リスクリバーサルでもドル円下値ヘッジ目的の円コール買いが拡大(昨日はやや縮小)していたが、リスク回避が和らいでくればドル円は下げ止まっても良い水準に思える。昨日の中国GDPの発表を終え、短期的には年初からの金融市場の混乱を生んだ中国発の材料が出尽くしたと思われる一方、昨日のIEA月報を受けて原油価格は一段安となるなど、投資家心理は依然改善しにくい状況には変化はないと考えられる。ドル円については下げ止まりを見せつつも、地合いの弱い展開が継続しそうだ。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160120.pdf
Shere