2016/1/22 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
一昨日はひたすら下落、昨日はやや戻してきました。
117円台に回復してきたのですが原油価格の上昇による影響が大きく、今日も中国、原油相場の影響を考慮に入れた売り買いをした方が良さそうです。
やや回復傾向で円安に流れていますが、再度円高に流れる可能性もかなりあると思います。
ロイター
117.00-118.30
[東京 22日 ロイター] -<07:40> きょうの予想はドル117.00―118.30円、株価と原油価格の動向次第 ドル/円は117.82円付近、ユーロ/ドルは1.0869ドル付近、ユーロ/円は128.06円付近。きょうの予想レンジはドル/円が117.00―118.30円、ユーロ/ドルが1.0800─1.0930ドル、ユーロ/円が127.30―128.60円。前日の海外市場では、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が3月10日の理事会で追加緩和策を打ち出す可能性を示唆したことでユーロは売られたが、引けにかけて下落分を取り戻した。また、原油相場が回復し、資源国通貨が対ドルで上昇した。きょうは引き続き、日経平均、中国株など株価と原油価格を注視する流れとなりそうだ。ただ、今週はドル/円の上下変動が激しかったため、「118円台ではやれやれ売りが出て、上値が重くなりそうだ。一方、117円を下回って116円台では一定の買い需要も見込まれる」(外為アナリスト)という。
http://jp.reuters.com/article/idjpl3n1555t3
SMBC信託銀行
117.00-118.30
原油価格の反発に伴って米株価が上昇。リスクオフのムードが和らぐなかドル円も117円台後半まで持ち直した。ベネズエラのデルピノ石油相が21日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国、非加盟国双方に対し、2月に原油安への対応をするための緊急協議を呼びかけていると明かしたことなども材料視された。本日発表される、12月の米中古住宅販売件数は11月の前月比10.5%減から増加に転じることが見込まれているが、足元市場参加者の関心は原油相場に集中しており、経済指標によるドル円相場への影響は限定されよう。テクニカル上は先週の高値圏118円40銭付近を上抜けないと、明確に上昇トレンドに回帰したとは言い難い状況。来週の日銀金融政策決定会合に益々注目が集まるなか、イベントが近付くにつれて同水準を試す可能性は高いとみている。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
117.30-118.30
昨日のドル円は、117円台後半に小幅上昇する展開となった。年明け以降継続しているリスク資産売りの動きは昨日も止まらず、日経平均が朝から右肩下がり、また上海株も年初来安値を更新する重たいムードのなかで、117.23レベルで始まったドル円は仲値近辺までは117円台半ばで推移したものの、その後ズルズルと下落し116.64まで。海外時間では注目されていたECBの内容が、事前の予想の範囲内ながら、海外経済の鈍化、物価低迷を材料に3月での追加緩和を示唆と受け止められると株式、原油が反発、ドル円、クロス円も上昇し、高値117.81まで上昇した。その後NY17時は117.70近辺で推移している。ECBを挟んでのユーロの値動きは、今後の追加緩和示唆との内容から1.0776まで急落したものの、内容自体にサプライズはなく、その後はほぼ元の水準を回復している。 本日のドル円は方向感の出づらい展開を予想する。中国、原油相場を背景としたリスク資産売りの相場は未だ止まらず、何が出ればあく抜け感がでるのかが目下の注目点。来週には日米の政策決定会合が控えているが、昨日のECBの緩和示唆の内容はリスク資産にはポジティブに捉えられ、株式、原油は上昇した。年初から米国の利上げペースに係る見通しは、鈍化の方向に向かっており、来週のFOMC声明文がハト派の内容となれば、相場が落ちつく一助となろう。ただ目先の一番の波乱要因は日銀の追加緩和の動向。株式、ドル円が年初から大きく下落する動きを踏まえて、にわかに来週の追加緩和への期待が高まっている。ただ現在の値動きは外部の資産下落が主要因で、117円台の為替水準はカードが限られた日銀が動く水準ではないと考える。追加緩和は昨年安値115.85を割った水準に定着してからで、今回の日銀では期待を維持しながらもカードは温存をメインシナリオとして考える。本日は来週にイベントを控えた週末でポジション調整中心の動きとなろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160122.pdf
Shere