2016/1/26 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-01-26 10:44:03

2016/1/26 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

おはようございます。
値を戻してきていたものの原油安から再びリスク回避の流れになってます。
また明日には米)FOMC政策金利発表、明後日にはNZ)RBNZ政策金利発表、明々後日には日)BOJ政策金利発表と続きます。
FOMCでは利上げ関連の話題、BOJでは追加緩和が出るかどうかで流れが変わる可能性がありますが、特になければ上値の重い展開が続きそうです。

ロイター
117.70-118.90
[東京 26日 ロイター] -<07:50> きょうの予想レンジはドル117.70―118.90円、株価と原油価格を注視 ドル/円は118.34円付近、ユーロ/ドルは1.0849ドル付近、ユーロ/円は128.41円付近。きょうの予想レンジはドル/円が117.70―118.90円、ユーロ/ドルが1.0780─1.0900ドル、ユーロ/円が127.70―128.90円。前日の海外市場では、欧州時間から原油先物が下落し、株式市場も連れ安となったことから、いったんは後退していたリスク回避のセンチメントが広がり、ドルが下落する一方、リスク回避環境に強いユーロが買い進まれる展開となった。この日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を明日に控えて神経質な地合いとなる中、引き続き株価と原油価格の動向に左右される流れとなりそうだ。「FOMCでは、声明文がタカ派的になれば、早期利上げを想起させ、再び株価が崩れ、金融市場が不安定になる可能性がある」(外為アナリスト)という。ただ、今週の為替市場の最大の関心事はFOMCより日銀決定会合とされる。ECBのドラギ総裁は先週、3月の追加緩和を強く示唆し、市場はこれをポジティブに受け止めた。しかし、黒田日銀総裁は、これまで市場の意表をつく形で追加緩和を実施しており、市場予想を形成してから実際に動くECBとは異なるスタイルの政策運営となっている。今回も先行きの政策運営について「何らかのキーワードがないと、市場が疑心暗鬼に陥りそうだ」(同)との警戒感も出ている。

http://jp.reuters.com/article/idjpl3n1595kl

SMBC信託銀行
117.80-118.80
原油価格の反落に伴いリスクオフとなるなか、ドル円も上値の重い展開。1月のダラス連銀製造業活動指数がマイナス34.6と、市場予想のマイナス14.5を大幅に下回ったことなどもドルの重しとなった。本日は11月のケース・シラー住宅価格指数、1月のリッチモンド連銀製造業景況指数が発表される。ダラスに引き続きリッチモンドも製造業の景況感が市場予想を大きく下回れば、ドル円が一時118円ちょうどを下回る可能性もあるとみている。ただ、投機筋が依然として円買い越しに傾いていると考えられることに加え、明日以降米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合とイベントが控えていることを考慮すれば、本日ドル円が大幅に下落する可能性は低いとみている。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
118.10-118.90
 昨日のドル円は小幅に下落した。118.56レベルでオープンしたドル円は先週末マーケットセンチメントが改善した流れを引継ぎ、日経平均が17,000円台を回復して寄り付くと、ドル円は118.85まで上昇。しかし118円台後半では上値の重さが意識され、目新しい材料にも乏しくドル円は一段の上値追いとはならず118円台後半での推移となった。海外時間に入り、サウジ国営石油幹部が「長期の低価格も耐えられる」との発言が伝わり、加えて、「イラクの原油産出量が過去最高を更新した」と発表されたことで原油先物が下落。あわせて株式市場も軟調な推移となりリスク回避ムードが強まる中、ドル円は118.18まで下落した。一旦、日銀の追加緩和観測が高まりドル円が118円台半ばまで反発するも、終盤にかけて原油価格が下げ足を早める中、ドル円は再び水準を切り下げ118.29レベルで取引を終えている。 本日のドル円は118円台でのやや上値の重い展開を予想する。ECBの次回(3月)会合での追加緩和観測を示唆し、また米利上げ観測の後退を主要因として、先週末、原油並びに株式市場は大きく反発したが、昨日は原油の供給過多・需要減を関する報道から原油価格が1バレル30ドルを下回る水準まで下落。市場のセンチメントが悪化する中、株式市場も先週金曜日に上昇分をそのまま吐き出した。しかし、株や原油が調整を行う一方で、昨日のドル円は118円台半ばでの推移に終始した。今週に控える日米の金融政策決定への期待(日本については追加緩和期待、米国については利上げペース鈍化を示唆するような内容)が根強いことが伺える。本日についてはリスク性資産の軟調な地合いが上値を押さえる要因となろうが、各国中銀の金融政策動向へ市場の注目が集まる中、ドル円が大きく下落する展開も想定しづらい。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160126.pdf