2016/2/5 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-02-05 13:21:27

2016/2/5 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
あっという間にマイナス金利導入前の水準に戻って来ましたね。
今日は米雇用統計の発表がありますが、先日話したように指標がイマイチな状態なので要注意です。
前回+29.2万人に対して+19.0万人と予想も弱くなっています。
ただ、私としては流石に急激に下げ過ぎな感じがあるので、下げ止まりと共に一時的に戻す展開を予想しています。

ロイター
116.10-117.60
[東京 5日 ロイター] -<7:50> ドル116.10─117.60円の見通し、米雇用統計を前に様子見ムードも ドル/円は116.89円付近、ユーロ/ドルは1.1200ドル付近、ユーロ/円は130.90円付近。きょうの予想レンジはドル/円が116.10─117.60円、ユーロ/ドルが1.1130─1.1260ドル、ユーロ/円が130.30─131.60円とみられている。ドル/円は、株価をにらみながら116円後半を軸にもみ合う展開が想定されている。「ドルは売られ過ぎとの見方もあり、押し目買いが支えになるかが重要」(国内金融機関)との声が出ていた。商業決済の集中しやすい五・十日にあたり、仲値公示までは底堅い可能性もある。午後にかけては、海外時間の米雇用統計の発表を前に、様子見ムードが出やすいと見られている。このほかの経済指標としては、豪小売売上高、米貿易収支などの発表が予定されている。前日の海外時間では、新規失業保険申請件数や米製造業新規受注といった米経済指標がさえず、米連邦準備理事会(FRB)の今年の利上げについて懐疑的な見方が広がった。ドル安主導の展開となり、1月21日以来となる116.52円に一時下落した。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N15J6GS

SMBC信託銀行
116.00-117.50
発表された米経済指標は、①1月のチャレンジャー人員削減数が前年比41.6%増と昨年12月(同27.6%減)を上回った、②週間新規失業保険申請件数が28万5000件と前週(27万7000件)から増加した、③昨年12月の製造業受注指数が前月比2.9%減と前月(同0.7%減)からマイナス幅が拡大した、などさえない内容。これらを受けてドル安が続き、ドル円は118円台前半から116円台後半へ下落した。本日発表される1月の米雇用統計では失業率が4.9%と2008年2月以来の水準に低下するほか、非農業部門雇用者数が前月比22万5000人増と労働市場改善の目安(同20万人増)を上回るなど雇用の底堅さが示されると当行は予想*1。良好な内容が並べば、ここ最近の米追加利上げ観測の後退に伴うドル安に歯止めがかかる可能性も。*1 「モーニング経済メモ」, 2016.02.01 , Citi Research

みずほ銀行
115.80-118.00
 昨日のドル円は下落した。118.17レベルでオープンしたドル円は日経平均の軟調推移となると117円半ばまで下落するも、東京・ロンドン時間を通して週末の雇用統計を控えてトレンド感は出ず、レンジ推移となった。NY時間に入ると、予想比悪化していた新規失業保険申請件数を受けて米金利が低下する動きにドル円は117円を割込んだ。原油相場が堅調に推移すると下支えされる場面もあったが、その後発表された耐久財受注が失望的な内容となると、一段とドル売りに傾いた。終盤にかけては米10年債利回りが1.85%まで低下すると116.53まで下落し、116.77でクローズした。 黒田総裁曰く「中銀の歴史で最も強力な枠組み」であるマイナス金利付きQQEは発表後の円安・株高効果を3日と経たずに失うこととなった。資源価格の崩落や米利上げ観測後退が金融市場のテーマとなる中、日銀追加緩和はマーケットの主役にはなることができなかったと見ていいだろう。一昨日、ドル円急落の要因となったのはISM非製造業景況指数。急激なドル高により、米製造業が逆風を受けていることはfedも認めているところで、ISM製造業景況指数は既に4ヵ月連続で節目となる50を割り込むこととなっている。これに加えて、非製造業でも減速感が見られたことが悲観された。また、昨日は設備投資の先行指標が市場予想を下回り、米利上げ観測後退を通してドル円は一段と下値を追っている。本日は雇用統計の発表日。非農業部門雇用者数変化の前月発表分は文句なしの結果で、3か月平均で見ても28.3万人増となっている。これを受けて、今晩の予想値は19.0万人と発射台こそ低めに設定されていが、米再利上げに対する市場参加者の信頼度が下がってきているここもとの局面ではダウンサイドも注意したいところ。120円半ばを挟んだレンジに戻るか、先月のように115円台を探りに行くか、ここが正念場では。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160205.pdf