2016/2/10 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-02-10 11:52:17

2016/2/10 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
更に円高へと流れる展開になっています。
一旦値を戻すかに見えたのですが、株安等の影響もあり円高への流れが止まりません。
ただ流石に今月頭から6円以上円高に流れているので、昨日も書いたように調整がそろそろ入ってもおかしくないと思います。
また明日は建国記念の日なので日本市場はお休みです。FX市場はそのままなのでその影響で若干下げ止まる可能性は高くなっていると思います。

ロイター
114.40-115.70
[東京 10日 ロイター] -<07:35> ドル114.40─115.70円の見通し、落ち着きどころを探る展開 ドル/円は115.14円付近、ユーロ/ドルは1.1288ドル付近、ユーロ/円は129.95円付近。きょうの予想レンジはドル/円が114.40―115.70円、ユーロ/ドルが1.1220─1.1350ドル、ユーロ/円が129.30―130.60円とみられている。予想外の大幅円高となった昨日の取引を受け、この日のドル/円は「落ち着きどころを探る展開となりそうだ。(短期筋は)イエレン議長の証言を控え、明日は東京が休場ということもあり、大きくポジションを傾けにくい」(外為アナリスト)とみられている。前日の外為市場では、欧州金融セクターに対する不安を背景に、リスク回避のセンチメントが広がり、株安、原油安が進行する一方で、円やスイスフランなどの逃避先通貨が買い進まれた。ドル/円は、あっさり115円を割り込んで、一時114.21円と2014年11月以来の水準まで急落した。欧州時間には、日銀によるレートチェックのうわさも広がり、ドルがいったん小幅に買い戻される場面もあったが、ニューヨーク時間には再び114.33円まで下落した。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N15O3OX

SMBC信託銀行
114.30-116.00
日経平均株価が前日比900円を超える大幅安となるなど市場心理が悪化するなかドル円は115円台後半から114円台前半へ急落した。その後、欧州時間は一時115円台半ばへ下げ幅を縮小したが、株価下落が重しとなり114円台前半へ押し戻される展開。ただ、NY市場終盤にかけては米国株が底堅く推移したことから115円台前半へ持ち直した。本日はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が下院金融サービス委員会で半期に一度の議会証言を行う。足元の金融市場の混乱を踏まえて金融引き締めに慎重な見方が示されれば、株価が上昇するなど市場心理が改善し、ドル円を支えよう。ただ、早期利上げ観測の後退に伴い米国債利回りの上昇幅が限定されるなか、ドルは上値の戻りが鈍い展開となる可能性も。チャート上、ドル円は2月9日高値115円85銭付近が上値メド。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
114.00-115.80
 昨日のドル円は下落。115.65レベルでオープンしたドル円は、前日の欧米株の軟調さを引き継いだ日経平均株価が前日終値比300円超安で寄り付き後もじりじりと下げると、114円台後半まで下落。その後一旦115円台を回復するが、株が更に下げ幅を拡大する展開にドル円は更に下押しされ、114.21レベルまで値を下げた。日経平均株価が16,000円台割れ手前で下げ渋って以降はポジションの巻き戻しが入り、115円台半ばまで反発。しかし米金利の低下や、IEA月報で「原油価格の急反発は見込み薄」と報じられ原油価格が下落するのを受けてドル円は再び114円台前半へ。その後は米金利や米株がやや回復し115円ちょうどを挟んでもみ合うと、115.16レベルでNYクローズを迎えている。 昨日は前日の欧米株安を受けて本邦でも大幅な株安となり、ドル円は一時2014年11月以来の114円台を付けた。年初からは対ドルで円やユーロが上昇、一方AUDやNZD等の資源国通貨が下落しており、中国経済減速懸念や原油安を受けた典型的なリスクオフ相場となっている。これに対して導入された日銀のマイナス金利政策により円の長期金利は昨日マイナス圏まで低下。しかし円安・株高効果が2日で打ち消された事は更に投資家のリスク回避心理を後押ししているとも考えられ、ドル円についても上値の重い展開が続くと想定している。本日はイエレンFRB議長の会見に注目。フィッシャー副議長は1月「年4回の利上げが妥当、市場の想定は低すぎる」と発言していたが、先日の会見では金融市場の混乱に対する警戒感を露わにした。イエレン議長からもある程度ハト派な発言が出ると想定されているものの、ニュアンスの強さによっては米利上げ期待の更なる後退、並びに米経済の軟調さを市場に意識付ける結果となり、リスクオフムードが強まることを警戒しておきたい。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160210.pdf