2016/2/15 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
何度かそろそろ反発するかもという話をしていましたが、やはり戻してきましたね。
今日発表された10-12月期の実質GDPは年率マイナス1.4%とかなり悪化してきています。
発表後円高に流れたようですがすぐ戻しています。
先週末の流れの影響、また流石に落とし過ぎていた為調整も入っていると思います。
ただ現状円安側にも急激には流れにくいかなと思います。今後の方向性は把握しておきたいところですね。
ロイター
112.60-114.10
[東京 15日 ロイター] -<07:36> ドル112.60─114.10円の見通し、中国市場や指標を警戒 ドル/円は113.38円付近、ユーロ/ドルは1.1242ドル付近、ユーロ/円は127.40円付近。きょうの予想レンジはドル/円が112.60―114.10円、ユーロ/ドルが1.1180─1.1310ドル、ユーロ/円が126.70―128.20円とみられている。きょうは春節明けの中国市場が取引を再開することや、1月分の中国貿易統計の発表が予定され、市場の関心が集中している。この日は五・十日にあたることから、仲値公示付近までは実需のドル買いが予想され、下値が保たれるとみられる。週末(12日)の海外市場では、ダウ平均株価が300ドル超反発し、米原油先物も反発、米長期金利も急上昇して、ドルは113.54円まで買い戻された。ただ、こうした動きは前週広がった過度なリスクオフの「自律反発にすぎない」(外為アナリスト)との指摘も出ている。きょうは「中国が戻ってリスクオフが再燃する可能性もあることや、市場ではまだドルを大きく買う雰囲気はないことで、115円を超えるには力不足だろう」(同)という。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N15T0NR
SMBC信託銀行
112.80-114.30
ドル円は9営業日ぶりに反発。欧州市場序盤には111円台後半まで軟化する場面もみられたが、1月の米コア小売売上高(自動車、ガソリン、建材を除く)が前月比0.6%増と2015年5月以来の高い伸びとなるなど、個人消費の強さを裏付けた。こうしたなか、米債利回りと株価が上昇し、ドル円は113円台後半へ反発。今朝の市場でも上値を追う展開となっている。なお、NY連銀のダドリー総裁は12日の講演で、「米国経済にはかなりの勢いがある」、「マイナス金利の可能性を議論することは時期尚早」との見解を示しており、金融緩和を堅持している日銀と欧州中央銀行(ECB)との金融政策の方向性の違いが改めて意識された。本日、米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場、一方春節明けの中国市場の動向や日銀による円売り介入への警戒感から、引き続き振幅する展開となろう。ドル円の当面の上値メドは1月29日以降の下げ幅(10円71銭)38.2%戻し115円08銭辺りか。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
112.60-114.20
先週末のドル/円は112.50レベルで東京時間オープン。午前中は前営業日比続落して寄り付いた日経平均株価が2014年10月以来となる1万5000円割れとなると、ドル/円も東京時間安値である111.88まで下落。その後、黒田日銀総裁が首相官邸入りしたことが伝わり113.02まで上昇するも、会談内容は定期的な意見交換であることが判明すると再度下落に転じ、一時安値111.60を付けた。然しながら、海外時間に入ると欧州株が反発する動きに112円台後半まで値を戻した。NY時間朝方に発表された米国経済指標は強弱入り混じる結果となりドル/円への影響は限定的となるも、OPEC加盟国が協調減産を行う可能性があることが報じられると、原油価格が上昇。株価の堅調な動きも相俟ってドル/円もじりじりと値を上げ、一時高値113.54を付けた。終盤にかけては113円台前半での値動きが続き、結局113.27レベルでNY17時を迎えている。 先週のドル/円相場は急激な円高が進み、11日に安値110.99を付け、1月29日の年初来高値121.70との値幅が10円71銭となり、早くも昨年1年間の値幅である10円1銭を上回った。米国経済の先行き不透明感等、様々な要因が考えられようが、先週末は欧州金融機関の信用不安の後退や米1月小売売上高の良好な結果、更にはUAE要人によるOPECの協調減産の可能性を示唆する報道を受けた原油価格の急反発から、欧米株は上昇に転じており、ひとまず世界的なリスク回避的な流れは一服しつつあるように見受けられる。本日のドル/円については、先週行き過ぎとも取れる急激なドル高が進んだこともあり、今月26、27日にG20の開催も控える中慎重な流れが強まるものと見ている。ただ、本日は本邦10-12月期GDPの発表が予定されており、春節を明けた中国市場では取引が再開される。本邦10-12月期GDPは前期比悪化することが予想されているものの、その下げ幅が想定以上となり、更には年初来の下げ幅が20%を超えている中国株が軟調推移を続けるとなれば、先週末の欧米市場での上昇効果を打ち消す可能性があることも想定しておきたい。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160215.pdf
Shere