2016/2/17 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
FX市場の方でもやや落ち着いた感が出て来ましたね。
どちらに流れても抑え込まれている感じです。
原油関連の情報は要チェック、また方向性を知る上でも今夜のアメリカFOMC議事録公表も注視したいところです。
ロイター
113.40─114.90
［東京 １７日 ロイター］ -＜７：５４＞ ドル113.40─114.90円の見通し、方向感出にくく株価にらみ ドル／円は１１４．１９円付近、ユーロ／ドルは１．１１４０ドル付近、ユーロ／円は１２７．２６円付近。きょうの予想レンジはドル／円が１１３．４０─１１４．９０円、ユーロ／ドルが１．１０８０─１．１２１０ドル、ユーロ／円が１２６．４０─１２７．９０円とみられている。アジア時間のドル／円は、株価をにらみながら１１４円前半を軸にもみ合うとみられている。目先では方向感が出にくく、前日海外時間の上値と下値が意識されそうだという。「ショートカバー的に戻しても１１４円半ばで押さえられそうだ。下方向も１１３円半ばがサポートになる」（国内金融機関）との声が出ていた。経済指標としては、日本で機械受注、米国で住宅関連指標や鉱工業生産、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨の発表が予定されている。前日の海外時間には、原油価格が弱含んで推移した一方、連休明けの米株価は上昇しており「材料は強弱が入り混じった」（同）という。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N15V634
SMBC信託銀行
113.50-114.80
ドル円は3営業日ぶりに反落。2月のニューヨーク連銀製造業景気指数はマイナス16.64と7カ月連続でマイナスとなり、製造業のマインドが依然として悪化していることが示された。また、サウジアラビアやロシアなど4カ国が原油生産の水準を凍結することで合意したが、他の産油国の合意が条件となるほか、イランは増産の意向を示していることから市場の協調減産への期待が薄れた。こうしたなか、投資家のリスク回避姿勢が再び強まり円買いが優勢となると、ドル円は114円台後半から113円台後半へ下落した。市場予想によれば、米国で今晩発表される1月の経済指標は、①住宅着工件数が前月比2.0％増、②鉱工業生産は同0.4％増、といずれも前月からプラスに転じて景気回復を裏付ける内容となる見通し。ドル円は引き続き、主要株価や原油相場の動向に左右されようが、底堅さを試す展開になるとみている。上値メドは昨日高値114円87銭辺り。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
113.50-115.20
昨日のドル円は下落した。東京時間を114.37付近でオープンしたドル円は、序盤に日経平均が前日の大幅高の反動売りに押され、一時200円超の下げを見せたことで、やや軟化したものの、後場には日経平均の上げ幅が300円を超える場面があるなど底堅い動きにドル円も連れ高となり、一時114.87まで上昇。しかし、海外時間に入り後、注目されていたサウジ・ロシアなど主要産油4カ国の協議において、原油増産凍結で暫定合意も、イランなども交えた包括合意実現の不透明感から、その実効性への懐疑的な見方が強まったことで原油価格は下落、ドル円は114円を割り込み113円台半ばまで下落した。その後は113円台後半を中心とした値動きとなり、NY17時時点では114.10付近で推移している。 今週に入り市場全体に落ち着きを見せつつあったことから、ドル円は底堅い動きとなっていたが、昨日の原油相場の下落を受け失速した格好となった。産油量を1月水準で凍結するとしたサウジの他、カタール、ロシア、ベネズエラの4カ国合意の実施は他の産油国の賛同が条件となるが、経済制裁が解除されたばかりのイランが産油量を制裁時の低水準に止める公算は小さいと考えられることや、たとえ合意に至ったとしても既に高水準にある生産量の据え置きでは効果は限定的と思われる。今後、産油国の協調プロセスの進展には期待しつつも、短期的な原油相場の回復は期待薄だろう。引続き株価や原油価格にらみの展開が続きそうだが、ドル円のリスクリバーサル25%デルタ(1ヵ月物)の円コールオーバーの傾きは先週のドル円急落前の水準にまで縮小、市場のセンチメントとして短期的には円高への警戒感が和らいでいることを示唆しており、ドル円は比較的底堅い動きを維持しそうで、目先は心理的に節目とも見られる115円を上抜けられるかがポイントとなろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160217.pdf
Shere