2016/2/22 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-02-22 10:44:20

2016/2/22 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

おはようございます。
先週末は再び円高に、戻しで入っていたのも消えたようですね。
アメリカのCPIが予想を大幅に上回ったものの勢いはあっさり消えて円高の流れが強いです。
特にユーロ側が弱いのでユーロ/円が円高に流れて相対的に米ドル/円も円高に流れている印象もあります。
今朝からやや値を戻していますが、今日はあまり重要な指標もなく、株と原油に左右される流れになるのかと思います。

ロイター
112.00-113.30
[東京 22日 ロイター] -<07:45> ドル112.00─113.30円の見通し、株価と原油価格にらみ ドル/円は112.59円付近、ユーロ/ドルは1.1118ドル付近、ユーロ/円は125.22円付近。きょうの予想レンジはドル/円が112.00―113.30円、ユーロ/ドルが1.1050─1.1180ドル、ユーロ/円が124.60―125.90円とみられている。この日は前週末に引き続き、株価と原油価格にらみの展開となりそうだ。19日の米国時間の取引では、1月の米消費者物価指数(CPI)で食品とエネルギーを除くコアCPIが市場予想を上回る約4年半ぶりの大幅な伸びとなったことで、いったん、ドル高/ユーロ安、ドル高/円安が進んだ。しかし、ドル高の勢いは間もなく失速。ドルは112.30円まで下落した。クロス円での円買いも進み、ユーロ/円は125.02円と2年8カ月ぶりの安値を付けた。きょうは「112円前半では国内勢の買いが期待されるが、前週末の戻りも113.20円付近で失速している」(外為アナリスト)とされ、戻りも弱いとみられる。引き続き、「株と原油にらみ」(同)の展開が予想され、ドルの下値リスクが意識されやすい。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1600NS

SMBC信託銀行
111.90-113.20
ドル円は続落。米国で発表された1月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比1.4%、コア指数(食品・エネルギー除く)が同2.2%とそれぞれ2014年10月、2012年6月以来の高い伸びとなった。ただ、欧米株価や原油価格が軟調に推移し、ドル円は113円台前半から112円台前半へ下落した。本日は特段の米経済指標の発表はなく、26、27日開催のG20財務相・中央銀行総裁会議を控えてもみあいの相場展開を想定している。金融市場の混乱や世界経済の先行き不透明感は根強いなか、同会議で世界的な政策協調が講じられるとの期待は小さくない。ただ、米利上げ観測は大幅に後退しており、ドル高に弾みが付きにくいだろう。ドル円は12日始値と11日終値が収れんする112円40銭付近を明確に下抜けると、11日安値110円99銭を再び意識する動きとなろう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
111.60-113.20
 19日のドル円は下落。113.30レベルでオープンしたドル円は、日経平均株価が前日終値比安く寄り付いた後も下げ幅を拡大するのにつれ、112円台後半へ下落。その後本邦大手生保社長による「国債中心の運用は困難であり外債にシフトせざるを得ない」との発言もあり113円台まで上昇するが、欧州株が軟調に推移すると再び112円台へ。この日発表された米CPIは予想を上回る内容となり米金利が上昇、ドル円もつれられ113.21レベルを付けたが、タカ派で知られるメスター・米クリーブランド地区連銀総裁が利上げに対し慎重な姿勢を見せると米金利は反落。原油価格も軟調となる展開にドル円は112.30レベルまで下落したものの、調整から値を戻し、112.62レベルでNYクローズを迎えている。 米・独・日の金利は共に低下基調となっており、昨年12月の利上げ実施後次なる利上げ時期を探る米国の長期金利(10年債利回り)は、年初の2.2%台から先週1.5%台を付け、現在も1.7%台に沈んでいる。今月発表された雇用統計や小売売上高など決して弱い指標が出ている訳ではないが、FF金利先物市場の織り込みでは、今年の米利上げはせいぜい1回。市場では米経済が利上げに耐え得るか懸念されており、FOMCメンバーからも弱気な発言が目立つ。先月IMFが世界経済の成長見通し(2016・2017年)について下方修正したのに続き、先週19日にはOECDが同様に2016年の成長見通しを3.6→3.4%、2017年を3.8→3.6%と修正、世界的にも成長減速が見込まれている。中国経済の先行き不安や原油価格・欧州銀行株の下落、地政学リスクなど、米経済の減速懸念以外にもリスクオフの火種が点在している状況であり、当面ドル円についても上値が重い展開となろうか。一方低迷する株価・原油価格の動向に一喜一憂する形でドル円の日中の値動きはやや荒く、本日発表の米製造業PMIにも注目ではあるが、基本的にドル円相場が大きく上昇するような展開は想定していない。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160222.pdf