2016/2/24 FX外国為替各社の予想レンジ
おはようございます。
昨日書き込んだ時点からだとあまり変動はありませんが、更に円高に流れています。
重要な指標はアメリカの新築住宅販売件数くらいで今日も株や原油価格の影響を受けて行きそうです。
ユーロが弱い状態ですので、上値は重い展開で更に一段下落も考えられる展開です。
当面の目途の111円を切った場合は急落も考えられるので注視して下さい。
ロイター
111.50-112.80
[東京 24日 ロイター] -<07:40> ドル111.50─112.80円の見通し、欧州通貨が落ち着けば円買いの巻き戻しも ドル/円は112.02円付近、ユーロ/ドルは1.1020ドル付近、ユーロ/円は123.42円付近。きょうの予想レンジはドル/円が111.50―112.80円、ユーロ/ドルが1.0960─1.1090ドル、ユーロ/円が122.90―124.20円とみられている。前日の外為市場では、英ポンド安や、米財務省高官発言をきっかけに20カ国地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での協調合意の期待が後退し、ドル/円が111.77円付近まで下落した。前日までの取引では「対英ポンドや対ユーロなど、欧州通貨の対円での急激な下げがドル/円の下値を脆弱(ぜいじゃく)にした面がある。しかし、英ポンドやユーロにもそろそろ反転の兆しが出てくるのではないか」(外為アナリスト)との意見が聞かれ、これらの通貨が落ち着けば、「円買いの巻き戻しが出てくる可能性もある」(同)という。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1626CO
SMBC信託銀行
111.50-112.50
米財務省高官が20カ国・地域(G20)財務省・中央銀行総裁会議で通貨安競争の回避を求める考えを示したとの報道を手掛かりに、ドル円は東京時間に113円台前半から111円台後半へ下落。その後、112円台後半へ持ち直す場面もみられたものの、サウジアラビアやイランの石油相の発言を受けて原油価格が急落するなか市場心理が悪化、NY時間では再び111円台後半へ値を崩した。市場予想によれば本日、米国で発表される1月の新築住宅販売件数は前月比4.4%減と前月(同10.8%増)からマイナスに転じる見通し。昨年12月から1月にかけての悪天候が影響している可能性があるものの、米住宅市場の回復に一服感が広がったと受け止められれば、ドル円は上値の重い展開となる可能性があろう。チャート上、ドル円は2月10日安値110円99銭付近が当面の下値メドとみている。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
111.40-112.50
昨日のドル円は、一時111円台まで下落した。112.95レベルで始まったドル円は、前日海外での流れを受けて高く始まった株式が軟調に転じるのとともに徐々に値を崩す展開に。特段指標等が無い中で、昨日は人民元のフィキシングが元安方向に設定され、人民元が下落すると、株、為替共に更に軟調な値動きとなった。ドル円は111円台に突っ込む場面では急速に値を戻す動きもあったものの、戻りは鈍く112円台前半で推移した。海外時間に入り、安値の111.77を付けた後、米国金利の上昇から一時的に112円台半ばまで戻す場面もあったものの、発表となった指標は住宅以外については弱め、また原油の下落等が嫌気され株式が下落、金利も低下となるとドル円も上値は重く、引き続き112円台前半でもみ合いの展開となった。結局NY17時は112.12近辺で推移している。 本日のドル円は上値の重たい展開を予想する。ドル円のボラティリティーは高止まりしたままの水準で上値の重い展開が継続。目下の注目材料は今週末に迫っているG20で、協調した財政出動、過度な通貨安競争を避けるといった内容の声明が出るのではないか等の観測が出ている。しかし、株、為替共に戻りが非常に鈍い状況は、G20への期待がある一方で、実効性がある対策が出ないのではないかとの不安感が非常に大きいのではなかろうか。米利上げ観測の後退、中国の減速、原油安に加えて欧州の英離脱、財政問題と相場の懸念材料については事欠かない環境下で、ドル円についてはジリジリと上値を切り下げており反転の兆しが見えていない。介入に係る憶測は燻り続けるものの、一国の政策、協調で簡単に片付く問題ではなく、リスクは引き続き円高方向。今週は下値のリスクを意識しながらの展開となろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160224.pdf
Shere