2016/3/10 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-03-10 10:41:13

2016/3/10 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は徐々に円高に流れていましたが、夜から円安に流れています。
原油価格の上昇の影響のようです。また今朝のRBNZ政策金利、つまりニュージーランドの政策金利ですが25bp落として2.25%になりました。
中国の2月消費者物価指数が先ほど発表されました。
予想 +1.9%に対して前年比 +2.3%と良い結果に、更に円安に流れそうです。
引き続き原油や中国株にも注意したいですが、今夜はECB政策金利とアメリカの新規失業保険申請件数にも注目。

ロイター
112.60-113.90
[東京 10日 ロイター] -<07:49> ドル112.60─113.90円の見通し、中国指標・原油・ECBで方向探る ドル/円は113.30円付近、ユーロ/ドルは1.0997ドル付近、ユーロ/円は124.61円付近。きょうの予想レンジはドル/円が112.60─113.90円、ユーロ/ドルが1.0940─1.1070ドル、ユーロ/円が123.80─125.30円とみられている。ドル/円は112円台の底堅さと114円台の上値の重さが意識されている。アジア時間は中国の生産者物価指数と消費者物価指数が注目材料で、市場からは「中国の先行き不透明感が解消されなければ、ドル/円も上に行けない」(国内金融機関)との声も出ていた。海外時間には、欧州中央銀行(ECB)理事会と総裁会見が予定されている。追加緩和の決定はすでに織り込まれており、市場を満足させる内容が出てくるかに関心が集まっている。ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は10日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の2.25%とした。世界成長見通しの悪化を受け、追加利下げが必要となる可能性も示した。ロイターがまとめたエコノミスト予想では、21人中17人が据え置きを見込んでおり、利下げはサプライズ。発表後、ニュージーランド(NZ)ドル/米ドルは0.67米ドル後半から0.66米ドル前半まで、NZドル/円は76円後半から75円前半までそれぞれ下落している。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N16H5IK

SMBC信託銀行
112.70-113.70
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で原油在庫は増えたものの、WTI原油先物相場が1バレル=38ドル台を回復したことで投資家心理が改善した。10日に開催される欧州中銀(ECB)理事会の結果を見極めたいとする持ち高調整の動きも出て、ドル円の上昇を支えた。2月の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明では、政策を総動員して経済成長を下支えする姿勢が示されたが、今晩のECB理事会で同声明の実効性が確認されよう。仮に金融緩和の規模が市場の期待に届かない場合には失望売りが強まる可能性もあることから警戒したい。ドル円は2月半ば以降に形成されつつある112-114円のレンジを明確にブレイクすれば、今後の方向性が明確となろう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
112.80-114.30
 ドル/円相場は海外時間に上昇。前日の欧米株式市場の流れを継いで日本株も寄り付きから上値を重くしたが、下げが加速すると為替市場では円高が進行。その後、112円台半ばで動意に欠ける展開が継続。欧州時間には、アジアタイムの安値を下抜けるとストップロスを巻き込み112.23まで下落する場面もあったが、ガソリン在庫の大幅な減少、産油国による減産合意期待の高まりから原油相場が急反発、エネルギー株中心に株式市場も堅調な動きを見せると、全般に円売りとなり(クロス/円の上昇)、ドル/円も113.45まで急騰。NY17時は113.30レベルとなった。 本日はECB理事会の開催が予定されており、追加的な緩和措置を決定することがほぼ織り込まれているが、来週前半から半ばにかけては日銀金融政策決定会合やFOMCも控えており、中銀イベントが目白押しとなっている。内閣府から8日に発表された景気ウォッチャー調査では、マイナス金利政策をポジティブに捉えている業種とネガティブに評価している向きが混在している状況が見て取れたが、収益への負の影響が最も懸念されていた金融株でさえも、その大宗が2月半ばをボトムに切り返しを見せている(TOPIX銀行業指数は年初とマイナス金利導入前の2点を結んだダウントレンドラインを上抜けてきた)ことからも、引き続き「量」・「質」に加え「金利」面での追加的措置も(かねて宣言している通り)日銀執行部の選択肢に含まれていると考えておいた方が無難だろう。追加緩和の有無、またそれを受けた市場の反応に対しても不透明感が強い現況下、イベント前にはポジション調整が進み易いと考えており、週初の114円付近からの下げを埋めてくるような(昨日と同様の)動きを警戒したい。また、米利上げの織り込みは堅調な2月のNFP発表後も近いところに変化は見られず、米金利の上昇は限定的であることから、15~16日のFOMCで利上げを見送ったとしても、声明文や会見の内容次第では金利の上昇余地はあるだろう。短期的には円安に振れ易いと見ている。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160310.pdf