2016/3/17 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日は徐々に円高に流れていましたが、やはりFOMCで一波乱ありました。
利上げペースの鈍化で急激な円安の可能性は減りましたね。
円高へ急激に流れる要因も現状はないのでレンジ内での売り買いとなりそうです。
今日は黒田日銀総裁の発言やイギリスのBOE政策金利。夜のアメリカ新規失業保険申請件数と重要な要因も多いので流れが変わる可能性も注意しましょう。
ロイター
112.10-113.40
[東京 17日 ロイター] -<7:50> ドル112.10─113.40円の見通し、株価にらみつつFOMCを消化 ドル/円は112.82円付近、ユーロ/ドルは1.1211ドル付近、ユーロ/円は126.49円付近。きょうの予想レンジはドル/円が112.10─113.40円、ユーロ/ドルが1.1150─1.1270ドル、ユーロ/円が125.70─127.00円とみられている。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を消化しながら、112円後半を軸にもみ合う展開が想定される。「株価が上げるようなら東京時間にも113円を回復しそうだ」(国内金融機関)というものの、前日海外時間のドル安の流れでドル/円の上値は重いとして「よほどの材料が出ない限り、113円台後半への上昇は難しい」(邦銀)との声が出ていた。下方向では「株価が大きく崩れなければ、112円台では国内勢のドル買い/円売りニーズがある」(先の国内金融機関)として、底堅さも意識されている。前日海外時間に発表されたFOMCの結果では、米経済の成長は継続し労働市場も健全としたが、世界経済の弱含みを背景に年内の想定利上げペースが引き下げられた。利上げペースは、年内4度を見込んでいた昨年12月から半減した。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N16O5PM
SMBC信託銀行
112.30-113.30
15、16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金融政策の現状維持が決定された。声明文では「1月のFOMC会合後の情報は、ここ数カ月の国際経済・金融情勢をよそに経済活動が適度なペースで拡大してきたことを示唆している」とされた。一方、2016年末におけるFOMCメンバーの政策金利見通し(中央値)が従前の1.375%から0.875%へ下方修正されたほか、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は会見で、利上げペースが従来予想と比べて鈍化することで、金融環境が支えられ、経済活動をサポートするとの見解を示した。これらを受けてドル安が進行し、ドル円は113円台後半から112円台前半へ下落した。FOMCで利上げを緩やかなペースで進める方針が示唆されたものの、足元では金融市場が落ち着きを取り戻しつつあるほか、労働市場を中心に米経済は堅調さを維持しており、目先のドル円の下落余地は限定的か。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
112.30-113.30
昨日のドル/円相場は112円台前半まで下落。113円台前半で始まったドル/円は、世界経済の先行き点検を目的に開かれた政府主催の「国際金融経済分析会合」で、出席者のスティグリッツ米コロンビア大教授が財政政策の必要性、消費税再増税の延期を提言したことが明らかになると、マイナス圏で始まった株が下げ幅を縮小し円安気味に推移。その後、113円台半ばを中心にレンジトレード。海外時間に入ると円安が加速、米住宅着工件数、CPIがやや強めの数字となると113.80超えまで上伸する場面もあったが、上値は限定的。 FOMC(連邦公開市場委員会)は、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25~0.50%で据え置くことを決定。声明文は、世界情勢のリスクについて指摘がある等ややハト寄りに傾斜し、同時に発表された参加者の見通しでは、GDP成長率やインフレ率とともに、FF金利も下方修正(2016年末の予測中央値は、前回(昨年12月)の1.375%から0.875%へ)された。これを受け、為替市場ではドル全面安となり、対円相場は112.34まで下落。NY17時は112.56レベルとなった。 今月入り後も日米2年金利差は拡大を続けているものの、ドル/円相場は動意に欠け112~114円をコアレンジにして推移。一方、3月は世界的な株高地合いとなっているが、EM通貨中心にクロス/円が上昇している一方、対ドルでの円売りは限定的。FOMC結果公表後に進んだドル安局面においても、対円での下落よりも、対ユーロや対コモディティー通貨での下げ幅の方が大きく、結果としてクロス/円は上昇して いる。日銀算出のデータ等を見ても、今月のドル/円取引高は目立って低調であることから、日銀もFedも金融政策の現状維持を決めた今、(対ドル)円相場のトレンドレスな展開は継続する公算が大きい。ドル/円はレンジ相場継続、クロス/円は株高を背景にややサポーティブな動きとなることを予想。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160317.pdf
Shere