2016/3/23 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-03-23 12:08:34

2016/3/23 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは(^^ゞ
皆さんご存知かと思いますが、欧州市場では、ベルギーの首都ブリュッセルで起きた同時爆発攻撃を受けてユーロが急落。
予想外の円高の流れになりました。
現在は値を戻しつつありますが…何だろうこのテロという重大な事柄に対しての反応の軽さ…別の意味で逆に怖いです。
まあ、市場に強く影響しないと判断されているのでしょうし、こういうテロを行うような組織が為替で一儲けしている可能性もあるので、難しい問題ですが反応が少ないのは良い部分でもあるのでしょう。
また昨日のアメリカの指標の結果が良かった影響もあるかもしれません。
さしあたっては落ち込むユーロ市場に対して、アメリカドルの好調が目立つ流れになってます。
また週末からイースター休暇なので注意して取引して行きたい感じです。

ロイター
111.60-112.90
[東京 23日 ロイター] -<07:40> ドル111.60─112.90円の見通し、欧州通貨は戻りが弱い ドル/円は112.36円付近、ユーロ/ドルは1.1218ドル付近、ユーロ/円は126.00円付近。きょうの予想レンジはドル/円が111.60―112.90円、ユーロ/ドルが1.1160─1.1280ドル、ユーロ/円が125.30―126.60円とみられている。前日の欧州市場では、ベルギーの首都ブリュッセルで起きた同時爆発攻撃を受けてユーロが急落、ユーロ/円も約1.5円幅で下落し、124.67円まで下押しした。ユーロ/円はその後、ドル/円の反発や復活祭休暇前のポジション調整等を受けて下げ幅をほぼ回復した。一方、ユーロ/ドルは前日一時1.1188ドルまで急落し、現在も依然弱い地合いに留まっている。ドル/円は、「112円前半から半ばを中心にもみ合いのイメージ。復活祭休暇を控え、(ドルを)買い上がるイメージはない」(外為アナリスト)という。一方で、ベルギーでの同時爆発攻撃の余波で、株式市場が軟調に推移する可能性もあり、日経平均が弱含みとなれば、円高圧力が醸成される可能性もあるという。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N16U5A2

SMBC信託銀行
111.70-112.90
ベルギー・ブリュッセルで起きたテロを受けてドル円は一時111円台前半へ急落した。ただ、米国で発表された経済指標は、①1月の住宅価格指数が前月比0.5%上昇と上方修正された前月(修正前:同0.4%上昇)と一致した、②3月のリッチモンド連銀製造業指数はプラス22と市場予想(0)を上振れた、など概ね良好な結果。シカゴ連銀のエバンス総裁が年内2回の利上げが妥当との見解を示したことも手掛かりとされ、米2年債利回りの上昇につれてドル円は112円台前半へ上伸した。本日発表される2月の米新築住宅販売は年率51万件と前月(同49万4000件)を上回ると市場では見込まれている。また、セントルイス連銀のブラード総裁がメディアインタビューを受ける予定だが、米経済の堅調さや利上げの可能性が示唆されればドルの支えとなろう。ドル円は3月17日高値112円96銭付近が上値メド。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
111.80-113.00
昨日のドル円は下に行って来いの展開。東京時間早朝に前日高値の111.98を上抜け、112.15レベルでオープン。その後は日経平均が前営業日対比プラス圏で推移したこともサポート材料となり、ドル円は112円近辺での小確りとした展開となった。海外時間序盤にブリュッセルでのテロの報道を受け、リスク回避の円買いが強まりドル円は一時111.38まで下落した。その後、111円台半ばでの動意に乏しい展開となったが、シカゴ連銀総裁が米経済見通しに関して楽観的な見方を示すとドル円は112.49まで上値を伸ばした。終盤にかけてドル円はやや値を戻し112.40レベルで取引を終えている。 本日のドル円は小確りとした展開を予想する。昨日ブリュッセルで発生した連続テロに関して発生直後こそ為替・株式共にリスク回避の動きが見られたがその流れも長くは続かず。テロなどのネガティブな材料に対する相場の感応度が低下しているように感じられる。他方、今週に入り米地区連銀総裁が相次いで米経済について言及しているが、経済見通しについては総じて楽観的。昨日はハト派で知られるエバンス・シカゴ連銀総裁[投票権無]がファンダメンタルズは非常に良好と指摘し、ドットプロットについてもかなり良い設定(年内に2回の利上げ)と発言している。現状、マーケットでは米利上げに関して1回程度を織り込むに留まっている状況であり、ここもと売られていたドルに買戻しが入る局面も想定できるのではと考えている。本日は相場を動意付かせる材料に乏しく、週末にイースター休暇を控えている中、ドル円については比較的落ち着いた動きを想定しているが、足もとは米経済に対する楽観的な見方が広がる中でドル円は小確りとした展開になるのでは。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160323.pdf