2016/3/24 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-03-24 10:41:45

2016/3/24 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
流れ的には一段円安に流れている感じでしょうか。
セントルイス連銀のブラード総裁から利上げについて話があった事もあり、円安に流れていましたが、原油の下落や株式の軟調で円高に戻していました。
今朝、日銀金融政策決定会合における主な意見が公表されて反応薄っ!とか思っていたのですが、その後動きが出てきました。
夜中からの動きが少なすぎて短期でトレードしている人は売り買いし辛い状況でしたが、ようやくまともに売り買いできそうです(^^ゞ
昨日書いたように明日からはイースター休暇で何かなければ動きは少なくなりそうです。

ロイター
111.70-113.00
[東京 24日 ロイター] -<07:49> ドル111.70─113.00円の見通し、FRB高官のタカ派的発言で底堅い ドル/円は112.39円付近、ユーロ/ドルは1.1183ドル付近、ユーロ/円は125.68円付近。きょうの予想レンジはドル/円が111.70―113.00円、ユーロ/ドルが1.1120─1.1240ドル、ユーロ/円が125.00―126.30円とみられている。アジア時間のドル/円は112円前半でのもみ合いが予想される。米国の株安や長期金利の低下を背景に「ドル売り先行で始まりそうだ」(国内金融機関)という。ただ、今週に入って米連邦準備理事会(FRB)高官からタカ派的な発言が相次ぎ、早期追加利上げ観測の揺り戻しが意識されている。ドル買いも根強く、「112円ちょうど付近は底堅そう」(同)だという。きょうは3月14━15日に開催された日銀金融政策決定会合における主な意見が公表される。海外時間はブラード米セントルイス連銀総裁が経済と金融政策について講演するほか、米国で2月の耐久財受注、新規失業保険申請件数などが発表される。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N16V58W

SMBC信託銀行
111.80-113.00
フィラデルフィア連銀のハーカー総裁がニューヨークでの講演で「フルタイム労働者の賃金上昇を目にし始めている」「2016年に2度を上回る米連邦準備理事会(FRB)の利上げを見たい」と発言。加えて、セントルイス連銀のブラード総裁は労働市場の改善やインフレ率が上向く見通しであることを理由に、4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを検討すべきとの認識を示した。これらを受けてドル買い優勢となるなかドル円は一時112円台後半へ上昇したが、米国株や原油価格の下落が重しとなり112円台前半へ押し戻された。本日発表される、①2月の耐久財受注は前月比3.0%減と前月(同4.7%増)を下回る、②3月のサービス業PMIが51.4と2月(49.7)から改善する、などが市場で見込まれている。強弱まちまちな経済指標を背景にドル円は方向感を探る展開が続こう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
111.80-112.80
昨日のドル円は、112円台で揉み合う展開となった。東京時間、112.26レベルで始まったドル円は、目立った材料が無く方向感の出ない値動きで、112円台前半の狭い値幅で上下。海外時間に入り、ジリジリと高値112.90まで上昇した局面では、タカ派といわれているセントルイス連銀のブラード総裁から利上げについて、「4月に行動することも有り得る」との発言も出ていた。しかし、その後は原油価格が在庫増を背景に下落すると、株式市場も軟調推移となりドル円も反落。株安、金利低下の地合の中で、直近のリスク資産の回復局面が一服し、ドル円も112.34まで下落した。NY17時は若干戻し、112.38近辺で推移している。なお、ユーロドルについても昨日は1.12を挟んで方向感の出ない値動きでユーロ円も小幅下落となっている。 本日のドル円は方向感の出づらい展開を予想する。引き続き、リスクアセットの回復傾向は続いており、米国株は年初来高値、原油も一時40ドルを回復しているがドル円は上値が重い。緩和相場が継続する中でドル円が円安に進まないことについては、様々な要因があると思われるが、一つは原油相場の影響については気になるところ。昨年8月の原油価格は現状とほぼ同じレベルであり、このまま原油が上昇傾向を強めた場合、物価に与える原油下落の影響は徐々に剥落する。その場合、エネルギーを含めた物価も上昇となり、日本もマイナス金利を含めた緩和政策からの出口を模索することになる。物価が2%上がり、消費税が2%上がる経済では、金利上昇、株式下落、そのときドル円はと考えるとなかなか買い進めていくのは難しいとの連想も働く。現在の相場は、米国の利上げ観測に関らず動いており、ボラティリティーの低下しているうちに、為替リスクのヘッジについて進めておく必要があるのではなかろうか。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160324.pdf