2016/3/29 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-03-29 11:03:33

2016/3/29 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は日経平均株価が下落した事で、徐々に円高に流れました。
また米2月PCEコア・デフレーターが予想より下で更に円高に流れていましたが、徐々に戻してきましたね。
今日は期末・年度末という事で動きが予測し辛いですね。
やや上げ下げが激しい展開になってます。
今夜のイエレンFRB議長の発言にも注目したいところですが、やはり週末の雇用統計に向けた調整に入りそうですね。

ロイター
112.80-114.00
[東京 29日 ロイター] -<07:32> ドル112.80─114.00円の見通し、米FRB議長講演に関心 ドル/円は113.45円付近、ユーロ/ドルは1.1198ドル付近、ユーロ/円は127.02円付近。きょうの予想レンジはドル/円が112.80―114.00円、ユーロ/ドルが1.1130─1.1250ドル、ユーロ/円が126.30―127.50円とみられている。前日のニューヨーク市場では、ドルは円以外の主要通貨に対して下落した。2月の米個人消費支出(PCE)が微増にとどまり、PCE物価指数も全体的な物価上昇圧力の弱さを示したことで、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げの観測が後退した。きょうは「スポ末」と呼ばれ、この日に約定された取引の決済が年度末の最終日(3月31日)となるため、「実需のフローが予想され、ドル/円の下値を支えるとみられる」(外為アナリスト)という。海外時間には、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の講演が予定され、注目されている。このところ他のFRB高官からタカ派的な発言が目立っているが、きょうのイエレン議長の発言は、「柔軟性のある、バランスのとれたものになるのではないか」(前出の外為アナリスト)との見方が出ている。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1703Z0

SMBC信託銀行
112.80-114.00
日本株が上昇するなど市場心理の改善を受けてドル円は東京時間に一時113円台後半を付けた。ただ、米国で発表された2月の個人消費支出(PCE)は前月比0.1%増と市場予想と一致したものの、前月分が同0.5%増から同0.1%増に下方修正された。また、コアPCEデフレーターは前年比1.7%上昇、前月比0.1%上昇と市場予想(同1.8%上昇、同0.2%上昇)を下振れ。こうしたさえない米経済指標がドルの重しとなり、ドル円は113円台前半へ押し戻された。本日はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演に注目。最近はFRB高官による早期利上げを示唆する発言が相次いでいるが、世界経済や金融市場の動向を睨みつつ慎重に金融引き締めを進める姿勢が示されればドルの上伸を阻むとみられる。ただ、早期利上げ観測の後退はリスクオン地合いにつながりドル円は底堅く推移しよう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
112.90-114.00
 昨日のドル円は方向感なく推移した。113.47レベルで東京オープンしたドル円は仲値にかけて実需のドル買いが出たことや本邦政府による景気刺激策や消費増税延期関連の報道がでると、この日の高値113.69まで上昇。ただし、その後は上値追いとはならず、日経平均の下落を横目にドル円も上値を重くした。欧州勢が休場となる中、NY時間に入ると米コアPCEが事前予想を下回ったことが材料視され、113.15まで水準を切り下げたが、下値も攻めきれず。その後発表された中古住宅販売仮契約が大幅に上振れすると、ドル売りも一巡した。終盤にかけてはイベントを控え113円台前半で小動きとなり、113.46レベルでクローズした。 FOMC後に減退した市場参加者の利上げ観測を取り戻したいがごとく、先週はFOMCメンバーから利上げについて「可能性ある」とか「しなければならない根拠がある」とか「そう遠くはない」と、“強気になりきれていないがタカ派”といったトーンのトークが続いた。マーケットでは大きくドルロングを構築するような動きこそ目立っていないものの、緩やかにドルの買い戻し基調となっている。イースター明けの海外勢は本日のイエレン議長講演、金曜日のISM製造業・雇用統計という重要イベントを気にかけながらのオペレーションとなろうが、内容が事前予想の範囲内となれば上記を勘案し、下値は守られそうだ。一方で、ドル円は先月一気に急落したことや、急落以降の戻り場面でも115円待ちを決め込んだ本邦輸出勢のドルの売り遅れが相応に残存していると思われ、東京時間中は上値の重い場面も想定されよう。また、本邦増税延期やリパトリフロー、テロ、Brexit等のヘッドラインも気にかけたいところ。期末まで残り3日間であるが、「終わってみれば31日の東京時間が最も円高だった」といったことにならないことを願う。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160329.pdf