2016/4/4 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
先週末のアメリカ雇用統計は荒れましたね。
上がったり下がったりで初心者には難しい展開だったのではないかと思います。
こういう予想できない時はさくっと抜けるのも一つの手だと思いますね(^^ゞ
個人的には雇用統計の結果は良かったものの、原油価格の下落も含めた不安材料から市場の迷いが見える感じですね。
長期的に言っても円高に流れている為、上げた直後の戻しがそのまま下げに繋がったという感じがします。
流れ的には今日もやや円高だと思いますが、株価や原油価格の影響ですぐ反発しそうな程度なのでそちらも注視しましょう。
ロイター
111.10-112.40
[東京 4日 ロイター] -<8:03> ドル111.10─112.40円の見通し、株価にらんでもみあい ドル/円は111.66円付近、ユーロ/ドルは1.1394ドル付近、ユーロ/円は127.30円付近。きょうの予想レンジはドル/円が111.10―112.40円、ユーロ/ドルが1.1330─1.1450ドル、ユーロ/円が126.60―127.90円とみられている。きょうのドル/円は111円後半から112円前半を中心にもみあいそうだ。「米国の経済指標は改善しており、冷静に考えるとドルは売りづらい。111円を割り込むようなドル売り/円買い材料もなく、株価次第で意外とすんなり112円台に戻すかもしれない」(国内金融機関)との声が出ていた。主な経済指標としては、オーストラリアの住宅着工許可件数と小売売上高、米国の労働市場情勢指数などがある。日に発表された米国の経済指標は良い数字だったが、米国の4月利上げ期待は再燃せず、ドルは一時111円半ばまで下落した。米3月雇用統計では、非農業部門雇用者数が21万5000人増で、予想の20万5000人増を上回り、時間当たり賃金も増加。3月ISM製造業景気指数も51.8に上昇した。「イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長のハト派発言が効いている。経済指標の改善だけではFRBは動かないということで、利食いや調整のドル売りが出たた」(国内金融機関)との声があった。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1760JG
SMBC信託銀行
111.30-112.30
3月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比21.5万人増と市場予想の中央値(20.5万人増)上回ったうえ、2月実績も速報の24.2万人増から24.5万人増に上方修正された。失業率は1、2月の4.9%から5.0%に上昇したが、労働参加率が上昇したことによるもので悪くない内容。一方、平均時給は前年比2.3%と、依然緩慢な伸びにとどまった。米労働市場の堅調さは変わらないものの、米連邦準備理事会(FRB)議長が29日に行った講演内容がハト派的だったことから、市場では早期利上げ期待は大きく後退しており、当面ドルの軟調地合いは続きそうだ。ただ、米株高などリスクオンの地合いから一方的な円高にもなりにくく、ドル円はしばらく安値圏でのレンジ相場になるとみている。目先のサポートは3月17日安値の110円67銭付近。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
111.00-112.20
先週末のドル/円は下落した。東京時間のドル/円は112.53レベルでスタート。オープン前に発表された日銀短観が予想を下回る結果となり、日経平均株価が大幅に下落する展開にドル/円も一時112.06まで下落。その後は米3月雇用統計の発表を控える中、上値の重い推移が続いた。海外時間に入り、サウジアラビア副皇太子の「主要産油国全てが増産凍結で一致しない限りサウジアラビアは増産凍結を見送る」との発言が報道されると、原油価格が下落、エネルギー銘柄を中心に欧州株が下落する中、ドル/円も下落した。注目された米3月雇用統計は非農業部門雇用者数、平均時給が予想を上回る結果となり、ドル/円は一時112円台半ばまで上昇するも、失業率が悪化していることなどが材料視され、111円台後半まで反落。しかし、続いて発表されたISM製造業景況指数が予想を上回る結果となると、再度112円台半ばまで上昇した。ただ、一連の指標結果がFedのハト派な姿勢を変えるほどのものではないとの見方が強まり、ドル/円は111円台半ばまで下落。結局、111.72レベルでNYクローズを迎えた。 先週、イエレンFRB議長が行った講演において、海外の成長鈍化が米経済に及ぼすリスクを考慮すれば「追加利上げは慎重に進めるのが適切」と述べ、国際情勢を政策判断の要素として強調した。そのような中、1日に発表された米3月雇用統計は失業率こそ悪化したものの、非農業部門雇用者数、賃金は予想を上回る伸びとなった。また、米3月ISM製造業景況指数は5ヶ月ぶりに景気判断の境目となる50を上回るなど、先週末発表された米国経済指標は総じて堅調な内容であったと言える。然しながら、結果を受けたドル/円は発表直後こそ上昇したものの、その後は上値重く推移し、結果的には3月22日以来の水準まで下落した。以上に鑑みれば、当面、米国経済指標が堅調な内容であったとしても、グローバル経済の不透明感が晴れない限りドル/円の上値は重くなりそうだ。足許ではイエレン議長が講演においてもう1つの懸念材料として挙げた原油価格の下落も気にかかるところであり、当面、ドル/円は下方向のリスクを警戒しておきたい。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160404.pdf
Shere