2016/4/5 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日の予想通り円高に流れてますね。
今夜はアメリカのISM非製造業景況指数発表があります。
結果次第で流れが止まる可能性もありますが、先週末のイエレンFRB議長の発言の影響がまだ尾を引いているような気がします。
今朝111円台を割り込んだ事もあり、流れ的にはやや円高かなと思います。
日足の下限のトレンドラインを切るかどうかが一つのポイントになりそうです。
ロイター
110.80-112.00
[東京 5日 ロイター] -<07:35> ドル110.80─112.00円の見通し、株価動向や豪中銀理事会に注目 ドル/円は111.30円付近、ユーロ/ドルは1.1390ドル付近、ユーロ/円は126.73円付近。きょうの予想レンジはドル/円が110.80―112.00円、ユーロ/ドルが1.1320─1.1450ドル、ユーロ/円が126.20―127.40円とみられている。きょうは、続落している日経平均が切り替えして反発するかが注目されている。また、午後には豪中銀理事会の金利発表があり「豪ドル高に対するけん制が声明に盛り込まれるか、関心が持たれている」(外為アナリスト)という。ドルをめぐるセンチメントについては、このところ弱気な見方が広がっている。前日は、米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁が講演でタカ派的な発言を行ったが、「以前ならドル買いで反応するところだが、イエレンFRB議長の発言が効いているもようで、ドル買いにつながらなかった」(同)という。イエレン議長は3月29日の講演で、世界成長の弱含みが国内経済に及ぼすリスクに懸念を表明した。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N17744G
SMBC信託銀行
110.70-111.70
ドル円は軟調に推移。原油価格の下落に伴い米株価が下げたことに加え、3月の米労働市場情勢指数がマイナス2.1と、市場予想の1.5を大幅に下回ったこともドル相場を押し下げた。本日米国で発表される3月のISM非製造業景況指数は2月の53.4から小幅改善の見通し。ただ、先週行われた米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長による講演がハト派的だったことから、経済指標の「改善」には市場が反応し難くなっており、むしろ予想を下回った場合のドル安に注意が必要。FRBの利上げが遅れることは、米株式市場にとってはプラスであるものの、足元の原油安が続けばドル安に加えて円高圧力もかかりやすくなるため警戒したい。3月17日安値の110円67銭付近がサポートされるかが、短期的には大きな焦点となりそうだ。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
110.70-111.90
昨日のドル円は小幅に下落。中国や香港が休場となり、日経平均も小幅な値動きに推移していたが、111.69レベルでオープンしたドル円は先週末のドル売り地合いが継続する中、111円台前半までじり安の展開。海外時間序盤に、ドル円は111円台後半まで値を戻すも、軟調な米株の値動きに加え、ロンドンフィキシングにかけてドル円が売られたことで111.10まで下落した。終盤にかけては111円台前半での動意薄の展開となり111.37レベルで取引を終えている。 本日のドル円は上値の重い展開を予想する。先週末の良好な雇用統計を受けても、ハト派とされるローゼングレン・ボストン連銀総裁が「見通しは市場が織り込むほど弱くない」と米経済に対し楽観的な見方を示しても、米利上げ観測が高まる兆候は見られず。それほどまでに、先週のイエレンFRB総裁のハト派な発言が米利上げ観測を大きく後退させたということだろう。利上げ観測の後退はドル売り優勢な地合いになりやすい一方、株式市場に対してはポジティブに働きやすい。本邦金融政策への限界も指摘されており、円主導でドル円が動意付く展開も想定しづらい今、ドル円は「上値は重いが、下値も限定的」といった動きが続きそうだ。また、市場の注目は再び原油動向に向かっている。昨日、イランの原油相が主要産油国による増産凍結に当面参加しない考えを改めて表明。それを受けて原油価格(WTI)は1ヶ月ぶりの安値をつけている。サウジアラビアは増産凍結の条件として主要産油国が生産水準を維持することを条件としており、ロシアは原油生産量がソ連崩壊後の最高水準を更新したと発表。原油供給過剰の情勢に変化が起きる蓋然性も乏しく、資源国通貨の下落にも警戒する必要があるだろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160405.pdf
Shere