2016/4/7 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-04-07 10:37:15

2016/4/7 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
更に円高に流れてますね。
昨日の予想通り流れは一旦停滞しました。
FOMC議事録公表も利上げ観測が弱い状態が再認識された事で更に円高に流れています。
一時的に抜けましたが戻していた節目の110円も、完全に抜けた状態です。
今日の日経平均の戻しが出ればあるいはと思っていましたが、109.5円まで落としたので何か新しい要因が出て来なければこのまま109円台に留まりそうです。
むしろ節目を抜けた事で一段と円高に流れる可能性の方が高いですね。
という訳で個人的には明日の朝6時半に行われるイエレンFRB議長の発言まで円高の方が若干強いと予想です。
円高要因が増えた場合は更に一段抜ける可能性もあるので要注意です。
(4月に入ってから連続で落としてるので戻しを考えたい所ですが、反発する要因がほぼないです)

ロイター
109.20-110.50
[東京 7日 ロイター] -<07:59> ドル109.20─110.50円の見通し、戻りの勢いは弱い ドル/円は109.73円付近、ユーロ/ドルは1.1397ドル付近、ユーロ/円は125.06円付近。きょうの予想レンジはドル/円が109.20―110.50円、ユーロ/ドルが1.1330─1.1450ドル、ユーロ/円が124.50―125.80円とみられている。日経平均株価が予想以上に戻せば、ドルは東京時間に110円台に回帰する可能性があるという。ただ、直近までサポートとして意識されていた3月17日安値110.67円がレジスタンスに切り替わりつつあるといい、戻りの勢いは弱そうだ。きょうは日銀支店長会議で黒田東彦総裁があいさつするほか、米国の新規失業保険申請件数、欧州中央銀行(ECB)理事会(3月分)の議事要旨などが公表される。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1794VC

SMBC信託銀行
109.30-110.30
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月15、16日開催分)は、米国内経済については自信が示された一方で、国際経済・金融情勢がリスクになるとの見方により、「慎重な利上げが正当化される」との見解が示された。一部のメンバーから「経済指標次第で4月の利上げが適切になる可能性がある」との指摘もあったものの、FOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)で示された通り、全体としては昨年12月時点よりも緩やかなペースでの利上げが適切とみていることが確認された。米株価は上昇した一方で、ドルは下落。ドル円は一時109円台前半の安値を付けた。2月以降の下降トレンドチャネルの下限は現在109円70銭付近となっているが、引け値ベースでは辛うじて踏みとどまった格好。ただ、割れれば106円台への下落の可能性も高まるため、目先一段の円高の加速には警戒したいところ。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
109.10-110.30
 昨日のドル/円は下落した。東京時間のドル/円は110.38レベルでオープン。朝方は日経平均株価が下落する展開にドル/円も軟調に推移するも、その後発表された3月中国PMIが市場予想を上回る結果となると、日経平均株価、ドル/円ともに上昇。ドル/円は一時高値110.64をつけた。その後は上値の重い展開が続き、海外時間に入り、菅官房長官から為替相場を注視するとの発言が伝わったものの、上値は限定的となった。NY時間午後には3月開催分のFOMC議事録が公表され、利上げに慎重な姿勢であることが再確認されると、ドル売りが強まり、ドル/円は一時109.34まで下落。終盤にかけてはやや値を戻し、結局109.79レベルでNYクローズを迎えた。 注目されたFOMC議事録(3月15日、16日開催分)では4月の利上げについて議論されたものの、世界的な景気減速に伴うリスクを考慮し、慎重な姿勢が必要であるとの見方で一致していたことが判明した。また、多くの参加者が「世界的な経済・金融情勢が引き続き下向きリスクとなっている」と指摘しており、改めて前回のFOMCがハト派な内容であったことが確認された。ただ、3月末のイエレンFRB議長の講演において、利上げに対する慎重な姿勢が既に強調されていたこともあり、今回の議事要旨公表により市場の利上げ予測が大きく変化するには至らず。寧ろ現状の円相場の変動要因としては日本の金融、財政政策に対する憶測によるところが大きいと考える。先日の安倍首相の「為替介入は慎まなければならない」との発言から日銀が動きづらくなったとの見方も広がっており、円が幅広い通貨に対し上昇する要因となっている。本日は日銀支店長会議が開催され、黒田総裁の発言が注目されるところであるが、先述の安倍首相の発言を勘案すれば、相場動向を大きく変えるとは考え難く、円が上昇する地合いは変わらず、目先、ドル/円の下落余地はまだあるものと考えている。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160407.pdf