2016/4/13 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日は少し戻してきました。
株価の上昇に伴い、原油が上昇した事もあって108円台に回復しましたね。
ただ、最近の急激な円高に対する戻りとしては弱いので、引き続き更に円高への流れは警戒した方が良いでしょう。
今日は中国の貿易収支、アメリカの小売売上高と重要な指標発表もあり、今の弱い流れだと指標の影響で動向が変わりそうです。
特に中国の貿易収支は高ければ円安、低ければ円高に流れそうですね。
ロイター
108.10-109.20
[東京 13日 ロイター] -<07:30> ドル108.10─109.20円の見通し、中国貿易統計に関心 ドル/円は108.62円付近、ユーロ/ドルは1.1382ドル付近、ユーロ/円は123.62円付近。きょうの予想レンジはドル/円が108.10―109.20円、ユーロ/ドルが1.1330─1.1400ドル、ユーロ/円が123.20―124.20円とみられている。この日は、3月の中国貿易統計が予定され、関心がもたれている。先月9日に発表された2月の同貿易統計では輸出入が大きく落ち込み、世界経済の減速懸念が高まって、円とスイスフランが上昇する流れとなった。「きょうの中国貿易収支が改善すれば、これまで急ピッチで買い進まれてきた円が反落する可能性が高い」(証券会社)とみられている。前日のニューヨーク市場では、17日にドーハで予定される主要産油国による会合を前に、サウジアラビアとロシアが増産凍結で合意したと伝えられ、原油と株式が上昇して市場参加者のリスク志向が強まり、円が反落した。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N17F4RB
SMBC信託銀行
108.00-109.00
リスクオンの地合いにより、ドル円は108円台後半まで上昇。2月11日以降形成してきた下降トレンド・チャネルの下限(109円30銭付近)を上抜けるまでは、まだ明確な「底入れ」とは言い難い。しかし、注目すべきニュースとして、①NY原油先物(WTI)が2014年7月以来久々に200日移動平均線を上抜けた、②古沢IMF副専務理事が「『競争的な通貨切り下げを回避』とのG20の合意は、日銀の金融政策運営の制約にはならない」と述べた、などが挙げられよう。ドル円が109円を割り込み、2014年10月の日銀による追加緩和(バズーカ2)前の水準に戻ったことでアベノミクスに対する懐疑的な見方が広がっており、政府・日銀にとってこの局面は正念場。②によって、2週間後に控える日銀金融政策決定会合での追加緩和が意識されれば、ドル円は徐々に底値固めに入る可能性もあるとみている。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
107.90-109.10
昨日のドル円は底堅い展開だった。107.97レベルで東京市場をオープンしたドル円は序盤は108円ちょうどを挟んで一進一退となったが、昼以降は株式堅調を横目に108円前半で底堅く推移。欧州市場入り後は、下支えこそされてはいたが、上を買う動きはなく静かな展開。北米時間では一部機関投資家からショートカバーが見られたことや、増産凍結合意のヘッドラインに原油が急騰する展開となると108.79まで上値を伸ばし、108.56レベルでクローズした。 本日のドル円は上値の重い展開を予想。振返れば、1月の高値から直近の安値まで、ドル円は14円下落、日経平均は3,480円下落となった。またFRB利上げが市場に織込まれている確率は6月が15%、9月が35%まで低下した。ここ数週間は原油や米株が切返し、リスクオフが後退する局面でもドル円の円安方向への反応は薄い状況で、円の独歩高(クロス円も円高)という言葉がよく合う。昨日も、108.79まで試すも、戻りは鈍い。ここもとの下落では投機筋の動きが目立っており、IMMでは円買いのネットポジションが8年ぶり水準まで拡大している。足の速いマネーであり、ポジションアンワイドも視野に入るが、現状ではどちからと言えば戻り売りを優先した操作方針ではなかろうか。本邦当局者から円高をけん制する発言は出るが、「為替介入はできないだろう」と市場参加者からは足元を見られている状況では効果はなさそう。また、標指では今週末までに米国の小売売上高・CPI、中国のGDPの発表が控えている。直近のドル円の地合いを考えれば悪い結果に反応が強くなりやすいことが想定される。下落に勢いがついているドル円、やはり警戒すべきは下方向だろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160413.pdf
Shere