2016/4/18 FX外国為替各社の予想レンジ
おはようございます。
先週末は円高に流れました。
原油関連の市場が荒れている事もあり、今日も窓を空けてスタートという展開です。
今日はあまり重要な指標もない為、原油関連の動きに左右される事になりそうです。
とりあえず目先の下限である107円63銭あたりでは反発しそうですが、抜けたら急激に円高に流れる展開もありそうです。
円が強いというより他の通貨が不安定になっていると言える状態なので、まだ動きの激しい状態は続きそうです。
ロイター
107.70-108.90
[東京 18日 ロイター] -<07:40> ドル107.70─108.90円の見通し、原油価格や株価に注目 ドル/円は108.31円付近、ユーロ/ドルは1.1294ドル付近、ユーロ/円は122.38円付近。きょうの予想レンジはドル/円が107.70―108.90円、ユーロ/ドルが1.1230─1.1350ドル、ユーロ/円が121.80―123.00円とみられている。ドル/円は早朝の取引で、一時107.75円まで下落。17日にカタールの首都ドーハで開かれた産油国会合で増産凍結が見送られたことを受け、米原油先物 が一時1バーレル38ドルを割り込んで下落したことなどが背景。きょうは、原油先物の動きや株価の動きが注目される。原油先物については「6%以上急落したのである程度は持ち直すと思うが、(原油安で)リスク回避の流れになり、薄商いのなかでドルは、(前週末から)窓を開けて、107円後半まで下落した。きょうの日中に、窓を埋められるかどうかがポイント」(外為アナリスト)だという。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N17K0KV
SMBC信託銀行
107.50-108.80
米ワシントンで開かれていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が15日閉幕。その後の記者会見でルー米財務長官は「為替は全体でみると確かに円高は進んだが、特に無秩序な動きではない」「日本は通貨の競争的切り下げは回避すべき」と発言。麻生財務相が事前に急激な円高進行について「一方的に偏った動きに強い懸念」を示していただけに、日米の為替に関する認識の違いが浮き彫りになった。市場ではもともと「円売り介入」への期待は強くなく、この発言をきっかけに一方的に円高が進行することはないだろう。一方で、ドル円の上値も重く、原油相場が影響して米株式市場が反落するようであれば、ドル円は再び下値を試す展開か。目先の下落余地は4月11日安値の107円63銭。仮に同水準を、割れれば一時的には105円の大台を試す可能性が高まる。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
107.50-109.10
先週末のドル/円は下落した。東京時間のドル/円は109.35レベルでオープン。午前中は日経平均株価が前日比下落して寄り付くも、直後に急反発する動きや、中国第1四半期GDPや、3月鉱工業生産といった指標が堅調な結果となると、一時高値109.74を付けた。しかし、その後はG20財務相・中央銀行総裁会議や主要産油国による増産凍結に向けた会合を控え、上値重く推移した。海外時間に入り、イランが増産凍結に向けた会合に参加しないこと表明していることから、産油国会合に対する悲観的な見方が広がり、原油価格が下落。軟調な原油価格の動きにドル/円も下落した。その後、NY時間に発表された米経済指標が軟調な結果となると、ドル/円は安値108.60を付け、結局108.78でNYクローズを迎えた。 先週末はG20会議、主要産油国による会合が開催され、注目が集まった。G20会議では急激な円高進行時における為替介入が容認されるかどうかを確認したかった日本側の思惑に対し、会議後の記者会見において、ルー米財務長官は「最近は円高が進んでいるが、市場の動きは秩序的だ」と発言し、為替介入を牽制した。また、17日に行われた産油国会合では、イランとサウジアラビアが対立する構図が崩れず、原油供給過剰緩和に向けた増産凍結を目指した協議は最終合意に至らなかった。一時は1バレル=42ドルを上回るまでに回復していた原油価格であるが、再び原油安が加速する恐れが出てきた。かかる状況下、G20会議で円高機運の是正に至っておらず、加えて、本日は特段の注目すべき指標の発表も予定されていない中、ドル/円は上値の重い推移となろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160418.pdf
Shere