2016/4/21 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日は円高に流れていたものの、イラク副石油相の発言で原油価格が大きく上昇した事で円安の流れに変わりました。
109.8円台に上がってきたものの、昨日も書いたようにやはり壁が厚いようで、抜ける事はできてないですね。
日本市場が開いたあたりから再び円高に流れつつあるのも気になるポイント。
今日はユーロのECB政策金利発表がありますが、利上げも厳しい事からそのままの可能性が高いでしょう。
経済状況から利上げは考え辛いですし、マイナス金利導入もユーロ圏全体の事を考えると導入はまず無理だと思います。
夜のアメリカ新規失業保険申請件数、原油価格の方に注目した方が良さそうです。
ロイター
109.10-110.30
[東京 21日 ロイター] -<07:47> ドル109.10─110.30円の見通し、原油価格やECB理事会に注目 ドル/円は109.77円付近、ユーロ/ドルは1.1301ドル付近、ユーロ/円は124.07円付近。きょうの予想レンジはドル/円が109.10―110.30円、ユーロ/ドルが1.1230─1.1360ドル、ユーロ/円が123.30―124.60円とみられている。この日は、前日からのドル上昇機運を引き継ぎ、ドルは110円台を試すとみられている。昨日からの原油価格の大幅反発を背景に「東京時間に110円をつけられるか、海外時間に持ち越されるかが注目される。ただ、原油については、地合いが急変することもある」(外為アナリスト)とされ、警戒する声も上がっていた。欧州中央銀行(ECB)の理事会では、政策変更見送りが見込まれている。ただ、包括的な金融緩和を決めた前回理事会では、理事会後に行われたドラギ総裁の記者会見での「緩和打ち止め発言」を受けて、ユーロが急騰した経緯もあり、注視されている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N17N5D4
SMBC信託銀行
109.30-110.50
ドル円は3営業日続伸。3月の米中古住宅販売件数が年率換算533万戸と市場予想を上回る伸びとなったことに加え、原油高や主要株価の上昇を背景に投資家心理が改善。ドル円は119円台後半まで上昇し、2週間ぶりの高値を付けた。市場予想によれば、今晩米国で発表される経済指標は、①週間新規失業保険申請件数が26万5000件と前週(25万3000件)から増加する、②4月のフィラデルフィア連銀景況指数は9.0と3月(12.4)から低下する、など軟調となる見通し。ドル円の上昇機運は強いが、節目の110円を上抜けてドル買い・円売りに弾みが付いても、チャート上は日足一目均衡表の基準線110円71銭で上値の抵抗を受ける可能性がある。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
109.20-110.40
昨日のドル/円は上昇した。東京時間オープン前に発表された本邦3月貿易収支が市場予想を下回るも、マーケットの反応は限定的となる中、ドル/円は109.22レベルで東京時間オープン。一時日経平均株価が前日比200円超となるも、その後、上げ幅を縮小させる動きや、原油相場が下落する展開にドル/円も上値重く推移し、一時安値108.77を付けた。然しながら、海外時間に入ると欧米株の堅調な推移や、イラク副石油相の「5月にロシアで産油国会合を開くだろう」との発言が伝わり、原油価格が大きく反発すると、ドル/円は高値109.88まで上昇した。終盤にかけては109円台後半で動意の乏しい展開となり、結局109.85レベルでNYクローズとなった。 本日のドル/円は底堅い展開を予想する。週初、産油国会合での原油増産凍結見送りや米国の円売り介入牽制を受けて、107円台後半まで下落したドル/円であるが、足許、原油価格は回復し、年初来高値を更新、日米欧の株価の堅調な推移も相俟ってドル/円は15日の直近高値109.74を上抜け、110円台を窺う展開となっている。本日はECB理事会が開催されるが、前回理事会で導入が決定された一部の追加緩和策の開始時期が未到来であることや、記者会見におけるドラギ総裁の利下げ打ち止め感を示唆する発言等を勘案すれば、今回会合での追加緩和は見送られる可能性が高い。加えて来週は日銀金融政策決定会合の開催が予定されている。追加緩和に対する期待感も相応に高まっている中、足許のドル/円相場の地合いが大きく変わる展開は想定しておらず、目先、ドル/円は円安方向の流れが継続するものと考えている。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160421.pdf
Shere