2016/5/19 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日も予想通り、日中から円安傾向でしたが、FOMCで更に円安に流れています。
アメリカの6月の利上げが濃厚になってきました。
最近の円高が厳しかった事もあり、円安に流れやすい状況と言えます。
今日も指標発表はいくつかありますし、アメリカの新規失業保険申請件数等、ある程度重要なものもありますけど…。
各市場の開始時にはFOMCの結果後の影響も考えられるので注意したいところです。
株価側にも影響が出てくると思うので、どちらかというと円安を意識しながら売り買いしたいと思ってます。
ロイター
109.50-110.80
[東京 19日 ロイター] -<07:47> ドル109.50─110.80円の見通し、実需筋のフローに関心 ドル/円は110.15円付近、ユーロ/ドルは1.1224ドル付近、ユーロ/円は123.62円付近。きょうの予想レンジはドル/円が109.50―110.80円、ユーロ/ドルが1.1180─1.1280ドル、ユーロ/円が122.90―124.20円とみられている。前日海外時間に発表された4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて6月の利上げが意識され、ドルは約3週間ぶり高値の110.25円まで上昇した。東京時間の朝方はわずかに緩んでおり、輸出企業などからドル売り/円買いが出ているとの指摘がある。「110円台は輸出企業にとって恵みの雨。(今期の想定為替レートに近い)この辺で手当てする可能性が高い」(国内金融機関)として、上値を抑える一因になるとみられている。輸出企業のドル売りや利益確定売りが一巡した後は、株価をにらみながら再び高値を目指す展開もあり得るという。FOMC議事要旨によると、経済指標が第2・四半期の成長加速を示し、物価上昇率と雇用も上向けば、6月の利上げが適切になるとの意見が大勢を占めた。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N18F5FF
SMBC信託銀行
109.60-110.60
米国で公表された米連邦公開市場委員会(FOMC、4月26、27日開催)議事要旨では、「大半のFOMCメンバーは、今後の経済指標が4-6月期の経済成長を示し、労働市場と物価情勢が改善すれば6月利上げは適切になる可能性が高いと判断した」との内容が明らかになった。こうした内容を受けて米利上げ観測が高まりドル円は4月28日以来となる110円台を回復した。市場予想によれば週間新規失業保険申請件数や5月のフィラデルフィア連銀景況指数など本日発表される経済指標は前回からの改善が見込まれている。FOMCは今後の利上げは指標次第との姿勢を維持しており、米経済の回復を示す結果が並べばドル高地合いとなるなかでドル円は底堅く推移しよう。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
109.70-110.50
昨日のドル円は上昇。東京時間入り前に発表された本邦第1四半期GDPが市場予想を上回ると、ドル円は109.27レベルまで上昇するがすぐに反落し109.02でオープン。本邦GDPの結果を受けて緩和期待が後退したとの見方からか一時安値108.73まで下落するが、日経平均株価が上昇に転じるとドル円も反発し、109円台前半で揉み合いに。海外時間入り後も序盤は動意の薄い値動きとなったが、原油価格が上昇する展開にドル円も109円台後半まで確りと推移。その後発表されたFOMC議事要旨は、大半の当局者から経済の改善が続けば6月の利上げが適切になるとの認識が示されるなどタカ派な内容となった。この結果を受けて米金利が上昇すると、ドル円は高値110.25まで上昇し、110.16でNYクローズを迎えている。 昨日はFOMC議事要旨の結果を受けて全面的にドル買いが進み、6月の米利上げについてFF金利先物市場への織り込み度合いは約1割→約3割まで上昇した。ただし6月までに利上げ実施へ判断材料が揃うかは意見が分かれているようだ。ここから利上げへの織り込みが更に進むかは米経済指標次第であり、市場の感応度も高まるだろう。次回FOMCに向けては5月末の米第1四半期GDP2次速報や、6月初旬の雇用統計、ISM景況指数には特に注目が集まると見られる。本邦サイドでは緩和期待が後退しているとの見方はあるものの、足許円安に進んでいることから日本株も本日は確りとした値動きとなることが想定される。オプション市場を見ても円高圧力は後退しており、昨日の議事要旨を受けてドル円の下値は支えられやすいだろう。一方で週足の一目均衡表の雲が110円台半ばに位置しており、ここを上抜けるかが一つポイントとなると考えられるが、本日については実需サイドのドル売りも出てくると見られることから大きな値動きは出づらいか。海外時間に予定されているダドリー総裁のコメントには注目しておきたい。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160519.pdf
Shere