2016/5/31 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日は円安に流れましたね。と言っても昨日書き込んだ時には書いていたように既に動きが見えていたので、やや円安に流れた程度です。
そして想定通り海外市場時間帯には動きがぴたりと停止。
どちらにも動き辛い状態ではありますが、今日は月末。
そしてイギリスとアメリカ市場が休み明け。
更に指標発表も数が多いので昨日よりブレ幅が増えそうですね。
個人的には週末のアメリカ雇用統計に既に意識を向けている感じで、雇用統計から利上げへの流れがどうなるかに注目したいところです。
けど、イギリスの問題で今は予想し辛いんですよね…ニュース出たら流れ変わりそう(^^ゞ
ロイター
110.40-111.70
[東京 31日 ロイター] -<08:05> ドル110.40―111.70円の見通し、増税延期は相当織り込み済み ドル/円は110.97円付近、ユーロ/ドルは1.1142ドル付近、ユーロ/円は123.65円付近。きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.70円、ユーロ/ドルが1.1090─1.1190ドル、ユーロ/円が122.90―124.20円とみられている。前日の東京市場終盤/欧州序盤には、ドルが対円で1カ月ぶり高値となる111.44円を付けた。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の前週末の発言で早期利上げ観測が高まっているほか、安倍首相が消費税増税を2年半延期する意向を固めたと伝わったことがドル/円の追い風となった。ニューヨーク市場はメモリアルデーのため休場。月末のきょうは、仲値公示までは輸入企業の駆け込み的ドル買いが入る可能性があるとみられている。ただ、仲値公示後は「水準感から輸出企業のドル売りが流入しやすい」(外為アナリスト)という。時事通信によると、安倍首相は30日、都内で麻生副総理兼財務相と会談し、2017年4月予定の消費税増税を19年10月まで2年半延期する方針について重ねて理解を求め、麻生氏もこれを容認したという。首相は、増税延期について国会会期末のきょうにも正式表明する方針。為替市場では、「増税延期は既に相当織り込まれている。ドル/円の反応は株価の反応次第となりそうだ」(前出の外為アナリスト)という。また、前日のドル/円の上昇は「過剰反応という感じもある」(同)との評価も聞かれ、きょうは短期的に構築されたドル・ロングの解消売りが入りやすいとみられている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N18R4AJ
SMBC信託銀行
110.40-111.50
安倍首相が来年4月に予定されている消費再増税を2年延期する意向と伝わり日本株が上昇するなか、ドル円は堅調に推移し4月28日以来となる111円台半ばへ上伸する場面もみられた。ただ、ロンドン市場やNY市場が休場だったことからドル買い円売りの動きは限定され、111円ちょうど付近へ押し戻される展開となった。本日米国で発表される4月の個人消費支出(PCE)は前月比0.7%増、コアPCEデフレーターは同0.2%上昇とそれぞれ前月(同0.1%増、同0.1%上昇)を上回る見通し*1。個人消費の堅調さとインフレの改善が確認されれば米利上げ観測が高まり、足元のドル高地合いをサポートするだろう。チャート上、ドル円は日足一目均衡表雲上限111円25銭を明確に上抜ける場合には4月28日高値111円88銭を目指す可能性も。*1 「モーニング経済メモ」 , 2016.05.30 , Citi Research
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
110.60-111.60
昨日のドル円は上昇した。先週末に「安倍首相が消費増税を2年半延期するとの意向を政府・与党幹部に伝えた」との報道がなされると、朝方からドル円は円売り地合いの中110円後半まで上昇し、東京時間110.79付近でオープン。日経平均株価が前営業日対比プラスで寄り付き、その後も堅調に推移したこともあり円売りの流れは継続し111円台を上抜けた。この水準では利益確定の売りに押し戻され111円ちょうど付近を揉み合う展開となったが、日経平均株価が4/28ぶりに17,000円台に乗せると、再びドル円は上昇を開始。海外時間序盤に高値111.45をつけたが、上値は重く111円台前半まで下落。米・英が休場であり取引が閑散とする中、111円台前半での動意の乏しい展開となり111.11付近でクローズした。 本日のドル円は小確りとした展開を予想する。食傷気味ではあるがドル円の動向を考える上で、足許のメインテーマは米金融政策だろう。27日、イエレンFRB議長は講演で「今後数ヶ月での利上げおそらく適切」と発言、市場では米利上げに対する期待は相応に高まりを見せているようにも思える。しかし、FF金利先物から算出される利上げ確率は7月FOMCまでで5割程度。利上げを実施した昨年12月のFOMC前までには8割程度の織り込みがなされていたことを考えると、市場とFedの見方には未だ乖離が見られる。今後、6月月初に控える米経済指標、6/6のイエレン議長の講演でFedは市場との対話を図っていくことになるのだろう。本日については米利上げ観測を推し測る新規材料に乏しいながら、消費増税延期に向けて麻生財務相をはじめ与党内で調整が進んでいる中、株式市場が堅調に推移する蓋然性が高いだろう。ドル円は株の推移を睨みながら111円台前半での小確りとした展開になりそうだ。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160531.pdf
Shere