2016/6/1 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日は想定していたより動きが少ない展開でした。
まあ、書いていたようにどちらにも動き辛い状態だったのですが、もう少し動くかと思ってましたね(^^ゞ
夜中に指標発表の影響もありやや円高になり、その後あまり変動がありませんでした。
今日は株価が軟調で下落。ただ先ほど発表された中国の製造業PMIと財新製造業PMIの影響で動きに変化がありました。
ただ目先は今夜のアメリカISM製造業景況指数から週末の雇用統計への流れの方に注目か、動きが取り辛い展開です。
また夕方には安倍首相の記者会見があるのでこちらも注目したいところです。
ロイター
110.10-111.40
[東京 1日 ロイター] -<7:47> ドル110.10─111.40円の見通し、リスク選好一服で上値重いか ドル/円は110.72円付近、ユーロ/ドルは1.1131ドル付近、ユーロ/円は123.20円付近。きょうの予想レンジはドル/円が110.10─111.40円、ユーロ/ドルが1.1080─1.1180ドル、ユーロ/円が122.60─123.90円とみられている。前日の欧米時間にはリスク選好の流れが一服しており、こうしたムードがアジア時間にも引き継がれて株価が精彩を欠くようならドル/円の上値は重くなりそうだという。ただ、110円台では国内勢の押し目買い需要も強く「110円を割れるようなイメージはない」(国内金融機関)との声が出ていた。イベントとしては、中国の製造業・非製造業PMI、米ISM製造業景気指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)などが材料視されそうだという。前日海外時間には、最新の英世論調査で欧州連合(EU)離脱支持が優勢という結果が判明し、ポンド安/ドル高が進んだ。この影響でユーロも対ドルで下落し、安全通貨とされる円は買われた。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N18S5B3
SMBC信託銀行
110.20-111.20
米国で発表された4月の個人消費支出(PCE)は前月比1.0%増と約7年ぶりの高い伸びとなったほか、インフレ指標のPCEデフレーターは同0.3%上昇と前月(同0.1%上昇)から伸びが高まった。これらを受けて米国における早期利上げをめぐる思惑が広がり米国株が軟調に推移するなか、ドル円は111円台前半から110円台後半へ軟化した。市場予想によれば本日発表される5月の米ISM製造業景況指数は50.3と前月(50.8)から悪化する見通し。製造業活動の足取りの鈍さが意識され、ドル売り圧力がかかる可能性があろう。チャート上、ドル円は日足一目均衡表雲下限の位置する110円28銭付付近が目先の下値メド。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
110.40-111.40
昨日のドル円は111円前半で上値を抑えられる展開だった。110.84レベルで東京市場オープンしたドル円は麻生財務相が安倍総理の方針を受け入れとの報道や日経がプラス圏に浮上するとこの日の高値である111.35まで上昇した。しかし、高値では売り圧力が見られ前日の高値(111.45)をトライすることなく、111円ちょうど付近での推移が続く。NY時間になり発表された米指標は個人所得・収支こそ堅調であったが、シカゴ購買部、消費者信頼感、ダラス連銀製造業と事前予想を下回ると110.51まで下落し、110.72レベルでクローズした。 日経平均は昨日まで一応5連騰、ドル円も111円台ということになるが、増税延期報道の翌日月曜の動きからも分かるように、事前に延期は織込まれていたと言ってよいだろう。本日は国会会期末で安倍首相会見も予定されている。延期の正式発表は市場では消化済み。5-10兆円規模の補正発表の可能性はあるが、こちらについてもある程度織込みが進んでいると思われ、むしろ発表後の利益確定の動きや発表内容が期待を下回った際の円高リスクすら視野に入るのではないか。本邦要因による円安浮揚は現状レベルが手一杯で、相場のドライバーはここもと3週間で利上げ織込みを強まらせている米当局だろう。一時10%台前半まで低下していた7月FOMCでの利上げの織込み割合は現状50%超えており、円以外の通貨に対しても米ドルの上昇は顕著である。今週は月初週にあたり、ISM景況・耐久財受注・雇用統計と重要指標の発表が予定される。大型連休中の最安値から数えて一時6円程度円安に戻した計算になるが、指標の内容次第では利上げ観測が更に進み、112円台も想定されよう。その他の要因では5月2週目以降40ドル台後半で底堅さを見せている原油。値動きが落ち着いているだけに、明日のOPEC総会では増産停止合意なしが濃厚。ただ、このまま50ドルを上抜けていくような展開も予想しづらく、再下落の可能性もあるのでは。また、世論調査では拮抗している英国のEU離脱/残留の動向や欧州ではECBを明日に控える。ここもと全般的にリスク資産が堅調であるが、リスクオフへ巻き戻りというシナリオも頭の片隅には置いておきたい。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160601.pdf
Shere