2016/6/4 アメリカ雇用統計の急激な円高について
こんにちは
土曜は市場が休みなのでいつも書いてませんけど、かなり動いたので少し書き込みします。
金曜日は109円近辺で売り買いが続いていました。
まあ、この前書いたように方向性を決定づけるような要因が出て、既にその要因を飲み込んだ状態が109円くらいだったので、夜中にあるアメリカの雇用統計の様子見の為に、ある程度詳しい人なら売り買いを控えていたと思います。
アメリカの雇用統計は、色々ある各国の指標の中で一番ブレ幅が大きくなりやすい為、毎月第一金曜日のアメリカ雇用統計はFXをしている人にとっては上手くすればおいしいイベントと言えるでしょう。
逆に知らないと巻き込まれてしまうか、知らずに儲けて驚くかどちらかでしょう(^^ゞ
さて今回は市場予想が16.0万人に対して結果が3.8万人と物凄く低い数字となりました。
どのくらい低いかと言うと…私の方で確認したら少なくとも2012年以降では最低の数字になりました。
25.7 29.5 12.6 22.3 28.0 22.3 21.5 17.3 14.2 27.1 21.1 29.2
上記は去年の1月から12月までの数字です。(単位は万人)
そして今年は…
15.1 24.2 21.5 16.0 3.8
今回がかなり少ないのは一目瞭然ですよねぇ…。
そして、今月にはアメリカは利上げ観測が出てました。
利上げ=円安ドル高となるのですが、この観測が後退する事になる訳なので、逆に動きます。
そして円高ドル安に急激に動くと…。
まあ、輸入品の物価は下がるので悪い事ばかりではないですが、輸出がメインの大企業は痛いでしょうね。
正直今年の円高は行き過ぎ感があると思ってはいるのですが、イギリスのEU離脱に続いて、アメリカ市場の減速となると更に円高も考えられるだけに、怖いですね。
ちなみに、私は前々から書いているように、こういう時はOCOを利用しているのでおいしく稼がせていただきました。
失敗する時もありますが、短期で売り買いしているFXトレーダーにとってはアメリカの雇用統計はありがたいです(>_<)
Shere