2016/6/8 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日は上げたり下げたりしたものの、やはりレンジから出るほどではありませんでした。
今日は朝から円高に流れています。
徐々に落としているものの日経平均にはそれほど変動はなく、中国人民銀行のエコノミストが「元が中期的に対通貨バスケットで上下に変動することを人民銀行が容認するとの見通しを示した」という事で…。
こちらか、最初反応が少なかった邦銀の国債入札特別資格返上報道で動きが出てきたのではないかと思います。
円高方面は更に警戒しておいた方が良さそうです。
中期で売り買いをしている方は、円高に流れたからと飛びつかないように注意したいところですね。
ロイター
106.70-108.00
[東京 8日 ロイター] -<07:37> ドル106.70─108.00円の見通し、上値重いが107円割れでは買いも ル/円は107.29円付近、ユーロ/ドルは1.1356ドル付近、ユーロ/円は121.93円付近。きょうの予想レンジはドル/円が106.70―108.00円、ユーロ/ドルが1.1300─1.1400ドル、ユーロ/円が121.30―122.60円とみられている。米早期利上げ期待の後退を背景とする米長期金利の低下を受け、ドル/円の上値が重い展開が予想されるという。ただ、「リスク回避の円買いが出ているわけではないので、107円を割り込む水準では、6日に106.84円を付けた後に切り返して反発した経緯もあり(ドル)買いフローが予想される」(外為アナリスト)という。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N18Z4ZQ
SMBC信託銀行
106.80-107.90
米連邦準備理事会(FRB)は利上げを慎重に進めるとの見方から米10年債利回りが低下したことを受けて、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスは94台前半から93台後半へ下落。こうしたなか、ドル円は107円台後半から前半へ軟化した。市場予想によれば本日米国で発表される4月の求人件数は567.5万件と記録上二番目の高水準となった3月(575.7万件)から減少する見通し。雇用環境の回復に一服感が広がるなか、ドルは上値の重い展開が続くとみている。チャート上、ドル円は6月7日高値107円90銭付近が目先の上値メドとなろう。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
107.00-108.20
ドル/円相場は往って来いの展開。アジア時間序盤は、日本株が一時前日比マイナス圏に沈むなどリスク回避的な動きが優勢となったことで円買い圧力がかかり、ドル/円は107円台半ばから同前半まで下落。その後、株の反発とともに円売り優勢の地合いに転じ欧州時間には107.90を示現したが、予想を上回った欧州GDP(確報)の結果を受け月初以来の水準まで上昇していたユーロ/円に売りが入ると、ドル/円もアジア時間の安値を下抜け107.16まで値を下げることとなった。引けにかけてはやや買い戻しも入り、ドル/円は107.37レベル、122円台後半まで上昇していたユーロ/円は121円台半ばまで下げた後、121.96レベルでNY17時を迎えている。 イエレンFRB議長を「失望」させた5月分米雇用統計を受け為替市場では全般的に大きくドル安が進んだが、緩和政策継続期待から株式市場が反発を見せたことで、週明けからは円安が進行している(G10通貨では最弱)。5月末以降、株式市場は日本を除いて世界的に堅調に推移しており、こうした状況は円安をサポートする材料となるだろう。また、すでにFOMC会合前のブラックアウト期間に突入していることからFed高官の発言が米金利を振幅させることは当面なさそうだが、来週のFOMC後に公表される予定の会合参加者による政策金利見通しが、前回3月時点から(多少の変更はあれど)極端に変わるものでないとすれば、米雇用統計後に急低下した金利先物市場での利上げ織り込み度合い(6/7時点で7月2割、年内6割程度)は再び上昇していく余地があると考えるのが妥当だろう。マイナス金利政策発表後の戻り高値水準の切り下がり具合を踏まえると、110円より手前ではこれまで以上に実需のドル売りが入りそうではあるが、現水準では短期的なリスクは円安方向が大きいと見ている。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160608.pdf
Shere