2016/6/9 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-06-09 10:38:23

2016/6/9 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
一旦方向性の乏しい中で自律反発もあったのですが、やはり上値が重く徐々に下げる展開になってます。
今日は先ほど発表された中国の消費者物価指数、生産者物価指数ですが、予想がそれぞれ+2.2%と-3.2%。元々低かったのですが、結果が+2.0%と-2.8%と厳しい数字になってます。
中国の減速で個人的には更に利上げが厳しくなったと思うのですが…やや円安に流れましたかね?しかし、円高への流れは警戒したいところです。
また夜の21時半からのアメリカ新規失業保険申請件数にも注目したいところです。

ロイター
106.30-107.60
[東京 9日 ロイター] -<07:50> ドル106.30─107.60円の見通し、中国指標良ければリスク選好 ドル/円は106.95円付近、ユーロ/ドルは1.1400ドル付近、ユーロ/円は121.85円付近。きょうの予想レンジはドル/円が106.30―107.60円、ユーロ/ドルが1.1340─1.1440ドル、ユーロ/円が121.30―122.60円とみられている。 きょうは日本の機械受注発表や中曽宏日銀副総裁の講演、中国の消費者物価指数・生産者物価指数の発表などがある。「昨日は中国の貿易統計が株式市場にポジティブに働いてドル/円の下値は支えられた。中国指標の数字が良ければリスク選好的な円売りが出てくる可能性がある」(国内金融機関)との声が聞かれた。そのほか、ブリュッセルでドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が講演を行い、米国では新規失業保険申請件数が発表される。早朝はニュージーランド(NZ)ドルが急上昇した。ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)が一部の利下げ予想に反し、政策金利を据え置いたことが背景。NZドル/米ドルは一時0.71米ドルを上回る水準に上昇し、1年ぶりの高値をつけた。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19053I

SMBC信託銀行
106.30-107.30
ドル円は上値が重く推移し、106円台半ばまでじり安となった。特に目立った材料は見られなかったものの、米国の利上げ観測が後退するなかでドルが軟調に推移したことが背景。ドル指数は3日続落となり、93.42の安値を付けた。本日は米国で新規失業保険申請件数が発表されるが、前週とほぼ変わらない結果が見込まれておりドル円相場への影響は限定的か。ドル円は今年2月以降、日足一目均衡表の雲上限が強いレジスタンスとなっており、6月以降の下げ局面でも同雲上限(111円25銭)の上抜けに失敗し反落している。チャートの形状的には5月3日に付けた年初来安値の105円55銭が意識されるところ。米株価の堅調さがドル円をサポートするとみているが、目立った材料に欠けるなかでテクニカル要因からじりじりと値を下げる可能性もあるため注意したい。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
106.50-107.50
 昨日のドル円は上値の重い展開。オセアニア時間に高値107.39を付けたドル円は107.29でオープンすると、本邦第1四半期GDP確報値が上方修正され緩和期待が後退したと見られることや、日経平均株価が前日比マイナス圏に沈むのを受けて106円台後半まで下落。その後中国の貿易統計において輸入の減少(前年比・ドルベース)が市場予想より少なかったことが好感され日本株が前日比プラスに転じると、ドル円も107円台前半まで反発するが、その後は上値を抑えられた。海外時間入り後もドル円は軟調な欧州株や米金利の低下を受けて上値重く推移し、安値106.60まで下落。その後は米株が前日比プラス圏で推移したことや、クロス円が反発する動きからドル円も値を戻し、106.98でNYクローズを迎えた。 引き続きドル安の展開。雇用統計など大きなイベントを消化し、14~15日の米FOMCまでは材料にも乏しいため米利上げ観測は当面高まらず、大きくドル買いが進みにくいだろう。本邦に目を向けると昨日、都市銀行が国債市場特別参加者の資格返上を検討しているとの報道が出ている。他の金融機関の追随が想定され、短期的にはリスク回避の動きにも警戒が必要だが、金融機関の保有比率は3割に満たず、日銀が巨額の買入を続けることから大きな動きとはならないか。日銀の統計によれば、利回り低下から民間の国債保有残高は2009年3月以来の100兆円割れとなっている。しかし日銀の当座預金残高が増加し、5月末時点で全国銀行の貸出金はマイナス金利導入時の1月末より減少。このような状況を鑑みると今後の追加緩和は難しい判断を迫られることになるが、英国のEU離脱を問う国民投票を控える状況下、ますます動きづらいのでは。日米両面の事情を勘案しても、当面ドル円が大きく上昇していく展開は考えておらず、本日についても107円を挟んだレンジでの推移を想定している。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160609.pdf