2016/6/21 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日はやや円高に流れました。
ややリスクが後退したかと思っただけに、昨日の動きはちょっと想定外でしたね(^_^;
今朝の9時くらいに上下しましたが、日本市場が開いた時間というより日銀議事要旨の「マイナス金利は市場の安定性を損ねる」というような発言から、売り買いが荒れたと思われます。
既に元の水準に戻っていて、再び様子見の展開になると思ってます。ただイギリス関連の話題には注意。
今日はEUのドラギECB総裁とアメリカのイエレンFRB議長の議会証言があります。発言内容にも要注意ですね。
引き続き読めないので無理のない売り買いをしておいた方が無難だと思います。
ロイター
103.40-104.70
[東京 21日 ロイター] -<07:49> ドル103.40─104.70円の見通し、103円半ばは堅い ドル/円は103.94円付近、ユーロ/ドルは1.1316ドル付近、ユーロ/円は117.59円付近。きょうの予想レンジはドル/円が103.40―104.70円、ユーロ/ドルが1.1270─1.1370ドル、ユーロ/円が117.10―118.40円とみられている。前日の市場では、株高、原油高、長期金利の上昇というリスクセンチメントにとって好材料が出揃ったが、ドル/円の上昇は限定的だった。今晩には米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の上院での証言や、木曜日の英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を控え、短期筋が新規ポジションの構築を手控える中、 前日の市場では、調整的な売りが先行したとみられる。こうした調整的な売りが一巡したこともあり、「きょうは103円の半ばは堅いとみている」(外為アナリスト)とされ、ドルは、上値の重さを引きずりつつも、下値リスクは限定的なものに留まるとの見方がでている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19C4OT
SMBC信託銀行
103.20-104.40
英国の欧州連合(EU)離脱(Brexit)をめぐる国民投票に関して、残留派が勢力を取り戻しつつあるとの見方が広がり投資家心理は上向いた。これを受けてドル円は欧州時間にかけて104円台前半から後半で底堅く推移した。ただ、NY市場では米国株が伸び悩むなか103円台後半へ軟化した。本日は米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が上院銀行委員会で証言をする予定。6月14、15日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合ではFOMCメンバーによる政策金利見通しが全般的に下方修正され、市場にハト派的な印象を与えたが、本日の委員会で同議長が改めて利上げを慎重に進める姿勢を示す場合にはドル円に下押し圧力がかかるだろう。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
103.00-104.50
昨日のドル円は下落。先週末、英国の各種世論調査でEU残留派がやや優勢となったことからドル円はオセアニア時間に上昇すると、104.64でオープン後に高値104.85を付けた。日経平均株価が高く寄り付いた後伸び悩むと、ドル円は上値を抑えられ、その後は104円台半ばで上値重く推移。海外勢参入後も軟調な推移が続くが、高く寄り付いていた米株が反落するのを受けてドル円は安値103.77まで下げ幅を拡大した。その後は動意無く推移し、103.92でNYクローズを迎えている。 英世論調査でEU残留派が優勢となり、昨日はこれまで全面的に売られていた株や英ポンドが買い戻され、FF金利先物市場における9月の米利上げ織込みも3割程度へ戻している(17日時点では2割程度)。しかしドル円は上昇するどころか下落。世論調査も残留派優勢とはいえ拮抗していることから、依然市場のリスク警戒感は強いようだ。現状のままでは残留・離脱どちらかを事前に市場が強く織込みにいくとは考えづらく、英国民投票の結果が出てくる24日の日中(日本時間)には大きな値動きが想定される。引き続き世論調査の内容には注視したい。ただ、ドル円については上値が重そうだ。今月前半にEU離脱派が残留派を10%程リードしたとの一部世論調査が出てからドル円は約3円下落したが、昨日は残留優勢となったにも関わらずドル円は1円弱反発したところで上値を抑えられ、反落。ドル円のレンジが切り下がっていることから、値を戻すタイミングでは実需のドル売りも入りやすいか。本日についてもリスク警戒感から、引き続きドル円の上値は重いだろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160621.pdf
Shere