2016/6/22 FX外国為替各社の予想とイギリス離脱問題
こんにちは
昨日は書き込み時点では日銀議事要旨で円高に流れていましたが、株価上昇とイギリスの残留優勢との事で円安に流れました。
ただし夜からやや円高に戻してきています。
やはりイギリスの国民投票が明日に控えている為、限定的な動きになると思われます。
ただイギリス方面のニュースには引き続き注目ですね。
開票は日本時間の朝との事なので、明日へかけて徐々に動きは激しくなりそうです。
現状のままだとやや円安に流れる可能性が高めかと思いますけど、世論自体は結構割れてますから要注意。
ロイター
104.00-105.30
[東京 22日 ロイター] -<7:40> ドル104.00─105.30円の見通し、英投票を控え小動きか ドル/円は104.67円付近、ユーロ/ドルは1.1253ドル付近、ユーロ/円は117.79円付近。きょうの予想レンジはドル/円が104.00─105.30円、ユーロ/ドルが1.1210─1.1310ドル、ユーロ/円が117.20─118.50円とみられている。アジア時間は株価をにらみながら104円後半を軸にもみ合う展開が想定される。「株価の上昇がないと105円にしっかり乗せるのは難しい」(国内金融機関)との声が出ていた。英国民投票をあすに控え、値動きは小幅にとどまりそうだという。前日海外時間には、円に利益確定売りが広がってドルは一時105円を回復した。ポンドとユーロはドルに対して下落。最新の英世論調査で欧州連合(EU)残留支持派のリードが縮小したことが材料視された。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が21日の欧州議会で行った証言も、追加緩和への思惑につながってユーロやポンドの売りにつながった。同総裁は、英投票が市場の不透明感を助長しており、必要ならあらゆる手段を行使する用意があると述べた。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19D4X2
SMBC信託
104.10-105.20
英国の欧州連合(EU)離脱(Brexit)に対する警戒感が和らぎ、主要国の株式相場が底堅く推移するなど市場心理が上向くなか、ドル円は103円台半ばから105円ちょうど付近へ上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は21日の上院銀行委員会における証言で4-6月期のGDPの伸びが高まる可能性を指摘しつつも、「労働市場の改善ペースは最近になって鈍化したように見え、金融政策の修正を注意深く進めることが引き続き適切である」との認識を明らかにした。早期利上げの可能性が高まるには米国内における雇用や物価の改善が必要とみられるが、目先では関連指標の発表が予定されておらず、ドル円は上値の重い値動きになるとみている。銀行
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
103.80-105.20
昨日のドル円は上昇した。103.83レベルで東京市場オープンしたドル円は直前に発表されていた4月分の日銀会合議事要旨中で「複数の委員がマイナス金利に関して国債市場の安定性を損ねる」としていたことが明らかになると前日安値を抜け、この日の安値103.58まで下落。ただ、その後は株高につれられ104円台半ばまで上昇。欧州市場では英ブックメーカーにて残留派が優勢と確認されると、ドル円も底堅い展開。NY時間に入るとドラギ総裁のハト派な発言を受け、一時的に下落するも、その後は全般的にドル買いに傾く中、105.06まで上昇。調整を挟み、104.77レベルでのクローズとなった。 本日のドル円は神経質な展開を想定。いよいよイギリス国民投票を明日に控える。開票自体は東京時間で24日朝からの予定であり、これを控え、神経質な展開を想定している。直近では残留派が僅かに優勢との調査結果が出ているが、未だ拮抗という範囲を脱してはいない状況。コンセンサスが未だ出来上がっておらず、離脱/残留のどちらに転んだとしてもマーケットに対して相応のインパクトを与える可能性があることについて十分に留意したい。それぞれのケースでのドル円の水準予想については明日の本欄でご説明するとして、昨日と本日は半年に一度のイエレン議長による議会証言が行われる。昨日同様に新たな材料はあまり期待できないというのがメーンシナリオではあるが、直近の雇用統計を含む米経済の不確実性やBREXITや中国経済が与える利上げ判断への影響について言及がある可能性があり、注意したい。併せて、惨憺たる結果となった雇用統計や無風通過したFOMCを受けて、一時的に7月の利上げ織込みが5%未満まで低下する局面があった。5月と同様に、(利上げするかどうかは別として)一定程度の利上げ織込みをマーケットにさせておきたい、との思惑から、利上げを想起させるような発言をする可能性についてもリスクシナリオとして考えておきたい。いずれにしても、イギリス国民投票をこなせば、次の市場テーマは米利上げ予想に戻るだろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160622.pdf
Shere