2016/6/28 FX外国為替各社の予想と個人予想
FXブログ
2016-06-28 11:18:52

2016/6/28 FX外国為替各社の予想と個人予想

投稿者:のりだーさん

こんにちは
先週末と比べると今週に入って上げ下げの小さい展開になっています。
昨日も上げ下げはあったものの、英ポンド/ドル(+ユーロ)の動きの影響が要注目という感じです。
今日は17時からのEUのドラギECB総裁の発言、18時からイギリスのBOE臨時オペがあります。
いつもなら重要度は多少低くなるのですが、離脱投票後のタイミング的に発言内容等により動きが出るかもしれません。
また21時半からアメリカの第1四半期GDPや個人消費の確報値がありますのでこちらも警戒。
現状では上にも下にも壁があるので、やや円高方面には急激な流れに注視。日中はレンジ相場だと思います。

ロイター
101.10-102.60
[東京 28日 ロイター] -<07:41> ドル101.10─102.60円の見通し、英ポンドやユーロの月末取引を注視 ドル/円は102円付近、ユーロ/ドルは1.1015ドル付近、ユーロ/円は112.30円付近。きょうの予想レンジはドル/円が101.10―102.60円、ユーロ/ドルが1.0960─1.1090ドル、ユーロ/円が111.60―113.10円とみられている。前日ニューヨーク市場終盤では、英ポンドが続落した。英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う先行き不透明感が嫌われ、対ドルで一時31年ぶり安値を付けた。英ポンド/ドル は1985年半ば以来の安値となる1.3122ドルまで売られた。28日はスポ末と呼ばれ、この日のスポット取引の決済は月末となる。市場では「(英国のEU離脱決定のあと)市場はまだ落ち着いたとはいえない。きょうは、特にポンドやユーロでの月末のフローに注意したい」(外為アナリスト)との声が出ていた。ドル/円については、102円半ばは重いとされる一方で、101円半ばはサポートされるとみられ、きょうは102円を軸に上下数十銭の値幅が中心的な取引レンジとなるとみられる。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19J57U

SMBC信託銀行
101.30-102.60
英国の欧州連合(EU)離脱(Brexit)決定を受けて欧米株式が軟調に推移するなど、リスクオフの流れが続くなかドル円は101円台前半を付ける場面もみられた。ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感がくすぶるなか円買いの動きは次第に弱まり102円台前半へ持ち直した。本日発表される1-3月期の米実質GDP成長率(確報値)は前期比年率0.8%と改定値と一致するものの、市場予想(同1.0%)を下回る見通し*1。足元ではBrexitに伴い投資家のリスク回避姿勢が強まっており、ドル円の下押し要因となる可能性も。チャート上では6月27日安値101円41銭付近が目先の下値メド。*1 「モーニング経済メモ」 , 2016.06.27 , Citi Research

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
100.80-102.50
 昨日のドル円は往って来いの展開。英ポンドがギャップダウンする展開を受けてオセアニア時間に101円台半ばまで下落したドル円は、政府・日銀の臨時会合が開催されることなどから値を戻して102.19レベルでオープンすると、公示仲値発表前には高値102.50まで確りと推移。その後は特段材料もなく102円を挟んたレンジでの値動きが続いたが、海外時間入り後にはリスク警戒ムードが続く中で欧州株が軟調に推移し、ドル円は安値101.41まで円買いが進む。米株・米金利も軟調な推移となるが、欧州通貨売りに対してドルも円も買われたことでドル円相場への影響は限定的に。その後ドル円は101円台後半で小確りとした値動きとなり、102.01でNYクローズを迎えた。 英国民投票を終え週明け1日が経過したが、リスク警戒ムードが継続している。昨日日本株やアジア株の一部は買い戻されているが、全面的に株価は軟調。23日のNYクローズから見ると、金が大きく買われているほか、G10通貨では英ポンド・ユーロ売りに対して円>米ドル>スイスフランの順で買われている。市場の混乱や先行きの不透明さを受けて英国民投票のやり直しを求めている声も上がっていたが、英首相はこれを却下し離脱準備の為の専門部署を設置。一方スコットランドや北アイルランド等では英国からの独立に向けた住民投票実施の可能性が浮上するなど、リスクセンチメントの改善にはしばらく時間がかかりそう。とはいえ次第に米金融政策動向へと市場のメインテーマは戻っていくと想定されるが、FF金利先物市場における次回利上げの織込みでは年内の利上げが困難なだけでなく、7月の利下げについて約1割織り込まれている状況。FOMCメンバーからBrexitが米景気に与える影響を懸念している旨の発言が出ていたことに鑑みれば、少なくとも早い段階での米利上げに積極的な姿勢は示されないだろう。よって短期的にはリスク回避の円買いが進みやすく、中長期的にはドル買いが進められにくいと想定されることから、本日を含めて当面のドル円は円高進行を警戒すべきだろう。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160628.pdf