2016/7/8 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
やはり雇用統計前の様子見の流れでしょうか、昨日は書き込み後日中はあまり動きがありませんでした。
夜になると予想していたアメリカのADP全国雇用者数で事前予想を上回った為やや円安に流れましたが、新規失業保険申請件数は減、さらにスペインとポルトガルの財政赤字問題が絡み円高へ。
今日も円安に流れる場面はあったものの元の水準に戻していて、それほど大きな変動は見られません。
雇用統計次第ではあるものの、下振れリスクも依然として残っている為、今夜の動きには注目していきたいところです。
私はまたOCOで突っ込むかもしれません。
ロイター
100.00-101.50
[東京 8日 ロイター] -<07:48> ドル100.00─101.50円の見通し、米雇用統計待ち ドル/円は100.70円付近、ユーロ/ドルは1.1060ドル付近、ユーロ/円は111.40円付近。きょうの予想レンジはドル/円が100.00―101.50円、ユーロ/ドルが1.1000─1.1130ドル、ユーロ/円が110.70―112.20円とみられている。きょうの東京市場では、市場参加者の視線が今夜の米雇用統計に向くなか、100円半ばを軸とするもみ合いが予想されている。米労働省が7日に発表した2日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万6000件減の25万4000件と、市場予想の27万件を下回り、4月中旬に記録した43年ぶりの低水準に近づいた。一方、6月の米ADP民間雇用者数は17.2万人増と、ロイターがまとめた市場予想の15万9000人増を上回った。「前日発表された雇用関連指標はいずれも予想を上回るものだったが、ドル高方向のモメンタムは高まらなかった。きょうの雇用統計が良い結果になったとしても、7、9月の利上げ見通しが強まることはなさそうだ」(外為アナリスト)との意見が出ている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19T4SY
SMBC信託銀行
99.70-101.20
ドル円は続落。米国で発表された、6月のADP雇用統計で民間部門の雇用者数が前月比17万2000人増と市場予想を上回ったほか、週間新規失業保険申請件数が25万4000件と4月半ば以来の低水準を付けるなど、雇用改善を裏付けるデータがそろった。ただ、
原油価格の急反落や伊モンテ・パスキ銀行の不良債権処理問題を背景に投資家心理が悪化し、為替市場では円高地合いが続き、ドル円は101円台前半から100円台後半まで下落した。市場予想によれば、米労働省が今晩発表する6月の非農業部門雇用者数(NFP)は前月比18万人増と前月(同3万8000人増)から伸びが高まる一方、失業率は4.8%と前月から0.1%ポイント悪化する見通し。平均時給は前年比2.7%増と前月(同2.5%増)から伸びが高まる見込みだが、前年同月の水準が低かったことを踏まえて評価する必要がある。ドル円は1日に103円台前半の戻り高値を付けて以降、上値と下値を切り下げており下振れリスクが残る。先月24日安値99円02銭を下抜ける場合には円買い・ドル売りが加速する可能性もあるため注意が必要。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
99.80-101.80
昨日のドル/円相場は、100円台後半を中心に方向感に欠ける展開となった。アジア時間序盤には101.25を示現するも、日本株が次第に上値を重くすると円が全般に買い進められ、ドル/円の主戦場は100円台後半にシフト。その後海外時間には、欧州株が底堅く推移したことや米ADP雇用報告の内容が事前予想を上回ったこと等を背景に一時101.23まで反発する場面もあったものの、欧州委員会がスペインとポルトガルの過剰な財政赤字に対する制裁手続きを正式に開始したとのヘッドラインや、米エネルギー情報局が発表した原油在庫統計で減少幅が小さいことが確認され原油相場が急落したこと等を背景に、為替市場では円が全面高となり、ドル/円はアジア時間の安値を下抜け100.60まで下落。翌日に米雇用統計の発表を控え、結局100.70レベルでNY17時を迎えた。 本日米国時間に発表される雇用統計の結果には注目が集まるが、来週初に控えるジョージ総裁(カンザスシティー連銀)、メスター総裁(クリーブランド連銀)、ブラード総裁(セントルイス連銀)といった今年投票権を有するFOMCメンバーの講演等(さらにカシュカリ、カプラン、ハーカー、ロックハート等来週は連日、地区連銀総裁の講演が予定されている。)はその結果を踏まえた内容になってくることが予想されるため、こちらも材料視される可能性があるだろう。足許ではすでに、次の利上げは(2016年最後のFOMC会合が開催される)12月、あるいは年内の利上げは困難といった見方が多数派を占めており、長期ゾーンの米金利も過去最低水準にまで低下しているなかでは、リスクは利上げのタイミングの前倒し、米金利の上昇サイドがより大きいものと考えている。ドル/円は、中期的には上値を次第に切り下げていく展開を想定しているが、短期的には99~100円程度が下値の目処となるのではないか。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160708.pdf
Shere