2016/7/27 FX外国為替各社の予想とFOMCを控えて
こんにちは
昨日も書いた様に円高へ大きく流れました。
ただ、アメリカの経済指標が良かった事もあり、流れが変わりました。
昨夜からやや円安に戻す展開になっています。
今日の各社の予想もまた外れつつあります。
まあ、アップルの2期連続減収減益発表もありましたが、どちらにしろ今夜はFOMCがある為それほど大きくは動かないと思うんですけどね。
どちらかというと昨日の下げが強すぎたので戻したという感じです。
今夜はFOMCもですが、夕方からイギリスGDP、アメリカの耐久財受注や中古住宅販売保留や週間原油在庫の発表があるので、そこら辺からの動きには注意したいところです。
戻した後に再度円高に流れる可能性もありますが、週末に日銀金融政策決定会合も控えている為読みづらい展開です。
ロイター
104.00-105.50
[東京 27日 ロイター] -<07:50> ドル104.00─105.50円の見通し、イベント前で神経質な値動き ドル/円は104.70円付近、ユーロ/ドルは1.0984ドル付近、ユーロ/円は115.03円付近。きょうの予想レンジはドル/円が104.00―105.50円、ユーロ/ドルが1.0930─1.1030ドル、ユーロ/円が114.30―115.80円とみられている。前日のニューヨーク市場では、日経新聞が電子版で、日銀内で追加金融緩和論が浮上してきた、と伝えたことが広がり、日本時間午前2時頃にドルが、104.98円まで強含む場面が見られた。同報道では、英国の欧州連合(EU)離脱決定で世界経済の先行き不透明感が高まり、目標に置く物価2%上昇の達成が危うくなってきたため、日銀内で、20兆円を超える経済対策を打ち出す政府と足並みをそろえ、景気や物価を下支えすべきだとの声が広がりつつあるという。この日の東京市場では、「米連邦公開市場委員会(FOMC)やイエレン議長の会見を控え、神経質な値動きが予想される」(外為アナリスト)という。5月のFOMC声明では、景気判断が前進する可能性が高いと見られているが、年内の利上げの可能性について、どれほど踏み込んだ表現をするかが注目されている。一方で、利上げを急がないとのニュアンスも出すことが予想されている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1AC5KG
SMBC信託銀行
104.00-105.50
ドル円は続落。本邦政府による経済対策が小規模にとどまるとの一部報道を受けて政策への期待が損なわれ、ドル円は東京市場で一時104円を下回る場面もみられた。しかし、米国で発表された7月の消費者信頼感指数が97.3、6月の新築住宅販売件数は前月比3.5%増といずれも市場予想を上回ったことなどを背景に、その後は104円台後半まで持ち直した。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合は明日早朝(日本時間3:00)の政策発表で政策金利を据え置く公算が大きい。一方、声明文で9月の利上げを示唆するような文言が含まれればドル円は反発地合いを強めようが、足元の雇用の伸び鈍化を受けて労働市場に関する判断が上方修正される可能性は低く、利上げ再開は12月の会合になると当行は予想している*¹。ドル円は目先、日足一目均衡表の基準線103円25銭を下値メド、同転換線105円74銭を上値メドに振幅するとみている。*¹ 「モーニング経済メモ」, 2016.07.25, Citi Research
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
104.00-105.30
昨日のドル/円相場は104円台へ下落。朝方、タカ派で知られる英中銀金融政策委員会のウィール委員が直ちに金融刺激策を講じることを支持との英紙報道を受け英ポンドが上値を重くするなか、前日の軟調な米株の流れを引き継いだ日本株が下げ幅を拡大すると、本邦輸出企業の円買いフローも相まってドル/円は105円台後半から104円台半ばまで急落。一旦105円近辺まで戻す局面もあったものの、再度円買い優勢の地合いとなるとストップロスを巻き込みながら下げが加速、欧州株もオープン後は軟調に推移したこともありドル/円は104.00の安値を示現した。しかしその後、米消費者信頼感指数や新築住宅販売が予想を上回ったことや、軟調な入札結果を受け米金利が上昇し全般にドル高が進むと、ドル/円も104円台後半まで戻すこととなった。 現時点で米利上げ織り込みは十分な状況とはいえないことから、本日まで開かれるFOMC会合後に出される声明を受け米金利上昇・ドル高で反応するリスクは相応にあると考えているが、その先に控える日銀金融政策決定会合を前に上値は限定的となるだろう。今回の日銀会合では追加緩和実施との予想が多数派を占めているが、賃金上昇率やGDP目標の設定、あるいはバランスシートに関するコミットメントを行う等の新たな政策措置を打ち出すシナリオも一部では予想されており、不透明感が強い。さらに、マイナス金利政策発表(1月末)後の急激な株安・円高を一度経験しているため、既存の「3次元」の範囲内での緩和を行うと仮定しても市場の反応は読み難く、日銀会合前には、残存する円ショートポジションの手仕舞いや様子見していた輸出企業の円買い(本日はスポット応答日が月末にあたり、一般的にフローが出やすいと見られる)がドル/円の上値を押える展開を予想する。7/21に付けた107.49は、121.70(1/29高値)と111.45(5/30高値)とを結んだダウントレンドラインを「補強」しており、チャートの形状も下を向いているといえそうだ。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160727.pdf
Shere