2016/8/4 FX外国為替各社の予想と雇用統計を控えて
FXブログ
2016-08-04 11:17:41

2016/8/4 FX外国為替各社の予想と雇用統計を控えて

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は限定的な動きになりました。
書いておいたアメリカの7月ADP全国雇用者数と7月ISM非製造業景況指数も、雇用者数はやや予想を上回り、ISM非製造業景況指数は予想を下回りましたが、どちらも動きはあまり見られませんでした。
今日はやや円高に流れていましたが、明日は雇用統計を控えている為、上も下も行き辛い状況でしょうか。
今夜も21時半からアメリカの新規失業保険申請件数が発表されますが、昨日の動きを見るとそれほど動くのか疑問に感じます。
また他にはイギリスのBOE政策金利が発表されますが、25bp利下げで0.25%予想なので、20時~21時台の動きには注意しておきたいところです。

ロイター
100.70-102.00
[東京 4日 ロイター] -<07:49> ドル100.70─102.00円の見通し、リスク回避ムードはやや後退 ドル/円は101.32円付近、ユーロ/ドルは1.1147ドル付近、ユーロ/円は112.88円付近。きょうの予想レンジはドル/円が100.70―102.00円、ユーロ/ドルが1.1100─1.1200ドル、ユーロ/円が112.30─113.60円とみられている。東京時間は101円前半を中心にもみあう展開が予想される。ダウ工業平均の反発や原油先物価格の持ち直しなどでリスク回避ムードがやや後退しており、日経平均が想定以上に上昇すれば101円半ばまで強含む可能性もあるという。きょうは日銀の岩田規久男副総裁の講演が予定されており、次回の金融政策決定会合に関するヒントが得られるか関心が寄せられている。海外時間はイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)の結果が材料になりそうだ。大方の市場参加者は利下げが決まると予想しており、議事要旨でさらなる緩和スタンスが示されるか注目されている。「英ポンド/円、英ポンド/ドルが乱高下すれば、ドル/円も余波で動く可能性がある」(国内金融機関)との声が出ていた。経済指標はオーストラリア小売売上高、米国の新規失業保険申請件数、製造業新規受注などが予定されている。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1AK5UK

SMBC信託銀行
100.70-101.80
ドル円は小反発。米国で発表された経済指標は、①7月のADP雇用統計で民間部門雇用者数が前月比17万9000人増と6月からやや伸びが高まった、②7月のISM非製造業景気指数が55.5と6月から低下した、など強弱まちまちとなった。ただ、米主要株価指数が底堅く推移したことや原油先物価格の反発を受けて、ドル円は100円台後半から101円台後半へ上昇した。市場予想によれば、今晩発表される米週間新規失業保険申請件数は26万5000件と前週からわずかに減少する見通し。市場予想を大幅に上振れれば、米労働省が5日に発表する雇用統計を前にドル買いに弾みが付くこととなろう。チャート上、上値メドは日足一目均衡表の基準線と転換線が収れんする103円70銭辺り。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
100.60-101.60
 昨日のドル円は101円ちょうどを挟んで揉み合う展開。101.08レベルで東京時間をオープンしたドル円は、浅川財務官の発言などもあり序盤は小確りと推移。しかしその後日経平均株価が下げ幅を拡大させるにつれ円買いが強まると101円を割り込み、安値100.75まで下落。その後買い戻され101円台を回復すると、海外時間序盤までは101円台前半を中心として揉み合う展開が続いた。この日発表された米ADP雇用統計が市場予想を上回り、一方米ISM非製造業景況指数は予想を下回るも相場への動きは限定的に。しかし原油が1バレル=40ドル台を回復し、米株・米金利が確りと推移する展開にドル買いが優勢となり、ドル円は高値101.57まで上昇。その後は調整から小緩むと、ドル円は101.25レベルでNYクローズを迎えている。 本日のドル円は上値の重い展開を想定。日銀金融政策決定会合の結果発表前から既に約4円下落したことになるが、円売り材料が出尽くし(事前予想の範疇を出ず)、複数のFOMCメンバーによる利上げに前向きな発言を受けても米利上げ観測が高まらない中、ドル円は反発を見込みづらい状況。昨日はガソリン在庫の減少から原油価格が反発したことにより、リスクセンチメントは一旦改善していると見られるが、原油在庫自体は増加。先日はOPECが生産拡大を表明したとも伝えられており、今後も原油価格の下落が主導でリスクオフの円買いが進む展開には警戒すべきか。一方本日のドル円についてもリスクは下方向にあると見る。明日の米雇用統計に先行して発表されたADP雇用統計は市場予想を上回ったが、ISM景況指数の内訳を見ると製造・非製造業ともに雇用指数が前月比低下しており、楽観視は出来ない。6月初旬に発表された5月の雇用統計が市場予想を大幅に下回ったのは記憶に新しいが、当時もADP雇用統計では市場予想通りの結果が発表されていた。米雇用統計を翌日に控え、ドルを積極的に買い進めづらい中、ドル円は上値の重い推移が続くだろう。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160804.pdf