2016/8/22 FX外国為替各社の予想とレンジ相場へ
こんにちは
先週末は予想通りどちらにも流れずレンジ相場となりました。
今日はいきなり窓を開けてスタート、やや円安に流れています。
円高は99円台で抵抗がなかなか強かった事もあり、やや円安の方へ意識してよさそうです。
ただ、それほど強い訳でもなく特定の要因もないのでほんの少し程度で、まだレンジ相場と考えておいた方が良いでしょう。
既に26日のイエレンFRB議長の発言まであまり動かないのではという話も出ているので、追加要因が出てこなければ少しずつ売り買いする程度に留めておいた方が良さそうです。
ロイター
100.00-101.20
[東京 22日 ロイター] -<07:39> ドル100.00─101.20円の見通し、早朝の高値から反落 ドル/円は100.45円付近、ユーロ/ドルは1.1318ドル付近、ユーロ/円は113.66円付近。きょうの予想レンジはドル/円が100.00―101.20円、ユーロ/ドルが1.1270─1.1370ドル、ユーロ/円が113.10―114.30円とみられている。ドル/円は午前4時に100.30円付近から約15分間で100.83円まで買い進まれ、さらに午前5時20分までに100.90円まで上昇した。その後は利益確定売りに押されて、現在の水準まで反落し、早朝の上昇分をほぼオフセットした格好になっている。20日ニューヨーク市場午後5時時点のドル/円は100.18/23円。早朝のドル高/円安について市場では「米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長の発言と黒田総裁の発言が手掛かりになったとみられる」(外為アナリスト)という。ただ、ユーロ/ドルに動意が見られないため、後者の影響が大きいとされる。20日付の産経新聞は、日銀の黒田東彦総裁のインタビューを掲載。その中で同総裁は、9月に開かれる次の金融政策決定会合で予定されている「総括的な検証を踏まえ、必要な場合にはちゅうちょなく追加的な緩和措置を講じる可能性は十分ある」と述べた。また、マイナス金利について「技術的な意味ではさらに引き下げる余地がある」とし、「限界にはまだ到達しておらず、むしろ所期の効果を発揮している」とも指摘した。FRBのフィッシャー副議長は21日、完全雇用および2%の物価上昇率という目標に近づいているとの見解を示した。ただ、追加利上げの具体的な時期については言及しなかった。今年の雇用成長のペースについて、昨年より緩やかとしたものの、労働市場が改善を続けるには「十分過ぎるほど」だとし、「雇用の動きは非常に底堅い」と指摘。また食品とエネルギーを除く物価上昇率は2%に「届く距離」にあるとした。イエレンFRB議長は26日に金利政策のガイダンスについて講演する予定。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1B20KQ
SMBC信託銀行
99.80-101.20
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が18日の講演で「国内経済は力強く勢いもあることから、できれば割合早い時期に緩やかな利上げペースへと戻ることが理にかなう」と述べたことが意識され、ドル円は99円台後半から100円台半ばへ上昇。ただ、一段高には材料不足でその後は100円台前半でのもみ合い推移となった。市場予想によれば本日発表される7月のシカゴ連銀全米活動指数は0.20と6月の0.16を上回る見通し。ただ、市場の注目は26日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長によるジャクソンホールでの講演に集まっており、同指数の大幅な上振れ、下振れが無ければドル円相場への影響は限定的か。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
100.00-101.10
先週末のドル/円は方向感に乏しい推移となった。東京時間を100.16レベルでオープンしたドル/円は、仲値にかけては輸入企業の実需のフローも見られ、100.40近辺まで上昇した。その後は特段の材料がない中、100円台前半での推移が続くも、下落基調にあった日経平均株価が反発する場面に高値100.47を付ける場面も見られた。ただ、その後は方向感に欠ける推移が続き、海外時間に入っても、米経済指標の発表もなく、特段のニュースも見当たらない中、100円台前半での狭いレンジでの推移となり、結局100.23レベルでNYクローズとなった。 米早期利上げ期待が盛り上がらない中、先週は複数の米地区連銀総裁から年内利上げについて前向きな発言が相次いだが、ドル/円相場の反応は限定的なものとなった。また、公表された7月分のFOMC議事要旨では、米経済に関する見方については強気な姿勢を見せたものの、早期利上げの必要性に関するFRBメンバーのスタンスは大きく割れており、実際の利上げ開始時期を判断するためには、さらなる指標を検証する必要があるとしている。かかる中、FF金利先物市場における9月利上げの織込みは2割前後で大きな変動は見られておらず、市場の注目は26日に行われるイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演に集まっている。過去のFRB議長のジャクソンホールでの講演では、金融政策の方向性が示されたこともあることから、今回のイエレン議長の発言には注目が集まるところ。ただ、それまでは日米ともに注目される指標の発表もないことや、先週、ハト派とされるダドリーNY連銀総裁の利上げに前向きな発言を受けてもドル/円の反応は限定的であったことも勘案すれば、イエレン議長の講演までのドル/円は方向感に欠ける推移となると考えている。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160822.pdf
Shere