2016/8/30 FX外国為替各社の予想と週末に向けて
FXブログ
2016-08-30 10:11:16

2016/8/30 FX外国為替各社の予想と週末に向けて

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は書き損ねてしまいましたが、先週末はやはり日中は動きがなく、夜中のイエレン米連邦準備理事会議長の講演で円安に動き始めました。
ただ昨日の時点では既に勢いは弱く、徐々に値を戻す展開になってます。
今夜のアメリカ消費者信頼感指数も予測は弱い状態で、更に円安は考え辛そうですね。
既に週末の雇用統計へ目を向けている人も多いので、各指標の影響は受けるでしょうが、短期的にもそれほど上下するとも思えない状態です。

ロイター
101.30-102.40
[東京 30日 ロイター] -<07:37> ドル101.30─102.40円の見通し、102円挟みのもみ合いか ドル/円は101.95円付近、ユーロ/ドルは1.1188ドル付近、ユーロ/円は114.05円付近。きょうの予想レンジはドル/円が101.30―102.50円、ユーロ/ドルが1.1130─1.1230ドル、ユーロ/円が113.50―114.70円とみられている。きょうは五・十日に当たり仲値公示にかけてはドルの下値がサポートされやすい。一方、前日のニューヨーク市場の高値が102.31円と東京市場の高値102.39円を下回ったこともあり、102円台では実需の売りが予想される。このため、日中は102円ばさみのもみ合いとなる可能性が高いとみられている。前日のニューヨーク市場では、米長期金利の低下を背景にドルが下落する場面が見られた。米10年国債利回りは足元1.5629/1.5612%の気配で、前日ニューヨーク終盤とほぼ変わらず。前週末ニューヨーク終盤には1.6330%だった。日本時間午後7時半からはブルームバーグが米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長とインタビューする予定で、注目されている。米商務省発表の7月個人消費支出は前月比0.3%増で市場予想と一致、自動車などの耐久財が好調で4カ月連続で増加した。ただ食品・エネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)物価指数は前月に続き0.1%の伸びにとどまり、インフレ圧力の高まりは示されなかった。FRBがインフレ指標とするコアPCEの前年同月比は1.6%上昇。3月以降、同水準の伸びが続いている。個人消費支出の内訳は、自動車を含む耐久財が1.6%増。サービスは0.4%増だった。半面、非耐久財は0.5%減少した。個人所得は0.4%増。6月の0.3%増から加速した。賃金は0.5%増。貯蓄は7947億ドルと、前月の7762億ドルから増加した。26日に発表された第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値では、内訳の個人消費支出が4.4%増と、2014年の第4・四半期以来の大幅な伸びを記録した。7月の個人消費支出データは、第2・四半期の勢いをほぼ維持していることを示唆している。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BA4S1

SMBC信託銀行
101.40-102.50
米国で発表された7月の個人消費支出(PCE)デフレーターは前年比0.8%上昇と6月(同0.9%上昇)から伸びが鈍化。一方、振れの激しいエネルギーと食品を除くコアPCEデフレーターは同1.6%上昇と市場予想(同1.5%上昇)を上回り、6月と同じとなった。強弱まちまちな経済指標が並ぶなか米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げを織り込む向きは一服し、ドル円は102円台前半を中心に上値の重い展開となった。市場予想によれば本日発表される6月のS&Pケースシラー住宅価格指数は前年比5.12%上昇、8月の消費者信頼感指数は97.0とそれぞれ前月(同5.24%上昇、97.3)を下回る見通し。米利上げ観測を高めるには力不足とみられ、ドルを買い進める動きは限定されそうだ。チャート上、ドル円は8月8日高値102円66銭付近が目先の上値メド。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
101.50-102.40
昨日のドル/円は102円台を回復するも、海外時間にはドル高の流れが一服する展開。東京時間のドル/円は101.94レベルでオープン。先週末のドル買いの流れが継続し、日経平均株価も高値圏で揉みあう展開となる中、ドル/円もじりじりと値を上げ、一時高値102.38を付けた。その後、102円台前半での推移が続く中、海外時間に入るとNY時間朝方発表された米経済指標はほぼ予想通りの結果となり、ドル/円への影響は限定的となるも、NY時間午後には米債利回りが低下。ドル/円の上値も次第に重くなり、102円を割り込むと、その後は101円台後半での推移が続き、結局101.91レベルでNYクローズとなった。 先週末のジャクソンホールで行われた経済シンポジウムでのイエレンFRB議長の講演や、その後のフィッシャー副議長の発言を受けた米利上げ観測の高まりの流れを引き継ぎ、昨日のドル/円はおよそ3週間ぶりに102円台前半まで上昇した。先週の市場の最大の注目はイエレン議長の講演内容に集まっていたこともあり、フィッシャー副議長から利上げ時期についての発言が想定外のタイミングでされたことは、相応のインパクトをもたらし、米利上げ観測を強める大きな要因となった。既に発言を受けたドル高は一服の兆しが見えつつあるものの、上記シンポジウムでは黒田日銀総裁も講演を行っており、「追加緩和の余地は十分」との見方を示している。この日米の金融政策のスタンスの違いはドル/円をサポートする要因となりそうで、市場の注目は9月2日に発表される米8月雇用統計に移りつつある中、目先のドル/円は底堅く推移すると考えている。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160830.pdf