2016/8/31 FX外国為替各社の予想とやや円安へ
こんにちは
昨日はあまり動かないと思ってましたが、フィッシャーFRB副議長の発言の影響や指標の影響、原油安で103円台まで戻してきましたね。
ただここまで円安要因が重なったにも関わらずこれくらいという見方もできそうです。
今日は月末要因やアメリカのADP全国雇用者数が発表されるので、昨日より今日の方が動くかなと思っていたのですが、昨日動いたので少し読み辛くなってしまいました(^^ゞ
やや円安の方へ流れやすいと思います。(昨日止まって今日円安に流れると考えてただけに戻り警戒が必要になりました。)
ロイター
102.30-103.60
[東京 31日 ロイター] -<07:48> ドル102.30─103.60円の見通し、月末の実需フローを注視 ドル/円は102.92円付近、ユーロ/ドルは1.1148ドル付近、ユーロ/円は114.70円付近。きょうの予想レンジはドル/円が102.30―103.60円、ユーロ/ドルが1.1100─1.1200ドル、ユーロ/円が114.00―115.30円とみられている。前日の海外市場では、8月の米コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数が11カ月ぶりの高水準となったことや、原油安で資源国通貨が売られドルが買われたこと、月末のフロー、米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長の発言内容が伝わったことなど複合的な要因でドルが買い進まれ、一時103.14円と約1カ月ぶりの高値を付けた。週末の雇用統計を控えた短期筋のショート・カバーもドルの上昇を支援した。きょうは「久々の103円台なので駆け込み的なドル売りフローが予想される。ただ、輸入勢の月末のドル買いも予想され、売り買い交錯となりそうだ」(外為アナリスト)とみられている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BB59H
SMBC信託銀行
102.50-103.50
米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長はブルームバーグとのインタビューで「雇用は完全雇用に極めて近い」との見解を示したほか、「(利上げは)1回きりと言えるわけではない」と述べた。こうした発言が利上げに向けて前向きと受け止められたほか、8月の米消費者信頼感指数が101.1と市場予想(97.0)を上振れたこともドルの支援材料となり、ドル円は101円台後半から103円台前半へ値を伸ばした。本日発表される8月のADP雇用統計では民間部門雇用者数が前月比17万5000人増と7月(同17万9000人増)とほぼ同水準の伸びになると市場で見込まれている。ただ、米労働省により2日に発表される8月雇用統計が徐々に意識され、ドル円は上値の重い展開に移行しよう。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
102.60-103.50
昨日のドル円は上昇。101.84レベルでオープンしたドル円は5・10日に伴う本邦実需筋のドル買い需要から102円台前半までじり高の展開。しかし、前日高値を上抜けるほどの力強い上昇とはならず、一巡後は102円台前半での動意の乏しい展開が続いた。海外時間に入り、フィッシャーFRB副議長の利上げに前向きな発言や、良好な米経済指標を受けドル買いが優勢となる中、ドル円は103円前半まで上伸。終盤にかけては103円付近での底堅い推移となり、102.97レベルで取引を終えている。 本日のドル円は小確りとした展開を予想する。ジャクソンホールでの講演会以降、米利上げ観測が高まる中でドルは主要通貨に対して買われる展開となっている。昨日はフィッシャーFRB副議長が「データに基づき金利の道筋を決めていく必要がある」とする一方、「金利決定は1回で終わるものではない」とし、年内利上げに前向きと取れる発言を行っている。次の注目材料は今週末に控える米雇用統計。それまではイベントまでのモラトリアムを享受する中でドル円は底堅い展開になると考えている。足許のドル円について、本邦要因としては日銀の「総括的な検証」への期待、米要因としては前述の通り「利上げ観測」への期待がドル高・円安地合いのサポートになっている。期待先行で相場が形成されている状況下、イベント通過後は「sell the fact」のリスクに晒されることになる。今後も日米の金融政策に対して期待感が持続する保証がない中で、中長期的にドル買い地合いが継続し、ドル円が上昇していく展開は想定しづらい。ドル売り需要に対しては機動的なヘッジをオススメしたい。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160831.pdf
Shere