2016/9/6 FX外国為替各社の予想と今夜動く?
こんにちは
昨日はやはり落ち込んだ後から動きがあまりなくなりました。これは昨日書いたようにアメリカ市場が休みだった事もあると思います。
ただ今朝から急激に円安に流れて、先ほどまた元に戻しています。
これは日銀緩和の思惑や日本市場が開いた後の流れの影響だと思いますが、あっさり戻したことを見ても正直本格的に動き始めるのは休み明けのアメリカ市場だと思います。
特に23時からのISM非製造業景況指数には注目ですね。
ロイター
102.90-104.10
[東京 6日 ロイター] -<7:51> ドル102.90─104.10円の見通し、米早期利上げの行方めぐり指標に関心 ドル/円は103.43円付近、ユーロ/ドルは1.1149ドル付近、ユーロ/円は115.35円付近。きょうの予想レンジはドル/円が102.90─104.10円、ユーロ/ドルが1.1100─1.1200ドル、ユーロ/円が114.70─115.90円とみられている。ドル/円は、米ISM非製造業指数に関心が寄せられている。「早期利上げをめぐる思惑が出れば値幅が出るかもしれない」(国内金融機関)との声が出ている。東京市場では、株価をにらみながらの展開が予想される。ドル/円は103.40円を軸に上下20─30銭程度の値動き、との見方が聞かれた。豪準備銀行(中銀)が政策金利を決定するが、今回は据え置きの見方が大勢となっている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BH4BA
SMBC信託銀行
102.60-104.00
昨日は黒田日銀総裁の「金融緩和政策の『総括的な検証』」と題する講演の内容を受け、ドル円は東京市場で103円台前半まで下落した。米国がレーバーデーの休日だったこともあり、ドル円はその後も小動きだった。黒田総裁は「総括的な検証」が緩和縮小方向の議論ではないと明言したものの、マイナス金利などの現状の金融政策の副作用やコストについて詳細に触れたことから、「総括的な検証」が公表される9月20-21日の日銀金融政策決定会合における追加緩和観測は後退した。また、政策発表前にこうした講演が行われたことは、これまで市場のサプライズを演出してきた黒田総裁の姿勢が変化したと受け止められ、意表を突く新たな緩和策への期待も幾分冷やされたといえよう。本日のドル円は2日高値104円32銭を意識する上値の重い展開か。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
103.00-104.10
昨日のドル円は下落した。103.97レベルでオープン東京時間をオープンしたドル円は、しばらく103円台後半での推移が続いたものの、注目された黒田日銀総裁の講演で次回会合での追加緩和の手がかりについて言及されず、緩和観測が後退する展開にドル円は下落。その後、一時前日比230円超で推移していた日経平均株価が上げ幅を縮小させる動きも相俟ってドル円は103円台前半まで下落した。海外時間に入ってもドル円の下落は続き、一時安値103.15を付けるも、その後は徐々に値を戻し、NY休日で取引が薄くなる中、103.45でクローズとなった。 昨日の黒田日銀総裁の講演では、追加緩和は「まだ十分可能」、「(総括的検証は)緩和の縮小という方向の議論ではない」とし、追加緩和限界論を否定した。その一方でマイナス金利政策については「金融機関の収益に与える影響が相対的に大きい」等の具体例を示し、その副作用について踏み込んで発言したことや、一部で期待されていた9月会合での追加緩和実施に関する明確な手がかりを示さなかったことから、市場からは追加緩和観測の後退と受け止められた。ただ、黒田総裁は同講演で「日本経済にとってベネフィットがコストを上回るのであれば、躊躇すべきではない」とも述べており、マイナス金利深堀りを含む追加緩和も辞さないという姿勢は崩していない。また、米国では先週末の米8月雇用統計はNFPが市場予想を下回ることとなったものの、米金融政策正常化の道筋を絶たせるほどとは言えず、FF金利先物から見た9月利上げ確率は雇用統計発表前と発表後の水準はほぼ変わっていない。依然、日銀の追加緩和観測と米利上げ観測が燻り続ける中、引き続きドル円は底堅く推移すると考えている。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160906.pdf
Shere