2016/9/12 FX外国為替各社の予想と利上げどうなる?
FXブログ
2016-09-12 10:50:48

2016/9/12 FX外国為替各社の予想と利上げどうなる?

投稿者:のりだーさん

こんにちは
先週末は北朝鮮の核実験の影響はほぼなし、円高に流れていましたが、追加緩和期待やローゼングレン・ボストン連銀総裁の講演で103円台に乗りました。
しかしその後値を戻し、102円台で取引を終えました。
今朝は一段と円高に流れましたが、今のレンジでの利上げありなしで上げ下げしそうです。
今日はあまり指標発表がありませんが、アメリカの指標とブレイナードFRB理事の発言が26時(夜中の2時)に固まってるので要注意です。

ロイター
102.00-103.20
[東京 12日 ロイター] -<07:43> ドル102.00─103.20円の見通し、リスク回避の円買いと米利上げ期待のドル買い ドル/円は102.50円付近、ユーロ/ドルは1.1235ドル付近、ユーロ/円は115.22円付近。きょうの予想レンジはドル/円が102.00―103.20円、ユーロ/ドルが1.1190─1.1290ドル、ユーロ/円が114.70―115.90円とみられている。米国株の大幅続落を受けた日経平均の動向が注目されるほか、ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の講演が注目されている。市場は「株安を受けたリスク回避の円買いと、米早期利上げ期待からくるドル買いの攻防戦となりそうだ」(外為アナリスト)とされる。この日は、シンガポール市場が休場で、流動性が低下することが見込まれ、フロー次第ではボラティリティーの上昇が予想される。 東京市場では102円割れの水準では押し目買いニーズが見込まれている。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BN0FR

SMBC信託銀行
101.60-103.30
9日に日頃から慎重なスタンスで知られるボストン連銀ローゼングレン総裁が、緩やかなペースでの緩和解除を続けなければ、足元の米経済の回復局面が短くなる懸念を表明。早期利上げ観測が再燃し、米金利が上昇。ドル円はいったん103円台まで上昇したものの、NY株の下落もあり、前週末は102円台後半で終えた。しかし、月曜日早朝には、週末にクリントン氏が体調を崩したとのニュースを受け米大統領選への不透明感が増したためか、ドル円は102円台前半に下落している。本日は利上げに消極的なFRBのブレイナード理事の講演が予定され、発言内容次第では相場が大きく動く可能性がある。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
101.90-103.00
 9日のドル円相場は一時103円台まで上昇後、102円台後半まで反落し越週。102.32レベルでスタートしたが、寄り付き直後は堅調だった日本株が次第に上値を重くすると円高基調となり102円割れを示現。その後一時反発を見せるも、「意見交換」として安倍首相と会談した黒田日銀総裁から、(日銀による)外国債券の購入についての話は出なかったと発言があると、再度102円ちょうど付近まで下落。しかしながら欧州時間帯には、本田前内閣官房参与の「9月に追加緩和すべき」とのコメントが伝わったことや、一部報道を背景に次回の金融政策決定会合での利下げ期待が高まるととじりじりと円安圧力がかかり、ドル円は前日高値の102.60円を上抜け。さらに、注目されたローゼングレン・ボストン連銀総裁の講演では「急激な引き締めは景気を後退させる」と牽制しながらも、利上げを待ちすぎることで経済を過熱させるリスクにも言及したことで、米金利は上昇、為替市場ではドル高が進んだ。ドル円相場は一時103.06円まで値を伸ばしたが、その後タルーロFRB理事からは利上げに慎重な見方が示されたこともあり、NY17時は102.73水準で迎えた。 ジャクソンホールシンポジウムでのイエレンFRB議長の講演、また同タイミングでのフィッシャーFRB議長の発言等を受け高まった9月利上げ観測は、その後の米雇用統計、ISM景況感指数等の結果を受け、大部分が剥落したが、ハト派と見られていたローゼングレン・ボストン連銀総裁が9日、利上げに前向きな発言をしたことで再び盛り上がっている状況。ただ、同日の米株式市場は大きく値を下げ、利上げ期待が高まったドルとともに、リスクオフ局面で選好される円も全般的に買い進められたことは特徴的であった。 FOMC前のブラックアウト期間に突入する直前である本日12日にブレイナードFRB理事の講演が設定された背景には、(市場での織り込みがほとんど進んでいないことから)9月利上げの地ならし的意味合いが少なからずあったと推測しているが、9日のような動きが続くようであれば、米金利上昇→株安の流れが、ドルと円のパフォーマンスを高めそうであり、とすれば、ドル円の動きは限定される一方で、クロス円は下落リスクに注意が必要か。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160912.pdf