2016/9/20 FX外国為替各社の予想と今日も停滞
こんにちは
昨日は日本市場が休みという事で、売り買いが弱い中、想定外のストップを巻き込んだ下落に少し驚きました。
ただ、やはり書いていたようにFOMCに向けて様子見モードで、レンジ推移となりそうです。
それほど動かないと思いますが、21時半からのアメリカ住宅着工件数には少し注意。
アメリカのテロの方はあまり動きが見られませんでしたが、いきなり動く可能性もあるので警戒しておいた方が良いかもしれません。
ロイター
101.40-102.40
[東京 20日 ロイター] -<07:35> ドル101.40─102.40円の見通し、イベント控えてレンジ相場か ドル/円は101.83円付近、ユーロ/ドルは1.1176ドル付近、ユーロ/円は113.84円付近。きょうの予想レンジはドル/円が101.40―102.40円、ユーロ/ドルが1.1130─1.1230ドル、ユーロ/円が113.40―114.40円とみられている。きょうは日米金融政策のイベントを控えて「1円程度の値幅とみられる。101円半ばでは底堅さを見せているものの、前日のドル安からの戻りが鈍いこともあり、102円の半ばは遠そうだ」(外為アナリスト)という。19日のニューヨーク市場では、日銀と米連邦準備理事会(FRB)の今週の会合の結果を受けて市場がドル買い/円売りで反応しないとの見方が優勢になり、ドルが下落した。過半数の市場参加者が、20―21日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが利上げを見送ると予想していることもドル安要因となった。ニューヨーク市場午後5時時点で、主要6通貨に対するドル指数 は0.30%安の95.822。米10年国債利回り は1.694%と前営業日から0.7ベーシスポイント低下した。現在は1.7066/1.7048%の気配。市場関係者は、ニューヨーク中心部のマンハッタンで17日夜に爆発が起きたものの、米国債に対する安全資産買いはほとんど見られなかったとしている。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BV3JH
SMBC信託銀行
101.20-102.40
ドル円は下落。週末発表された8月米消費者物価指数(CPI)は前年比1.1%上昇と市場予想(同1.0%上昇)を上回り、ドル円は一旦102円台半ばまで上昇。ただ、NYでのテロ発生や9月20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にドルのポジションを落とす動きもあり、日本の休日中に101円台後半まで戻っている。本日は、日米中央銀行の金融政策決定会合初日となる。両国共に、足元の物価は目標にはほど遠い状況にある。市場の予想は、米国に関しては利上げ見送りで一致したようだが、日銀についてはなお見方が分かれており、ドル円は様子見姿勢が強くなるだろう。チャート上、日足一目均衡表の転換点である102円39銭が目先の上値のメドか。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
101.50-102.50
先週末のドル円は102円を挟んだ動意薄の展開。東京市場は101.99レベルでオープン。来週にかけて日米両国で重要イベントを控えていることや、アジア市場の多くが休場となる中で102円を挟んだ方向感の乏しい展開。海外時間に米10年債利回りが上昇する中で102.46を付ける場面が見られるも、更なる上値追いとはならず。102.25レベルでクローズ。 昨日のドル円は小幅に下落。アジア時間は102円台前半での小幅なレンジ推移となったが、海外時間の序盤にストップを巻き込みながら101円台後半まで下落。その後も軟調な推移となり101.58まで下落する局面も見られた。しかしイベント待ちの情勢の中、下値を探る展開にもならず。終盤にかけて101円台後半での推移となり101.91レベルでクローズ。 本日のドル円は動意の乏しい展開を予想する。昨日、米債利回りが小幅に上昇していることはサポート材料とはなりえるが、来週にOPECの非公式会合を控え原油については積極的な動きは望みづらく、そして何より本日から21日にかけて日銀金融政策決定会合・FOMCを控えている状況下、本日は102円付近での小幅な推移に留まる公算が大きいだろう。ドル円の動静を決めるであろう9/21。日本についてフォワードガイダンスの強化やマイナス金利拡大などが指摘されているが、コンセンサスは形成されていない印象。そして米国については、9月利上げ折込は20%程度となっており、政策の現状維持がメインシナリオ。直近で言うと、日米両国が金融政策の変更(米国→引締め、日本→緩和)を選択した後、ドル円の上昇は一時的なものに留まり、下落方向へ進んだのは記憶に新しいところ。日米共に金融政策が現状維持となった場合、ドル円は下方向に向かう可能性が大きいだろう。また、仮に政策変更を決定しても、将来にわたる政策の持続性、市場に対して期待感を持たせ続けることが出来ない場合、ドル円が上昇トレンドに回帰するのは難しい。何れにせよドル円は下方向への警戒が必要だろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160920.pdf
Shere