2016/9/28 FX外国為替各社の予想と売り買い交錯
FXブログ
2016-09-28 12:28:22

2016/9/28 FX外国為替各社の予想と売り買い交錯

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は朝から低調でしたが、書き込みした第1回米大統領候補テレビ討論会の影響もあり円安へ。
しかし、ドイツ銀行絡みの懸念からEUの株が下落、また原油も下落し元の水準に戻ってきました。
今日は日本市場のオープンからやや円安に流れています。
今日は円安円高どちらへも急激に流れる事は考え辛いと思います。
夜にはアメリカの各指標(耐久財受注・週間原油在庫・7年債入札)やイエレンFRB議長の発言があるので、その時間はやや大きく流れる事も警戒しておいた方が良さそうです。

ロイター
99.90-101.10
[東京 28日 ロイター] -<07:42> ドル99.90─101.10円の見通し、スポ末で売買交錯 ドル/円は100.41円付近、ユーロ/ドルは1.1217ドル付近、ユーロ/円は112.64円付近。きょうの予想レンジはドル/円が99.90―101.10円、ユーロ/ドルが1.1170─1.1270ドル、ユーロ/円が112.00―113.20円とみられている。 前日のニューヨーク市場終盤には、ドイツ銀行を取り巻く懸念をきっかけに欧州金融セクターに対する懸念が広がり、ドルが対ユーロで上昇した。一方、ドル/円は、米株高や予想を上回る米消費者信頼感指数と、欧州金融懸念及び原油安など、材料が強弱入り混じり、横ばいだった。この日は、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が下院金融サービス委員会で証言する予定。きょうはスポ末で、この日の約定分の決済は月末に当たるため、「実需のフローが予想される。円高基調のなか、輸出勢は101円台で売ってくる構えだが、100円前半では輸入勢の買い需要があるとみられ、売り買い交錯するだろう」(外為アナリスト)という。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1C34T1

SMBC信託銀行
99.50-101.00
ドル円はいってこいの展開。昨日は米大統領選候補者のテレビ討論会において民主党クリントン候補の優勢が伝えられ、東京市場ではオバマ政権との継続性維持を好感し、ドル円が101円近辺まで上昇した。しかし、「増産凍結の可能性があるのは11月石油輸出国機構(OPEC)総会」とのサウジアラビア石油相発言で28日開催予定の非公式会合への期待がほぼ消え、NY株が下落。ドル円は100円台前半に戻った。昨日はフィッシャー米連邦準備制度(FRB)副議長が米賃金の上昇と低金利の弊害を指摘したが、市場の反応は薄かった。同様に本日のイエレンFRB議長ほかFRB要人の講演も材料視されない可能性もあろう。引き続きドル円の下値メドは英国の欧州連合(EU)離脱時につけた99円02銭、上値メドは日足一目均衡表の転換線である101円40銭近辺とみられる。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
99.80-100.90
 昨日のドル円は上に行って来いの展開。100.38レベルでオープンしたドル円は、前日海外時間の流れを受け、本邦株が軟調な寄付きをみせると100.09まで連れ安となった。しかし、更なる下落とはならず程なく100円の半ばまで反発した。注目された米大統領候補のTV討論は経済対策・安保政策などがテーマとなっていたが、クリントン候補が討論を優位に進めたとの見方が優勢。市場に安心感が広がる中、株式市場が前日比プラス圏まで上昇、ドル円も一時100.99まで上昇を見せた。海外時間に入り、独をはじめ欧州株の軟調な推移に加え、イランが原油生産を凍結する意思が無いとの報道を受け原油も下落。リスク回避の動きが強まりクロス円が下落する中でドル円も100円前半まで下落した。その後は100円前半から半ばでの方向感の乏しい展開となり、100.43レベルで取引を終えている。 本日のドル円は上値の重い展開を予想する。本日は米要人の発言が相次ぐが、先週FOMCを消化した直後であり、相場を動意付かせるほどのサプライズは期待できないだろう。かかる状況下、月末にかけてドル円は第2四半期末を控えた本邦実需筋のフローの影響が強まると考えている。ドル円は年初から一辺倒に円高が進行してきた状況で、企業の想定為替レートは現状の水準より円安水準に置かれているケースも想定される。言ってみれば本邦企業においては外貨が 滞留しやすい環境になっており、第2四半期を控え持ち高の調整が行われる可能性もあろう。他方、前述の通り、昨日からアルジェリアで行われている産油国会合にて、イランが原油凍結に応じない構えを見せているとの報道がされており、独大手銀行の信用不安も燻ぶっている状況の中でリスクセンチメントの改善は期待しにくい。ドル円は一時的に100円を割り込む展開も想定しておきたい。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160928.pdf