2016/10/5 FX外国為替各社の予想と今夜は注意!
こんにちは
昨日は円安には流れたのですが、思っていたより流れて行きましたね。
最近の高値(9/29)あたりで止まるかと思ってました(^^ゞ
昨日書いたトランプ氏有利=円高とは逆の流れ、とは別によく見たら5月からの三角持合いを上抜けした事等の心理的要因もありそうですね。
今日は日付を超えたあたりから円安への流れは一旦弱まっています。
金曜に雇用統計が控えている事もありますが、今夜もアメリカの指標が、ADP全国雇用者数・貿易収支・サービス業PMI・ISM非製造業景況指数・製造業受注指数・週間原油在庫と続くうえ、ミネアポリス連銀総裁やリッチモンド連銀総裁の発言もあるので、円安の流れは強そうですがこれらの指標次第になりそうです。
また、イギリスのEU離脱問題でポンドの下落はまだ止まらなそうです。
ロイター
102.30-103.50
[東京 5日 ロイター] -<7:50> ドル102.30─103.50円の見通し、米経済指標で地合い見極め ドル/円は102.80円付近、ユーロ/ドルは1.1206ドル付近、ユーロ/円は115.19円付近。きょうの予想レンジはドル/円が102.30─103.50円、ユーロ/ドルが1.1150─1.1250ドル、ユーロ/円が114.70─115.90円とみられている。きょうはADP全米雇用報告など複数の米経済指標の発表を控えており、足元のドル/円の上昇基調の持続力を見極めたいとの声が出ている。「米指標が強ければ、素直にドル買いの反応が期待される」(国内金融機関)という。アジア時間は株価にらみの展開が続くとみられている。商業決済の集中する五・十日にあたり、少なくとも仲値公示にかけては国内勢のドル買いが支えになるとの思惑も出ている。前日海外時間にドルは総じて堅調だった。リッチモンド地区連銀のラッカー総裁が、インフレを制御するには金利が著しく上昇する必要があるかもしれないと述べ、利上げの強い根拠が存在するとの認識を示し、米国の年内利上げ観測が強まった。
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1CA3PU
SMBC信託銀行
102.30-103.50
米製造業景況指数の改善を受けて世界経済に対する懸念が和らぎ日本株が堅調に推移するなど、投資家心理が上向くなか円売り優勢となった。ドル円は東京時間に102円の大台を上抜け、今年5月以降の三角持合いを上放れると一段高となり、NY市場では103円台をうかがう展開となった。なお、米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は、「現在の失業率やインフレ率を考慮すると金利は現行水準から約1.5%高い水準にあるべき」との認識を示した。本日は9月の米ISM非製造業景況指数が発表されるが、当行では54.1と市場予想(53.0)や8月(51.4)を上振れると見込む*1。予想通りとなる場合、年内利上げ観測が高まり、ドルに押し上げ圧力がかかりそうだ。ドル円は今年2月以降のレジスタンスである90日移動平均線(103円05銭)を明確に上抜けると、上昇余地が広がる可能性も。*¹ 「モーニング経済メモ」, 2016/10/3, Citi Research
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
102.50-103.50
昨日のドル円は底堅く推移。シドニー時間に安値101.57を付け、東京時間は101.85レベルでオープン。前日の良好な米ISM製造業景況指数や独大手銀行の資金懸念が和らいだことを背景に、日経平均株価の堅調な推移にサポートされ、ドル円は102円台前半まで底堅く推移。しかし、102円台前半で上値を押さえられ方向感のない値動きに。海外勢参入後は欧州株が続伸、米株が高く寄り付き、米地区連銀総裁の発言も材料視されると、ドル円は102円台後半へ上げ幅を拡大。一部報道でECBのテーパリングを早める可能性があると伝わったことからユーロ買いドル売りが強まり、ドル円は反落する場面も見られたが、ユーロドルの上昇が一服すると高値102.96を付けた。その後は上げ渋ると、102.90レベルでNYクローズを迎えている。 本日のドル円は、方向感ない推移を予想。昨日は、前日のISM製造業景況指数の結果を受けて全面的にドル買いが進んだ。先日から報道が出ている独大手銀行の和解金支払問題についても一旦市場では消化されたようで、株価や原油価格の堅調な推移がドル円の下値をサポートしている。しかし、更に一段と上昇するには米国の利上げ観測の高まりが必要だろう。現在、金利先物市場では年内利上げについて織り込みが6割程度となっているが、年内利上げに踏み切る判断をするには時期尚早だろう。FRB議長は9月FOMC後の講演で、年内の利上げ実施はデータ次第と述べていた。先日3日ISM製造業景況指数は好調だったが、同日発表の自動車販売台数や建設支出は市場予想を下回っていた。先月発表の 雇用統計やISM非製造業景況指数、小売売上高なども市場予想を下回っていたことを思い返せば、今後米経済指標の軟化および更なる利上げ観測後退も懸念される。昨日は英ポンドが1985年以来の安値を付けるなど、来年初旬に開始されると目されている英EU離脱交渉にまつわる話題も気にかかるところ。係る中、当面、少なくとも週末の雇用統計の内容を見るまではドル円を更に積極的に買い進めるのは難しいと考える。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161005.pdf
Shere