2016/10/12 FX外国為替各社の予想FOMCまで停滞
FXブログ
2016-10-12 11:35:50

2016/10/12 FX外国為替各社の予想FOMCまで停滞

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日はやはり日中それほど動きが見られず、予想していた夜中に動いてやや円高に流れました。
これも昨日書いていましたが、104円台にちゃんと乗るかどうかに注目していたのですが、やはり104円あたりに壁がありますね。
今日は日中はやや停滞、夜中3時のFOMC議事録公表で動く可能性があると思ってますけど…。
ユーロの不安定化は警戒しておいた方が良さそうです。
イギリスのEUからの離脱とドイツ銀行の破綻懸念はしばらく尾を引きそうです。
逆に英ポンド/円や英ポンド/米ドルの上げ下げは勝負をするのに面白そうな通貨になっています。

ロイター
102.90-104.10
[東京 12日 ロイター] -<07:48> ドル102.90─104.10円の見通し、欧州通貨安を警戒 ドル/円は103.44円付近、ユーロ/ドルは1.1060ドル付近、ユーロ/円は114.48円付近。きょうの予想レンジはドル/円が102.90―104.10円、ユーロ/ドルが1.1010─1.1110ドル、ユーロ/円が113.80―115.10円とみられている。前日の海外市場では、原油安、アルコアの決算発表を嫌気した米国株の大幅安、英ポンドやユーロなど欧州通貨安など、米大統領選に対する不透明感に加え、リスク回避を誘う材料が出揃った。きょうも「海外でのリスク回避ムードを引きずる可能性が高い。ただ、米長期金利が6月2日以来の1.77%台に乗せたことで、ドルの下値はある程度支えられるだろう」(外為アナリスト)という。また、欧州通貨安によるリスク回避センチメントの広がりにも注意したいという。「ハードブレグジット」懸念をひきずる英ポンド は前日の取引で、1.2090ドルまで下落した。現在は1.2215ドルまで買い戻されている。ロイターディーリングによると、英ポンドは前週末1.1491ドルまで下落し、31年ぶりの安値を付けた。英ポンド安に連れ安となったユーロも1.1049ドルまで下落し2カ月ぶり安値をつけた。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1CH540

SMBC信託銀行
102.70-104.00
日経平均株価が上昇するなど市場心理の改善を背景にドル円は東京時間に一時104円台前半へ上昇する場面もみられた。ただ、その後、さえない企業決算や年内利上げ観測を受けて米国株が値を崩すなか、103円台前半へ下落した。本日はNY連銀のダドリー総裁やカンザスシティ連銀のジョージ総裁が講演する予定。先週末に発表された9月の米雇用統計を踏まえたうえで、早期利上げに向けた前進が示唆されるか注目。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月20、21日開催分)も公表されるが、利上げはあくまで緩やかなペースで慎重に進める方針が示されるとみられ、ドル相場の圧迫材料となる可能性があろう。チャート上、ドル円は10月5日安値102円67銭付近が目先のサポート。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
103.00-104.10
 昨日のドル円は小幅に下落した。103.71レベルでオープンしたドル円は、前日に原油価格が大きく上昇したことなどを受けて日経平均が約1ヶ月ぶりに17,000円台に乗せると、ドル円も104円に迫る水準まで連れ高となった。終盤にかけて再度ドル買いが強まると、ドル円は104.07まで上昇する場面もみられた。海外市場序盤は103円台後半での動意薄の展開となったが、ハードブレグジットへの懸念が高まる中、ポンド円が下落したことや、振るわない米経済指標の結果を受けてドル円は103円台前半まで下落。その後、冴えない米企業決算が発表される局面では103.17まで下げ幅を拡げた。しかし、終盤にかけては米10年債利回りが下げ渋ったこともありドル円は反発し、103.52レベルで取引を終えている。 本日のドル円は103円台半ばでの動意薄の展開を予想する。9月後半からのドル円の上昇局面において104円台では上値の重さが意識される。一方で、昨日はハードブレグジットへの懸念からポンドが大きく下落、冴えない米指標や米決算が発表されるなどリスクセンチメント後退局面においてドル円は下押しされる局面が見られたが、結局は103円台半ばまで値を戻している。現在のドル円の水準(103円台半ば)は100日移動平均や一目均衡表の日足の雲の上限などのチャート的に重要なポイントがあり、明確に抜けていくには更なる材料、もしくは米利上げに関する明確なヒントが必要な印象。以上を踏まえると、短期的にはドル円は膠着局面を迎える公算が大きいと考えている。また本日はFOMC議事要旨[9/20-9/21]の公表が予定されている。「金利引き上げの根拠は強まった」との踏み込んだ表現がなされるなど、年内利上げの環境整備がなされたのは記憶に新しいところ。しかし、年内の利上げ折込が7割程度まで織り込まれ、更なる折込余地が乏しいことも考えるとドル円がレンジを切り上げるには力不足だろう。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161012.pdf