2016/10/14 FX外国為替各社の予想と重要指標多い
FXブログ
2016-10-14 12:41:55

2016/10/14 FX外国為替各社の予想と重要指標多い

投稿者:のりだーさん

こんにちは
一昨日の予想は半分当たりで、日中は予想通り動きがなかったものの、FOMCより早く動きが出ました。
昨日は中国の貿易統計が低調で円高に、しかしその後は動きが少なくなっています。
今日は夜中からの円安の流れのまま徐々に値を戻してきています。
朝から発表されていた日本の指標、また10時半に発表された中国の消費者物価指数が好調だったことも要因ですね。
ただ今夜はアメリカの小売売上高、生産者物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数と重要な指標発表があります。
また夜の2時半からイエレンFRB議長の発言があるので要注意です。
JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、シティ・グループとアメリカ大手の決算発表もある為、株の連動での動きにも警戒したいところですね。

ロイター
103.10-104.30
[東京 14日 ロイター] -<7:52> ドル103.10─104.30円の見通し、リスク回避ムードの持続力が焦点に ドル/円は103.63円付近、ユーロ/ドルは1.1053ドル付近、ユーロ/円は114.54円付近。きょうの予想レンジはドル/円が103.10―104.30円、ユーロ/ドルが1.1000─1.1100ドル、ユーロ/円が113.90―115.10円とみられている。ドル/円は、前日からのリスク回避ムードが持続するかどうかが焦点になりそうだ。米早期利上げ期待を支えにドル/円は底堅さが意識される一方、「米株価が大きく崩れるようなら102円台に逆戻りしかねない」(国内金融機関)との声も出ていた。アジア時間は株価や経済指標にらみとなる。中国の9月消費者・生産者物価指数の発表が予定されている。海外時間にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長講演や米小売売上高の発表などがあるため、アジア時間終盤にかけては様子見ムードが出やすいとみられている。前日の海外時間には、中国の低調な貿易統計を受けてリスク志向が後退したことに伴い、主要6通貨に対するドル指数 が約7カ月ぶり高値から下落した。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1CJ5K1

SMBC信託銀行
103.20-104.70
ドル円は下落。昨日午前中に公表された9月の中国貿易統計が市場予想を大幅に下回り、同国経済が持ち直しつつあるという見方に疑問符がついた。リスク回避的な動きは欧米市場でも続き、ドル円は結局104円台後半から103円台前半まで下落した。本日は9月米小売売上高に市場の関心が高い。市場予想では、前月比0.6%増と強めの伸びが見込まれている。また、週末に米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の講演が予定され、景気判断や利上げ見通しに関する発言があるのか注目される。チャート上、ドル円は依然として一目均衡表の雲の上限103円51銭付近にあり、心理的節目となる105円を目指す展開か。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
103.00-104.20
 昨日のドル円は下落した。東京時間104.30レベルでスタート。前日海外時間のドル買いの流れを引き継ぎ、日経平均株価も堅調に推移したことからドル円は一時高値104.63まで上昇。しかし中国9月貿易統計が市場予想以上に低調となったことからリスクオフの展開となり、日経平均株価が反落、ドル円も103円台半ばまで急落した。その後は一旦動意に乏しい展開となるが、リスクオフの流れは欧州勢参入後も継続。欧州株が軟調な中でドル円に方向感は出なかったものの、米株が安く寄り付くとドル円は安値103.34まで下落。その後は米株が買い戻されたことや、地区連銀総裁の発言もあり、ドル円は103円台後半へ水準を戻すものの、そのまま103.72でNYクローズを迎えている。 本日のドル円は方向感の出づらい展開を予想。9月FOMCの議事要旨では明確に米利上げへの反対を唱えたのは2名、他のメンバーはぎりぎりの判断で利上げ据え置きに賛成したことが明らかにされた。物価上昇を確認したいと講演で述べていたメンバーがFRB理事をはじめ複数人おり、此処許原油価格が持ち直していることに鑑みれば、これらのメンバーが年内に米追加利上げ賛成に転じるなど、米国が年内利上げへ向かう可能性は高まっているかもしれない。年内利上げが意識される中で、ドル円の下値はある程度支えられるだろう。しかし、昨日は中国貿易統計の軟調さからリスクオフの展開となった。昨年末に米国が初回の利上げを実施後、2016年初に中国を震源として世界的にリスクオフ局面となったことは記憶に新しい。今後米追加利上げに向けて米ドル高が進む中で、初回米利上げ後のような人民元安・株全面安のようなリスクオフの展開も想定されよう。本日は米小売売上高の発表やFRB議長の発言が控えているが、11月初旬に大統領選挙を控え、中国リスクやハードBREXIT懸念など海外経済にもリスクの火種が燻っている。係る中では、ドル円の上値を積極的に追っていくのは難しいと考える。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161014.pdf