2016/10/25 FX外国為替各社の予想と円安の流れ
こんにちは
昨日は欧州の株価が堅調、製造業PMIが予想を上回り好調、米10年債利回りが上昇、シカゴ連銀エバンス総裁による利上げ発言と良い情報が流れて円安に流れています。
今日も徐々に円安に流れてきていて、以前から話している壁を突破できるかですね。
抜けるとそのまま105円近辺まで行く可能性もあると思ってます。
今夜はアメリカの消費者信頼感指数、2年債入札、アトランタ連銀総裁の発言あたりに注目。ユーロ側のドイツIFO景況指数、イギリスカーニーBOE総裁の発言やドラギECB総裁の発言にも注目しておいた方が良いかもしれません。
ロイター
103.80─104.80
[東京 25日 ロイター] -<07:42> ドル103.80─104.80円の見通し、欧米のリスク選好の流れ引き継ぐか ドル/円は104.34円付近、ユーロ/ドルは1.0873ドル付近、ユーロ/円は113.40円付近。きょうの予想レンジはドル/円が103.80―104.80円、ユーロ/ドルが1.0820─1.0920ドル、ユーロ/円が112.90―113.90円。前日のニューヨーク市場では、ドル/円が上昇。米連邦準備理事会(FRB)当局者から早期利上げを示唆する発言が相次ぎ、FRBは12月に追加利上げ(訂正)を決めるとの観測が高まった。アジアの中央銀行によるとみられる米国債の売りを受けて米長期金利が上昇したことも、ドル/円相場の上伸を招いた。「欧米市場のリスク選好の流れを引き継いで、104.48円、104.63円という直近高値を上抜ければ、105円が意識される流れとなるだろう。ただ、104円半ばでは実需勢などによるドル売り需要も予想される」(外為アナリスト)という。シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は24日、インフレ見通しと労働市場の改善が継続する限り、2017年末までに3度の利上げが適切だろうと発言した。24日発表の10月製造業購買者景気指数(PMI)速報値は1年ぶりの高水準となった。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1CU57W
SMBC信託銀行
103.60-105.00
米国で発表された10月のマークイット製造業PMIは53.2と市場予想(51.5)を上回り、2015年10月以来の高水準となった。米国債利回りに押し上げ圧力がかかるなかドル高地合いとなり、ドル円は103円台後半から104円台前半へ上昇した。本日発表される米経済指標は①10月の消費者信頼感指数が101.5と9月(104.1)を下回る、②同月のリッチモンド連銀製造業指数はマイナス4と9月(マイナス8)を上回る、などまちまちな内容が市場で見込まれている。ドル円相場を明確に方向付けるには材料不足で、目先は日足一目均衡表雲上限の位置する103円51銭から心理的な節目の105円前後で方向感を探る展開か。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
103.60-104.60円
昨日のドル円相場はNY時間に104円を突破して上昇した。東京時間は103.92レベルにてオープン。朝方発表された本邦9月貿易収支は結果4,983億円の黒字となり予想黒字額を大きく上回ったが反応は限定的だった。その後も104円を目前に小幅な値動きが継続し上値の重さが目立ったため東京時間終盤にかけて一時103.82まで弱含む場面も見られたが下値も限定的だった。欧州時間は株価が堅調推移したことでクロス円が上昇したことに連れて、ドル円も104.04まで浮上する場面も見られた。NY時間は米10月マークイット製造業PMIが53.2と予想(51.5)を上回ったことが好感され104.12まで上値を更新。その後米10年債利回りが大幅上昇したことでドル円は高値104.32をつけた。また、シカゴ連銀エバンス総裁による「来年末までに3回の利上げ見込んでいる」との発言が伝わったこともドル円を高値圏に維持し、結局104.18でクローズした。 本日のドル円相場は104円台が維持できるかに注目。昨晩発表された米経済指標の堅調さ、高官による利上げサポート発言を鑑みると、本日もドル円は堅調な推移を続けるだろう。懸案としては、今月に入り104円台にて幾度となくドル円が押し戻されており、105円台に押し上げる程のニュースがあるのか疑問が残る。このため上値の重さが一度確認されると再び103円台に押し戻される展開には注意したい。また、一旦105円台載せが視野に入れば上値方向に勢いが着く可能性がある。相場が動意づくタイミングでは値動きを確認したい。
https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161025.pdf
Shere