2016/10/26 FX外国為替各社の予想と週末に向けて
FXブログ
2016-10-26 11:31:20

2016/10/26 FX外国為替各社の予想と週末に向けて

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は予想通り円安へ流れましたが、夜に書いておいた10月の米消費者信頼感指数が予想を下回ったあたりから、数日上がっていたこともあり反発で急落。
昨日の朝の値まで戻ってきてしまいました。
しかし、今朝は日本市場が開始後から指標が良かった豪ドル上昇もあり、節目を抜けた105円を追う流れと利益確定の売りが交錯しています。
先日から書いているように個人的にも104円台の節目が気になっていたので、円安にやや流れやすくなったと思っています。

ロイター
103.70-104.70
[東京 26日 ロイター] -<7:45> ドル103.70─104.70円の見通し、ドル高地合いは続くか ドル/円は104.17円付近、ユーロ/ドルは113.51ドル付近、ユーロ/円は115.97円付近。きょうの予想レンジはドル/円が103.70─104.70円、ユーロ/ドルが1.0840─1.0940ドル、ユーロ/円が112.90─113.90円とみられている。ドル/円は、米金利や株価の動向をにらんだ展開が続くとみられる。海外時間からの弱含みの流れで、いったん上値は重くなりがちとみられているが「ドル高地合いは続いている。104円を割り込んでも短時間ではないか」(国内金融機関)との見方が出ていた。「月末に向けたフローも意識され、東京時間は底堅そうだ」(別の国内金融機関)との声も聞かれる。前日の海外時間にドル/円は、英ポンドやユーロの売りが強まる中で上昇し、一時7月29日以来の高値となる104.87円を付けたが、終盤にはポンドとユーロがドルに対して朝方の安値から切り返した。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のカーニー総裁の発言で、欧州の追加金融緩和観測が後退。これにつられ、ドルは対円でも値を消した。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1CV62J

SMBC信託銀行
103.60-104.70
8月の米連邦住宅金融局(FHFA)住宅価格指数が前月比0.7%上昇と7月(同0.5%上昇)から伸びが高まるなど好調な米住宅関連指標を手掛かりに、ドル円は一時104円台後半へ上昇した。ただ、原油相場が軟調に推移したほか、10月の米消費者信頼感指数が98.6と市場予想(101.5)や9月分(103.5)を下振れたことから、米10年債利回りが低下するなか104円台前半へ押し戻された。市場予想によれば本日発表される10月の米サービス業PMIは52.5と9月(52.3)を上回る一方、9月の米新築住宅販売件数は年率60万件と8月(同60万9000件)を下回る見通し。強弱まちまちな指標が並ぶなか、ドル円は引き続き日足一目均衡表雲上限の位置する103円51銭が目先のサポートになる一方、節目の105円前後で上値の抵抗を受ける展開とみている。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
103.70-104.80
 昨日のドル円は上に往って来いの展開。東京時間を104.34レベルでオープンしたドル円は、日経平均株価の堅調な推移を横目に104.49まで上昇するも、その後は材料に欠ける中、104円台半ば付近で狭いレンジでの推移が続いた。海外時間に入ると、欧州株の堅調な推移を背景にドル買いが優勢となる展開に。NY時間にはウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の「利上げのタイミングは12月が適切」といった発言や、英ポンドが大幅に下落したことを受け、ドル円は一時高値104.87まで上昇した。しかしながら、その後は10月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことや、米10年債利回りが低下したこと等から、ドル円は下落に転じ、一時104.10を付け、結局104.23レベルでNYクローズとなった。 クリントン氏優勢とされる米大統領選の動向や、米国の年内利上げ観測の高まり等を背景に、ドル円は堅調な推移となっている。特に米利上げ動向については、FOMCメンバーからもタカ派な発言が相次いでいる。FF金利先物市場から見る12月の利上げ確率は70%超と年内利上げに向けた織り込みは相応に進んでおり、今後、米経済指標が大幅に予想を下回る結果が続くことがない限り、目先ドル円は底堅い推移が継続する公算が大きいと見ている。その一方で、年内利上げがほぼ織り込まれている状況下、ドル円の上昇余地も限られるものと考えられる。先日、エバンズ・シカゴ連銀総裁の「2017年末まで、おそらく3度の利上げを織り込む」との発言が伝えられたが、現状、12月以降の米利上げについては、ほぼ織り込まれていない状況。今後、来年以降の利上げ動向もドル円相場に大きく影響を与えそうであり、注意を払いたい。

https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161026.pdf