2016/11/11 FX外国為替各社の予想とアメリカ利上げ
FXブログ
2016-11-11 10:59:01

2016/11/11 FX外国為替各社の予想とアメリカ利上げ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
予想通り円高に一時は向かいましたが、上院も下院も共和党が勝った事、あとは日米の金利差の拡大の影響もあり戻しましたね。
その後株価の上昇や戻りの流れから、元より円安に流れています。ただ利益確定の売りもあり、上値はやや抑えられそうですね。
今日はアメリカのミシガン大消費者信頼感指数、フィッシャーFRB副議長の発言あたりに注目ですが、アメリカが祝日という事もあり(ただし株式市場などは通常通り)やや動きは限定的かなと思います。
問題はフィッシャーFRB副議長が利上げについて何か発言をするかなので、発言のある23時からの動きには注視したいです。

ロイター
105.90-107.40
[東京 11日 ロイター] -<07:46> ドル105.90─107.40円の見通し、東京市場は利益確定売り先行か ドル/円は106.70円付近、ユーロ/ドルは1.0887ドル付近、ユーロ/円は116.22円付近。きょうの予想レンジはドル/円が105.90―107.40円、ユーロ/ドルが1.0820─1.0950ドル、ユーロ/円が115.40―116.90円とみられている。前日の海外市場では、米30年国債及び10年国債利回りが1月以来の高水準を付けたことや、米国株が上昇したことを受け、ドルが一段高となった。ドル指数 は一時99.081と10月25日以来の高水準に達した。ドル/円はロンドン市場とニューヨーク市場で3カ月半ぶり高値106.95円まで上昇した。きょうの東京では、「きょう米債券市場がベテランズ・デーで休場なので、いったん週末を控えた利益確定売りが入りやすいのではないか、3カ月半ぶりの高値圏での実需の売りも予想される」(外為アナリスト)とされ、株価が上昇してもドル/円の上値が重くなる可能性が指摘されている。目先の上値抵抗ラインは、107円ちょうどと7月21日の高値107.49円で、「これらを上抜ければ上昇バイアスが掛りやすい」(同)という。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1DB6KR

SMBC信託銀行
106.20-107.50
ドル円は続伸。米共和党トランプ氏が打ち出した経済政策への期待から同国の長期金利が上昇。政策金利に敏感に反応するといわれる2年債利回りは0.91%台まで上昇し、5月下旬以来の高水準を付けた。こうしたなか、ドル円は107円付近まで上昇し、7月21日以来の高値を付けた。本日は特段の米経済指標の発表はないが、米国はベテランズデーの祝日で3連休前の持ち高調整で、ドル高に一服感が広がる可能性もある。また、米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が講演を行う。12月の利上げ観測が高まっているが、足元の金利急騰を受けて今後の政策運営についてどのような見解を示すか注目される。ドル円の上値メドは、7月21日高値107円49銭付近。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
106.30-107.30
 昨日のドル円は上昇した。東京時間のドル円は105.81レベルでオープン。序盤、前日海外時間の流れを引き継ぎ、106円に迫る局面が見られるも、同水準では相応の円転フローもあったことから、一時104円台後半まで下落。しかしながら、その後は日経平均株価の堅調な推移を横目に上昇に転じ、105円台後半を回復した。海外時間に入ってもドル円は堅調に推移。トランプ氏の政策期待、それによるインフレ期待から米大統領選以降、堅調な推移を見せていた米金利、米株が一段高となると一時高値106.95まで上昇。その後も106円台後半での推移が続き、106.79レベルでNYクローズとなった。 米大統領選におけるトランプ氏勝利という予想外の結果に対し、リスク回避的な流れは数時間で終了、トランプ氏がこれまで主張してきたインフラ投資の拡大により財政負担が増大するとの懸念の高まりから米長期金利が上昇している。これを受け、ドル円相場も上昇を続けており、昨日は約3ヶ月半ぶりの水準となる106円台後半を付けた。ただ、現時点ではトランプ政権下における具体的な政策内容はまだ確認できていない。勝利後の演説やオバマ大統領との会談では融和姿勢を示しているものの、選挙戦においては自国通貨高や自由貿易に否定的な発言を繰り返しているだけに、経済や外交面での政策に対する不透明感は大きい。今後、新政権下での政策内容について見極める展開となりそうだ。それまでは引き続き米金利動向や、今後相次いで予定されているFedメンバーによる大統領選結果を受けた金融政策への影響についての発言に注目が集まろうが、足許のドル円については金利、日米欧株価の堅調な推移を背景に底堅い地合いが継続するものと考える。

https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161111.pdf