2016/11/16 FX外国為替各社の予想と一旦落ち着く?
こんにちは
急激に円安に流れていますね。
トランプ氏の影響と言うより、利回りや指標が好調な為利上げ観測が高まったからと言えます。
ただ、流石に急激に上がりすぎですし、節目の110円台での反発も予想されるので、戻りには注意しましょう。
トランプ氏が就任前に、危ない部分の発言を撤回 or 言ってない状態になってきたので長期的には先が読みづらくなりました。
今日はアメリカの生産者物価指数、週間原油在庫あたりに注目ですね。
ロイター
108.50-109.80
[東京 16日 ロイター] -<07:49> ドル108.50─109.80円の見通し、米金利の上昇鈍り株価に焦点 ドル/円は109.04円付近、ユーロ/ドルは1.0721ドル付近、ユーロ/円は116.94円付近。きょうの予想レンジはドル/円が108.50─109.80円、ユーロ/ドルが1.0680─1.0800ドル、ユーロ/円が116.30─117.60円とみられている。ドル/円は、このところ材料視されていた米長期金利の上昇が鈍ってきている一方、米株価が過去最高を更新するなどリスク選好地合いが意識され、東京時間も「株価がしっかり推移すれば、ドル/円も引き続き底堅い動きになりそうだ」(国内金融機関)とみられている。ただ、109円台では利益確定売りも出やすいとされ、売買は交錯しそうだという。前日の海外市場では、ドルが主要通貨バスケットに対して上昇し、11カ月ぶりの高水準となった。対円では一時5カ月半ぶり高値109.34円を付けた。10月の米小売売上高が堅調だったことや、米株・原油価格の上昇、FRB高官のタカ派寄り発言などが、ドル買いを後押しした。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1DG5R0
SMBC信託銀行
108.50-109.70
ドル円は続伸。10月の小売売上高が前月比0.8%増と市場予想を上回る伸びとなったことに加えて、9月分が同1.0%増へ上方修正されたことなどがドル買いの手掛かり。株高と原油高も追い風となり、ドル円は109円台前半へ上伸した。市場予想によれば、今晩米国で発表される10月の鉱工業生産は前月比0.2%増と前月(同0.1%増)からわずかながら伸びが高まる見通し。昨晩発表された11月のNY連銀製造業景況指数がプラス1.5と4カ月ぶりにプラスに転じたことに鑑みても、企業の生産活動に持ち直しの動きが広がっており、米景気回復への期待がドルをサポートしよう。ただ、米国債利回りの上昇に過熱感が出ており、ドル円の上昇も節目の110円で一服感が広がるとみている。当面の下値メドは7月21日高値107円49銭辺りか。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
106.80-109.70
昨日のドル円は上昇した。東京時間のドル円は108.22レベルでオープン。本邦輸出企業のドル売りが相応に見られ、日経平均株価が前日比マイナス圏まで下落する中、ドル円は一時107円台後半まで下落。ただ、その後は米債利回りの堅調な推移等を横目に108円台を回復し、108円台前半でのもみ合い推移となった。海外時間に入り、NY時間朝方に発表された米10月小売売上高が予想を上回り、前回値も上方修正されると、ドル買いの流れが強まり、ドル円は109円台まで上昇。その後も堅調な米株の推移を横目にドル円も高値圏での推移となり、結局109.21レベルでNYクローズとなった。 先週の米大統領選でトランプ氏が勝利して以降、米金利上昇を背景にドル買いの流れが継続しており、昨日のドル円は約5ヶ月半ぶりの水準となる109円台前半まで上昇した。昨日は米10月小売売上高等の主要経済指標の良好な結果を受けた米利上げ観測の高まりから、幅広い通貨に対しドル買いが加速した格好となっており、FF金利先物市場から見る利上げ確率において、12月FOMCでの利上げが9割以上織り込まれ、12月利上げがほぼ規定路線となっている中、来年以降の利上げについても織り込みが進み、2回以上の利上げ確率が4割を超える水準まで上昇したことがドル上昇の要因と言えそうだ。ただ、昨日の米金利動向を見ると、トランプ次期大統領が主張してきた公約の実現性を懸念する向きもある中、上昇には一服感が見え始めている。かかる状況下、ドル円については、高値警戒感も意識されやすいものと考えられる。17日にはイエレン議長の議会証言も予定されている中、目先、ドル円の上昇幅は一旦は押えられるものと考えている。
https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161116.pdf
Shere