2016/11/17 FX外国為替各社の予想夜から急変動!?
こんにちは
昨日は一時さらに円安に進みましたが、やはり予想通り反発して落ちてきました。
今日は重要な指標や要人発言が多く、日中はやや様子見展開を予想してます。
アメリカの新規失業保険申請件数、消費者物価指数、フィラデルフィア連銀景況指数、住宅着工件数、住宅着工件数が夜の22時半発表なのでまずここが一つのポイントですね。
更に22時50分からダドリーNY連銀総裁の発言、24時(0時)からイエレンFRB議長の議会証言は超重要です。また26時半(2時半)からブレイナードFRB理事の発言もあり。
おまけに明日午前の安倍首相とトランプ次期米大統領の会談の内容も超重要です。
それぞれ内容次第で相場が急激に上下する可能性が高いので要注意ですね。
ロイター
108.30-109.60
[東京 17日 ロイター] -<07:58> ドル108.30─109.60円の見通し、海外の重要イベントで値幅 ドル/円は108.87円付近、ユーロ/ドルは1.0703ドル付近、ユーロ/円は116.43円付近。きょうの予想レンジはドル/円が108.30─109.60円、ユーロ/ドルが1.0630─1.0750ドル、ユーロ/円が115.90─117.20円とみられている。きょうは安倍晋三首相とドナルド・トランプ次期米大統領の会談、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言など、海外時間に複数の重要イベントがあり、「利益確定やポジション調整が入れば東京時間に108円半ばまで下落する可能性もある」(国内金融機関)との声が出ている。英国の小売売上高、米国のフィラデルフィア地区連銀業況指数、消費者物価指数、住宅着工件数、新規失業保険申請件数など、経済指標の発表も多い。「指標を含め材料が多いので、ドル/円は2円くらい値幅が出るかもしれない」(同)という。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1DH59K
SMBC信託銀行
108.00-109.50
ドル円は行って来いの展開。昨日発表された、米9月鉱工業生産が前月比横ばいと市場予想(同0.2%増)を下回ったうえ、米週間原油在庫の急増も重しとなった。ドル円はいったん6月1日以来となる109円台後半(109円76銭)をつけた後、NY株価の反落につれ、108円台半ばへ押し戻された。本日は10月米消費者物価指数(CPI)が発表される。市場は前年比1.6%上昇と9月(同1.5%上昇)から一段と伸びが加速することを見込む。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言も予定され、大統領選後の金利上昇・ドル高など情勢変化への認識が注目される。ドル円の上値メドは6月1日につけた110円83銭、下値メドは日足一目均衡表上の転換線105円48銭近辺か。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
108.50-110.30
昨日のドル/円は一時109円台後半まで上値を更新したが109円付近まで反落してクローズした。東京時間は109.04にてオープン。東京時間序盤は日経平均が寄付き後伸び悩んだ為109円付近で上値の重さが目立った。一時下値108.80まで小緩む場面も見られたが、昼にかけて日経平均が一段上昇したことでドル/円も109円付近を回復した。暫く同レベルで方向感に乏しい推移が継続したが、欧州時間に入ると米長期金利の上昇を横目にドル買いが優勢となり109円台半ばまでレベルを切り上げた。その後、米・ブラードセントルイス連銀総裁による12月利上げをサポートする発言を受けて高値109.76を更新した。NY時間に入り米株が反落して寄付くとドル/円も109円半ば割れまで反落。米10月生産者物価指数、米10月鉱工業生産ともに低調な結果となったこともドル/円の一段の下落を後押しし109円付近まで下落した。後にロシアエネルギー相によるOPEC減産同意を示唆する発言を受けてWTIが上昇するとドル/円も再び109.60付近まで反発したが、原油在庫統計の増加、軟調な米株を背景に再び109円付近まで下落し109.08にてクローズした。 本日のドル/円は110円を目前にもみ合いが継続すると予想。また110円トライはトランプ-安倍会談通過後となろうか。昨日はここ最近の金利上昇・株高によるドル高の流れを引き継ぎドル/円も一時109.76まで上値を更新した。しかし110円を目前にして米株の反落や米指標の軟化などを受けて上値追いに歯止めがかかり109円台を中心とした取引が継続している。本日はイエレンFRB議長の議会証言が予定されており大統領選挙後初の議長発言として注目が集まっている。しかし、トランプ新大統領がFRBの利上げスタンスについて批判していたこともあり、2018年2月以降のイエレン議長任期延長は難しいとの見方から議長発言の影響力の低下が懸念されており相場への影響は限定的になろう。寧ろ本日NY時間午後(18日日本時間午前)に予定されているトランプ-安倍会談において日米同盟や自由貿易の重要性についてトランプ新大統領と確認が出来れば市場に安心感が広がり改めて110円をトライする契機となるかもしれない。
https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161117.pdf
Shere