2016/12/12 FX外国為替各社の予想と様子見展開
こんにちは
先週末は予想通りもみ合いかと思ったのですが、ユーロが落ち込んだ影響でドルが上昇。
こちらは注目と言う事で書いていたミシガン大消費者信頼感指数が好調だったので、押し戻しから再度上昇して終わりました。
今日はあまり重要な指標もない為、FOMC金融政策発表や日銀金融政策発表をにらんで様子見展開だと思われます。
ロイター
114.70-116.00
[東京 12日 ロイター] -<7:50> ドル114.70─116.00円の見通し、株価・米金利にらみ方向探る ドル/円は115.37円付近、ユーロ/ドルは1.0545ドル付近、ユーロ/円は121.70円付近。きょうの予想レンジはドル/円が114.70─116.00円、ユーロ/ドルが1.0490─1.0610ドル、ユーロ/円が120.90─122.20円とみられている。きょうは目立った経済指標やイベントがなく、ドル/円は株価、原油価格、米長期金利などの動向を眺めながら方向を探る展開となりそうだ。約10カ月ぶりの高値圏ということもあり、利益確定や輸入企業のドル売りが出る可能性がある。一方、114円半ばでは押し目買いが入り、下値を支えそうだという。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1E60K5
SMBC信託銀行
115.00-116.00
米国で発表された12月のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は98.0と市場予想(94.5)を上振れ、2015年1月以来の高水準となった。これを受けて米10年債利回りが上昇するなか、ドル円は堅調に推移した。加えて、10日に開催された石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどOPEC非加盟国の閣僚会合では協調減産の合意が成立。原油先物価格(WTI)が1バレル=54ドル台後半へ急騰するなど原油相場の上昇を背景にドル円は本日早朝に115円台後半へ上伸した。チャート上、ドル円は週足一目均衡表上で三役好転となり、強い上昇トレンドが形成されている。本日は特段目立った米経済指標の発表が予定されていないものの、原油価格の上昇を手掛かりとした市場心理の改善も相まってドル円は底堅い推移か。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
114.80-115.80
先週末のドル円は上昇した。東京時間を114.07レベルでオープンしたドル円は、前日比高値で寄り付いた日経平均株価や米10年債利回りが2.4%台に上昇したことを背景に114.57まで上昇、その後は114.50付近でもみ合い推移となった。海外時間に入り、伊大手銀の救済計画完了期限延長をECBが否定したとの報道を受けユーロ売りドル買い圧力が強まると、ドル円は115.27まで上昇。利益確定売りなどで114円台まで押し戻されるものの、発表された米12月ミシガン大学消費者マインドが事前予想を上回る結果となると反発。米株・米金利の堅調な推移にも後押しされ高値115.37まで上昇した。その後は週末を控え狭いレンジでの推移が続き、115.36でNYクローズとなった。 今週は13-14日にかけてFOMCが開催される。今会合はトランプ大統領当選後初めての会合であり、同氏の政策期待で米株・米金利が大きく上昇した状況をどう金融政策に反映させるのかに注目が集まる。足許のマーケットはトランプ政策のいい面を過剰に織り込んでいる印象だが、急激に進んだドル高による輸出企業への悪影響や、輸入物価の上昇に伴う個人消費の減速など、米経済を下押しリスクも当然存在している。Fedメンバーからの見通しは未だ見られないが、14日のイエレン議長会見でこうした経済下振れのリスクについて言及があれば、ようやく期待先行で進行してきた相場が上げ止まり、調整局面を迎えるかもしれない。本日については日米ともに特段のイベントなく、FOMCを控え動意薄い展開を予想する。
https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161212.pdf
Shere