2016/12/14 FX外国為替各社の予想とFOMC後注意
FXブログ
2016-12-14 14:56:00

2016/12/14 FX外国為替各社の予想とFOMC後注意

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は予想通りほぼ動きなしでした。
今朝は日銀短観の発表がありましたが予想通りで動きなし。
設備投資や鉱工業生産が予想を下回ったものの今日はアメリカの指標待ちですね。
今夜はアメリカの小売売上高、生産者物価指数、鉱工業生産、週間原油在庫と続きますが、やはり28時からのFOMC政策金利とその後のイエレンFRB議長の記者会見に要注目。
25bp利上げはほぼ確定的で、既に織り込み済み状態なので、今後の見通しの方が重要になります。
アメリカの景気自体が良いので、円安に流れるのは当然だったのですが、トランプ次期大統領の政策次第でまた荒れる可能性はありそうです。

ロイター
114.40-116.10
[東京 14日 ロイター] -<07:43> ドル114.40─116.10円の見通し、FOMCの結果待ち ドル/円は115.20円付近、ユーロ/ドルは1.0625ドル付近、ユーロ/円は122.42円付近。きょうの予想レンジはドル/円が114.40―116.10円、ユーロ/ドルが1.0550─1.0700ドル、ユーロ/円が121.60―123.10円とみられている。前日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)がきょうまで2日間の日程で開催している連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決定するとの観測から、短期債利回りが上昇し、2年物米国債利回り が約6年ぶりの高水準となった。「FOMCメンバーの来年の金利見通しで、利上げベースに対してどのような姿勢を示すか、さらに、最近のドル高について、なんらかのけん制がなされるかなど、注目されている」(外為アナリスト)という。きょうは日銀短観も予定されているが、「短観はイベントではなくなりつつあり、無風通過となりそうだ」(同)という。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1E85BB

SMBC信託銀行
114.00-115.70
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて様子見ムードが広がるなか、ドル円は114円台後半から115円台前半で方向感を探る展開となった。日本時間15日の午前4:00にFOMCが公表する最新の金融政策については0.25%の利上げが確実視されている。こうしたなか、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長による会見やFOMCメンバーの最新経済見通しに注目が集まる。足元、トランプ米次期政権の財政政策を背景にFRBがタカ派色を強めていくとの見方が一部にある。ただ、経済対策の効果が表れる前に米金利上昇やドル高に伴う景気下押し圧力がかかる公算は大きく、政策運営方針は大統領選前に想定されていたものから大きくはずれる可能性は低いとみられる*¹。FOMCの結果公表後には、ここ最近のドル買いの巻き戻しが発生し、ドル円に短期的な下押し圧力がかかる可能性があろう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
114.70-116.70
 昨日のドル円は方向感なく推移した。オセアニア時間に安値114.75を付けていたドル円は、東京時間114.99レベルでスタート。序盤に114円台後半へ小緩むが、日経平均株価の堅調な推移につれられ115円台前半へ上昇した後は方向感に乏しい展開。海外時間入り後に欧州株が上昇するとドル円は高値115.48を付けたが、米金利低下を受けて小緩むと、FOMCを控えて115円台前半で動意なく推移。115.18レベルでNYクローズを迎えている。 本日結果発表を迎えるFOMCでは、市場予想通り利上げが実施される公算が高い。事前に織込み済であることから利上げ実施による反応は限定的とみられるが、重要なのは今後の見通しである。まず①政策金利見通しについて、9月FOMCでは2017年度の利上げ回数は2回(メンバーの予想中央値)とされ、市場もほぼ2回を織込みつつあるが、今回メンバーの見通しが上方修正されると見る向きがありそう。しかし次期大統領の政策が不透明な現在、FRBは見通しを変更しづらい面があろうし、次期政権への期待を根拠に見通しを引き上げるとも考えにくい。次に、②声明文はタカ派にシフトされる可能性が高い。前回11月のFOMC以降、米雇用について11月の失業率は4.6%という強い数字が示されており、また前回の声明文において上向かないインフレ期待の一因とされていた原油価格は、OPEC総会での減産合意を経て堅調に推移。少なくとも①の下方修正、②のハト派化は考えづらい。一方、昨年12月の初回利上げ実施後、材料出尽くし感からドル円が下落した局面の再来を警戒する向きがあるかもしれない。しかし、昨年同時期に漂っていた中国経済や原油価格動向への不透明感は現在一服感があり、米次期政権への期待感も下値を支えるだろう。当面のドル円は底堅い推移となることを予想する。

https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/index.html